3話 少女は歩き出す
PC1:“教歌穂月-マントラ・スピナー-”
八色刹那
(キャラシート)PL:ミハエル
PC2:“ヴァス・ドルヴァ”
妙見一成
(キャラシート)PL:闇猫
PC3:“熾天使-ゼラフ-”
久城紕俐
(キャラシート)PL:みはし
GM:雷鳥
メインログ|雑談ログ
目次
プリプレイ
関連セッション
二話 少女はあらわれる
GM:3話 少女は歩き出す
GM:始めて行こうと思います。まずは自己紹介から。
GM:HO1、八色さん!
八色刹那:はーい
八色刹那:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-vKO4QMM
八色刹那:「僕だ、L市第九地区区長兼治安維持組織"ガーンデーヴァ"総司令、八色刹那。覚えておいてくれるとこちらとしても嬉しい。」
八色刹那:八色刹那です。第九区長です。
八色刹那:元々L市の出身でしたが、ここ最近に至るまでのL市のごたごたに巻き込まれていく過程でどうにかして一角だけでもある程度の秩序が敷けないかと考え
八色刹那:色々努力して今の地位に上り詰めました、そして副産物として9区はホビアニみたいな区画になりました。
八色刹那:9区だけ雑に虚無僧怪人が襲来したりビルがロボットになったりやたら未来的な監視体制が敷かれていますが
八色刹那:本人は特に気にしていません、というか世界観に浸かってます
八色刹那:性格は真面目で朴念仁で熱血で天然。ホビアニとかに出てくるえらい指揮官そのまんまみたいな感じです
八色刹那:性能
八色刹那:ソラリスのピュアブリードです
八色刹那:活性の霧とか奇跡の雫で支援入れつつ
八色刹那:自分はストライクモービル(運転:第九地区)で殴ります
八色刹那:射程とかはまあ何とかなっているのでその面で手を借りることは無いはず…!
八色刹那:以上です!久しぶりの稼働ですがよろしくお願いします!
GM:はーい!HOはこちら
GM:HO1 八色 刹那
シナリオロイス:観音パト
副司令、観音パトが誘拐された。敵はありとあらゆる妨害を物ともせず、
いとも簡単に連れ去られてしまう。
それと同時に発生した、区内の“オブジェクト”の暴走。
混乱の中、あなたは9区を救う事が出来るだろうか。
八色刹那:この前変なのが来たけどどうにかなったと思ったら!
GM:そうはならない!頑張ってね
八色刹那:できるだろうかじゃない!救いに行くんだ!
八色刹那:頑張ります!
GM:次!HO2、妙見さん
妙見一成:はーい
妙見一成:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYibLn2gMM
妙見一成:妙見一成(みょうけん かずなり)23歳。
妙見一成:第九地区の治安維持組織“ガーンデーヴァ”の3人いる副司令官のうちの1人。
妙見一成:街の警備やパトロールなどを担当している実働班のトップになります。
妙見一成:上司である刹那様を心底尊敬していますが、定期的に自分の力不足による無力感に苛まれているとかいないとか…。
妙見一成:もともとは9区の田舎の方出身なので長閑な田園風景とか歴史ある街並みとかを見ると安心するらしいです。
妙見一成:性能としましてはサラバロクロスの変異暴走とかしない暴走する守護者です。変な奴です。
妙見一成:暴走すると絶対零度でダイスが増えたり拒絶領域でダメージを減らしたりします。
妙見一成:攻撃は災厄の炎で範囲を燃やすよ。呪石でダメージボーナスもあります。
妙見一成:今回は刹那様と一緒なので力不足にならないよう頑張りたいと思います!
妙見一成:よろしくお願いします!
GM:はーい!HOはこちら
GM:HO2 推奨ワークス UGNエージェント又はチルドレン
シナリオロイス:悪の秘密結社?
誘拐発生の1時間前。あなたは9区を巡回中、不穏な影を見つける。
いかにも怪しい目出し帽に黒ずくめの服装の3人組。いくら監視体制がしっかり
しているとは言え、さすがに声を掛けざるを得ない。彼らは「悪の秘密結社だ」と
言い張り、とりあえずガーンデーヴァまで同行を促したところ、緊急指令が入る。
妙見一成:また変なのが…
GM:不審者です 対処してね
妙見一成:勿論だとも
GM:次!HO3、久城さん
久城 紕俐:はーい
久城
紕俐:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY-6TO3QMM
久城 紕俐:「久城 紕俐(くじょう・かざり)自分で言うと悲しくなるが……売れない小説家だ」
久城 紕俐:ガサツでサバサバした口調で話す20代中ごろの女性です。
久城 紕俐:L市外から来た世にも珍しい観光客であり前の街では古本屋に勤めながら本を書いて過ごしておりました。
久城 紕俐:L市へは珍しい本の取引の為に立ち寄ったのですが肝心の取引元が消息不明となり
久城 紕俐:仮住まいが謎のビームによって消失、街を出るためのパスと財布が同上の理由で消失してしまったことなどなどの複合的な事情で街を出ずに住む場所を探している。
久城 紕俐:魔術関連の知識を得たいと相談したところ9区をお勧めされ、現状は9区のマンションの一室を使わせてもらっています。
久城 紕俐:が、マンション自体が変形ロボになると聞いて戦々恐々しています。
久城 紕俐:能力は物質から持ち主記憶を読み取る『ハートレスメモリー』を主体としており、蔵書から能力を呼び出している。
久城 紕俐:特に現在愛用している本は元々同居していた女性の置き土産であり彼女の記憶を呼び出して血の棘を現出させる戦い方をしています。
久城 紕俐:データ的には範囲をブラッドボムを使い焼きます!
久城 紕俐:雑魚狩りなら任せてね!ってことでよろしく願します
GM:はーい!HOはこちら
GM:HO3 推奨ワークス UGNエージェント又はチルドレン
シナリオロイス:謎の占い師
あなたが町を歩いている中、念の為と渡された端末が鳴る。
ガーンデーヴァより緊急指令が下った。区内にて“オブジェクト”が暴走中。
原因は不明。周囲の隊員は現場に急行し対処せよ。
それを最後に通信が切れ、ポールサムハイツからの連絡が途絶した。
どうするべきか迷う最中、目の前でオブジェクトが暴走している。
あなたは“オブジェクト“を沈静化しつつ、支部へ向かわなければならない。
久城 紕俐:「働けばお金がもらえる、このL市で生きるために私は頑張るぞ!」
GM:頑張って!
GM:最後にトレーラーを
GM:
随一のセキュリティを誇る九区。大きな事件は起きず、平穏そのものを表すような場所。
だが、それはいとも簡単に崩された。
副司令、観音パトの誘拐。
それと同時に発生する、オブジェクトの多発暴走。
影に暗躍するは、悪の秘密結社。
救い出し、取り戻せ。
あなたが正義を貫くならば。
OP1
GM:OP1 シーンPC 八色さん 他PCは登場不可
GM:登場侵蝕をお願いします。
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 4)増加 (38 → 42)
GM:
GM:ポールサムハイツ、その一室。机の上には膨大な量の未処理書類、デスクトップに端末。端には小さな台所。
GM:キーボードの音は鳴りやむことがない。膨大な仕事をこなす場所でもある区長室。
観音パト:コンコン、と軽くノックの音。
八色刹那:「入っていいぞ」ドアも見ずに答える、足音からして大体パトか光輝だろう
観音パト:「アドみーお疲れ~。根詰めてそうだから遊びにきちゃった」
八色刹那:「パトか……仕事の方は順調か、と聞いてもお前のことだから心配は不要なのだろうな」
観音パト:「もちろん。新作のPVもばっちり」
八色刹那:「遊びに来るのもまあ許容はするが、僕は作業しかしないからな?」
観音パト:「真面目だなあ、ほんとに」
観音パト:「ちゃんと息抜きしてる?ほとんどタブレット見てないじゃん...」
八色刹那:「なんとでも言え」と言いながらもディスプレイ前での事務作業は終わらない
八色刹那:本当は事務作業や司令塔など柄ではないのだが、そうも言ってられない
八色刹那:「まだ起きたばかりだし作業は続行できる」
観音パト:「起きたばかりって、どれくらい寝たの」
八色刹那:と、こんな口を叩いているが、既に起床から15時間経過しているし
八色刹那:睡眠時間は4時間程度であることは、把握しようと思えば把握できるだろう
観音パト:アイマスクを目に被せる。
八色刹那:「パト」咎めるような声が飛ぶも、まだキーボートを打つ手は止まっていない
観音パト:「えーっと、ペンどこやったっけ...」落書き前提のようだ。
八色刹那:「パト」
観音パト:「うひゃぅ」
八色刹那:「まだ作業が終わっていないんだ、遊ぶにしてもそこの寝床の上で漫画を読むくらいにしておけ」
八色刹那:首根っこをつかみ、ソファまでもっていく
観音パト:「うう...」そのままぶら下げられる
観音パト:「終わったら!終わったらアドみーもこっち来るんだよ」
八色刹那:「善処する」
八色刹那:雑に返事をしてデスクに戻る、さてどこまでやったか
GM:その時だった。
GM:肌を細かく刺すような感覚。ワーディングのようで、それとは異なるもの。
”ソーサリー":ずるり、と窓際の影が形を成す。それは人の、それは手の。
八色刹那:「……」黙って先ほどまで開いてすらいなかったタブレットに手を滑らせ
”ソーサリー":「...意味は...もうないと思いますよ...」
八色刹那:指で梵字を滑らかに描き、実行、詠唱は破棄した
八色刹那:「……だからと言って何もしないと思うか?」
八色刹那:「"ソーサリー"」
”ソーサリー":「...お久しぶり...ですね...えぇと...」
”ソーサリー":「9区の...」
観音パト:「これ、会議の時の...アドみー!」
八色刹那:「"教歌穂月"」タブレットのアプリとして仕込んだ迎撃型真言プログラムが光を放ち、手を撃ち落とそうと迫る
八色刹那:「覚えられないなら八色でいいといっただろう」
”ソーサリー":手を軽く翳せば、真ん中で”開き”、光を一筋も残さず飲み込む。
八色刹那:スヴァーハー、間髪入れず第2波
観音パト:「こいつ、どっから入って来たか全然分からない...!」
”ソーサリー":「何度...やっても...同じことなのに...」
”ソーサリー":ひたひたと歩き、八色には目もくれず、ソファーへと。
八色刹那:「目的は……パトか」涼しい顔で第3波、無駄という言葉をあきらめない
”ソーサリー":「...こうするのが...一番...ですかね...」
”ソーサリー":背に迫る光も、同じように飲み込んでいく。
八色刹那:それ以前に、おそらく先ほどの迎撃術式すべてを詠唱しても、特に消耗した様子はない
”ソーサリー":首に手を伸ばす。
観音パト:「い、嫌だ...!」
八色刹那:「そいつに手を出すな」実行、炎の輪が"ソーサリー"の喉元へ
”ソーサリー":「嫌がっちゃ...だめじゃないですか...」
”ソーサリー":首が”開く”。口を開けたと思えば、同じように光を呑む。
観音パト:「...助け...アドみー、」
”ソーサリー":目に手を翳す。体から力が抜ける。
”ソーサリー":「もらって...いきますから...あぁ、後そうだ」
八色刹那:「チッ……」手持ちの術式、しかもハイツに被害を出さない形でこの場で彼女を制圧するのは不可能だろう
”ソーサリー":まるでコンパスで円でも描くように。点を点を定規で結ぶように。
”ソーサリー":領域が、編み込まれていく。
”ソーサリー":直後、計器が狂い―――
八色刹那:「――!?」
”ソーサリー":「すこし...遊ばせてもらいますね」
”ソーサリー":町中のオブジェクトが殆ど全て、暴走を開始した。
八色刹那:「おい、お前……この街に何を……!」と言い終わる前に、計器の異常ですべてを察知する
八色刹那:「お前……!」
”ソーサリー":「...ふふ...面白くなりそうで...本当に良かった...」
”ソーサリー":影が解ける。姿が揺らぐ。
”ソーサリー":「それじゃあ...また...また、はあるんでしょうかね...?」
八色刹那:「……ああ、必ず作ってやる。またの機会を」
八色刹那:「僕の街と、パトに手を出しておいて、無事で済むとは思ってないだろう?」
八色刹那:静かだが、確かに怒気のこもった声
”ソーサリー":「...えぇ、えぇ...そう思いますとも...」半身を影に溶かしながら。そう笑う。
”ソーサリー":《瞬間退場Ⅱ》
八色刹那:「……」息を、吸って吐く、正直、すぐにでも飛び出していきたかったが
八色刹那:一番守りたいものの優先順位を、違えてはいけない
八色刹那:非常事態を知らせる警報を鳴らし、隊員に通達
八色刹那:「こちらガーンデーヴァ司令部、よく聞け、ランクA+の警報を発令、隊員は今すぐ指令室へ、区民は早急に地下のシェルターに避難させろ」
八色刹那:「今回の警報の要因にも重なるが、観音副司令は不在だ、代わりの指揮は僕がとる」
八色刹那:「いいか、急がなくてはならない状況なのは事実だが、焦りすぎるのも厳禁だ、落ち着いて僕の指示を聞いて動いてくれ」
八色刹那:「隊員は指令室、区民は避難!放送は以上だ!」
観音パト:遠くで警報を聞きながら、思う。
観音パト:必ず。何があっても、助けに来てくれることを信じている。
観音パト:(待ってるから、だから大丈夫)
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
八色刹那:パトは固定なので
八色刹那:"ソーサリー" 連帯感/〇落とし前はつけさせてもらう
八色刹那:これを取得
OP2
GM:OP2 シーンPC 妙見さん 他PCは登場不可
GM:登場侵蝕をお願いします。
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 3)増加 (41 → 44)
GM:誘拐発生より一時間前。9区を巡回している。いつも通りの、穏やかな風景だ。
妙見一成:自分だけで巡回するのもいつものことだ
妙見一成:ガーンデーヴァは基本的に人員不足で、僕は区内は把握できているから
妙見一成:せめて、こういう時間で部下のみんなにはゆっくりしてほしいものだ
妙見一成:そんなことを考えながらも、目はしっかりと異変がないかと確認しつつ
妙見一成:普段通りの歩調で街を歩く
GM:そんな中、道端でがさごそとなにかをしている三人組の姿が見える。
GM:揃いの黒の目出し帽。
妙見一成:「………」あからさまに怪しい
妙見一成:「キミたち……ちょっといいかな?」さすがに放っておけないだろう
GM:「もうちょっとこう、うまいこと出来ねえのかよ!」「これ以上は無理だって~」「早くしろよ!誰かに気づかれ...」
GM:「「「うわーっ!」」」
妙見一成:「……ガーンデーヴァの指令室までご同行願っても?」
GM:「...ガーンデーヴァだあ?」「なんとか言いくるめられないかな~」「どうすればいいんだよ、これ!」
GM:慌てているようだ。
妙見一成:あまりにも不審すぎる上にこの反応のおぼつかなさに呆れながらも
妙見一成:「申し訳ないが……、キミたちが危険人物ではないという確証が得られない以上放っておくわけには」
妙見一成:「いかないからね?」
GM:「「ひええ...」」「な、何怖気づいてんだよ!おまえら!」
GM:「僕たちはな...悪の秘密結社なんだぞ!」
妙見一成:「……は?」
GM:「そういえばそうだった」「困った時は名乗れって言ってたもんね~」
妙見一成:「悪の秘密結社が名乗っていいものなのかい?」
GM:「えっ駄目だったの」「教わったっけ~」「...わからん!知らん!」
妙見一成:「むしろ絶対に指令室まで同行してもらわないといけなくなったが」
GM:「...ど、どうすんだよ」
GM:「うーん、あっそうだ!素直に全部話したら大丈夫になるんじゃない~?」
GM:「「駄目って言われてただろ!」」「うわーっ」
妙見一成:「僕はね、キミたちを無理やり連れて行くことも出来るんだが」
妙見一成:「こうやってキミたちにお願いをしているんだよ」
妙見一成:「わかってくれるかな?」
GM:「だんだん怖くなってきた」「ぐぬぬ...」「えーっとえーっと」
GM:その時。端末に警報が入る。
:「こちらガーンデーヴァ司令部、よく聞け、ランクA+の警報を発令、隊員は今すぐ指令室へ、区民は早急に地下のシェルターに避難させろ」
妙見一成:「……!?」何が起こった?
:「今回の警報の.....にも重なるが、.....は不在だ、代わりの指揮は...とる」
妙見一成:「……すまないが、のんびり話している暇はなくなった」
GM:ひどくノイズが混じった連絡。一時置くと、周囲のオブジェクトが暴れだす。
妙見一成:「………!」明らかな異常、警報のレベルからして区民は全員避難指示
妙見一成:そしてこちらは指令室まで呼ばれているはずだ
GM:「今じゃない~?」「今だな」「よし、逃げるぞ」
妙見一成:「……キミたちの声は覚えた。今度会ったら容赦はしない」
妙見一成:目の前の不審者よりも区民の安全が第一
妙見一成:取り逃がす以前の問題が発生している
妙見一成:指令室に戻る前に、逃げ遅れた区民がいないか
妙見一成:把握してから向かわなくては
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
妙見一成:不審者3人組 疑念/不審者○ でロイスを取得します
OP3
GM:OP3 シーンPC 久城さん 他PCは登場不可。
GM:登場侵蝕をお願いします。
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 10)増加 (28 → 38)
久城 紕俐:やる気たっぷりですわ
GM:9区。いつもと変わらない風景が広がる。穏やかに一日に思えたが――
GM:念の為と渡された端末が、警報を鳴らした。
久城 紕俐:「わ、とと……」鞄の奥底にしまっていたのは失敗だったかバックをひっくり返して探す
:「こちらガーンデーヴァ司令部、よく聞け、ランクA+の警報を発令、隊員は今すぐ指令室へ、区民は早急に地下のシェルターに避難させろ」
久城 紕俐:「あったこれか……警報とか初めてだな」
:「今回の...の要因にも重なるが、観音副司令は....だ、代わり....揮は僕......とる」
:「いいか、急....てはならない......実だが、焦りす.....禁だ、落ち着いて僕の指示を聞いて動い....」
久城 紕俐:「……ノイズが酷いな。壊してしまったか?」
GM:それ以来、いくら操作しても聞こえてくるのはノイズのみだ。
久城 紕俐:「うーむ、内容がいまいちわからなかったな。どうしよう、コレくれた妙見さんに交換してもらった方がいいのか?」
GM:ふと遠くを見ると、”オブジェクト”——ポストや街灯が変形したものだ――が暴走をし、町を破壊しているのが分かる。
久城 紕俐:「でも警報がどうの避難がどうのって言ってたしな……あれが原因か?」
久城 紕俐:「変形する挙動っぽくもないし……よしちょっくらあっち行ってみるか」
久城 紕俐:スクッと立ち上がりやっとできた行動方針に向けて歩を進める
占い師:「そこなお人」
久城 紕俐:「んあ?」呼び止められるとは思わず突っ張るように止まる
占い師:「そう、あなたですよ」
占い師:姿は見えない。深く外套を被っており、顔は影に隠れている。
久城 紕俐:エンジェルハイロウかウロボロスシンドロームかな?この街じゃみんなオーヴァードだって話だし細かいこと気にしなくてもいいか
久城 紕俐:「私に何の用です?」
占い師:「少し占っていきませんか」
久城 紕俐:チラリと街を破壊しているオブジェクトに目をやる
久城 紕俐:「いま?」
占い師:「今がよろしいかと」
久城 紕俐:(んーなるほど。あれもこの街じゃ日常の一部なんだろうか)
久城 紕俐:「この街を多少理解した気になっていた私が馬鹿だったか」
久城 紕俐:「いいよ、そんなお金持ってないけどそれでもいいなら占ってよ」
占い師:「では」
:シークレットダイス
占い師:「...現、幻、夢」
占い師:「幻に気を付けろ、と」
久城 紕俐:「幻?気を付けろと言われて気を付けれる類じゃないと思うんだが。ふむ、まぁ参考に覚えておくよ」
占い師:「それはよかった」笑う。
久城 紕俐:表情が見えないながら笑顔を感じ取る。
久城 紕俐:「まぁいざという時の行動指針にさせてもらうよ。テストで鉛筆転がして四択当てるよりかは役に立つだろうし」
久城 紕俐:「お代はおいくらかな?」
占い師:「後程、とは言いません」
占い師:「あちらが吉兆と出ています、行かれると良いでしょう」町を指す。
久城 紕俐:「ほぉ、最近の占い師は道案内も兼ねているのかい?」
占い師:「導き示すのは、古来より占星が担ってきたものですから」
久城 紕俐:「なるほど、そう言われれば納得できてしまうかな。国や運命を導く者が人の行く道くらい案内できなくてどうする、とね」
久城 紕俐:「まぁ壊れちゃった端末交換してもらうために妙見さん探さないとだし、彼の居場所がわからない以上その案内に乗っかってみるとしましょうかね」
占い師:ふと目を逸らすと、占い師の姿は消えていた。
久城 紕俐:「ありがとうね占い師さ……」きょろきょろと周りを見渡す「うーむ、お礼言いそびれでしまったか」
久城 紕俐:「まぁいい。面白い人だ、きっとどこかでまた会えるだろう」
久城 紕俐:占い師の示した道を進む、その先にあるのは避難所か妙見さんかそれ以外の何かなのか
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
久城 紕俐:占い師さんに 好奇心/無関心で取得します
久城 紕俐:好奇心が表で!
ミドル1
GM:ミドル1 全員登場。登場侵蝕をお願いします。
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 3)増加 (38 → 41)
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 4)増加 (42 → 46)
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 1)増加 (44 → 45)
GM:
GM:区長室。警報が鳴り響き、司令や通信が連続して入ってくる。
GM:爆発、混乱、通信不良。そんな中、部屋に入ってくる人物が。
妙見一成:「本当に!キミはなに危ないことしてるんだ!」
妙見一成:「避難指示が出てただろう!?」
久城 紕俐:「いやだってキミがどこにいるかわかんなかったから探そうとして!」
妙見一成:「だからってオブジェクトに乗るやつがあるか!」
八色刹那:「通信部は避難した人間の把握を第一にしろ!パトがいない分の算定は手分けして行え!」
八色刹那:「お、妙見、遅かったな……と彼女は!?」
久城 紕俐:「危険だって教わってないし!……ととこんにちは?」
妙見一成:「………特別保護対象者です」
八色刹那:「避難指示が出ていたはずだが…何かわけがありそうだな」
妙見一成:「遅くなったのは彼女が暴走するオブジェクトの上で」
妙見一成:「上から街を眺めるとかいうことを止めていたからです」
久城 紕俐:「あーあれ暴走してたのね……どうりで乗り心地悪いと思った」
妙見一成:「久城くん…!」
八色刹那:「…今一通り指示は終わった、来たのはお前で最後だ」
八色刹那:「彼女は下手に今動くよりはここにいた方がいいだろう、妙見、説明を行っても?」
妙見一成:「…はい」
妙見一成:「久城くんもとりあえず一緒に聞いてくれ」
久城 紕俐:「ん、はいはい。保護された身らしいし従うよ」大人しく端に座る。
八色刹那:「まず異変についてたが、簡潔に」」
八色刹那:「第八区長"ソーサリー"にパトが攫われた」
妙見一成:椅子には座らずに、いつでも動けるように聞きながらも
八色刹那:「ついでとばかりにあいつ、うちのオブジェクトにかく乱術式まで撒いていくおまけつきだ」
妙見一成:「…なぜこの区を?」
八色刹那:「技術班に対抗術式の生成を急がせているが、若干時間がかかるだろう」
久城 紕俐:「暴走オブジェクトっていうのはそれが原因だったのか……」
妙見一成:「あと、パトを攫う利点がわかりませんが…」
八色刹那:「……僕にもわからん、が、考えられることはある」
妙見一成:「なんでしょうか」
八色刹那:「区長会議崩壊、10区、4区の陥落も踏まえたうえで勢力を鑑みると、現状8区は孤立している」
妙見一成:「…ああ、たしかにそうなりますね」
久城 紕俐:(ふむ、住むのはお勧めしないリストにあった区だな)
八色刹那:「ことを起こすなら近隣に動くはずだし、武力に秀でた"行止"のいる6区よりは、魔術頼りの9区は幾分かあいつにとってもかく乱させやすい」
妙見一成:「………なるほど」苦い顔をしつつも納得は出来る
八色刹那:「ボールサムハイツにはプロテクトこそあるが、それを引けば連絡部であるパトを攫い混乱させ、その後陥落を狙うという作戦をとってもまあ納得はできる」
久城 紕俐:「ソーサリーなんて名乗るだけはあるんだな、魔術の腕自体は相手方の方が上と」
八色刹那:「……僕じきじきのプロテクトが易く突破されたのは業腹だがな」
妙見一成:「面白くはないですね」
八色刹那:「久代さんの言う通りだ、"ソーサリー"to
八色刹那:名乗るだけの魔術の腕はある」
妙見一成:「この指令室にパトと刹那様しかいない、もしくは揃っているときを」
妙見一成:「図ったかのようなタイミングで出てきてるのもらしいんでしょうね」
妙見一成:自分は魔術型ではない
久城 紕俐:「タイマンなら対処できると踏んだのか、そしてやってのけたと」
八色刹那:「あれはそれだけではなさそうだな」
妙見一成:「…?というと?」
妙見一成:「なにかおかしなことが?」
八色刹那:「術の構成、威力からして、何かしら自信を担保できるだけのものを握って襲い掛かってきた可能性は非常に高い」
八色刹那:「手持ちしかなかったとは言え、僕の迎撃術式が全部弾かれたからな」
妙見一成:「………!?」
妙見一成:「噓でしょう?そんな……、普通じゃありえない」
久城 紕俐:(街一つ丸ごと動かすような術師を上回れる担保?それは一体……)
八色刹那:(おそらく"アレ"でも使っているのだろうが……これはまだ憶測だな)
久城 紕俐:「……なるほど、ね」立ち上がり刹那の前に立つ。
妙見一成:「………なんらかの遺産相当の代物でも持ってないと」
妙見一成:「………久城くん?」
久城 紕俐:「ねえ、貴方たちはそのそーサリーっていうのの対処をするんだよね?」含み笑い
八色刹那:「それで、これからだが……どうした久城さん」
久城 紕俐:「なら私にも協力させて。そんな面白そうな事件を避難所で見ているなんで我慢ならないわ」
八色刹那:「ああ、そうだ、住民の避難と、対抗術式の生成が終わり次第、攻勢に移る」
妙見一成:「………久城くん」
妙見一成:「遊びではないんだ」
久城 紕俐:「わかってる。これが街を守る戦いだって事もね」
久城 紕俐:「その意思を私は尊重したいし、そのうえで力になりたいの」
八色刹那:「……確か、UGNのイリーガル経験がある方だったか」
久城 紕俐:「それとも貴方たちは人手が足りないと嘆きながら人を守るつもり?守られる側からしたらたまったもんじゃないわ」
八色刹那:「…耳が痛いな」
妙見一成:「………まったくですね」
久城 紕俐:「えぇ、それでは改めて自己紹介を」わざとらしく恭しい仕草で頭を下げる
久城 紕俐:「久城 紕俐、本職は古書の収集家と販売を行う古書店主。古書なら絵本から魔導書まで手広く扱っているわ」
久城 紕俐:「手始めに雇ってみてくれない?古の知識から得る物もあるわよ」タブレットを見やる
妙見一成:「…刹那様、どうされますか?」
八色刹那:「…完敗だ、ここも比較的安全だが、それでも比較的でしかない」
八色刹那:「守られている時間より有意義にそれを使いたいと言われてしまえば、僕としては止める理由はないさ」
八色刹那:「ただし、できれば報酬は物とかで頼む、ガーンデーヴァは万年金欠なんだ」
妙見一成:「承知致しました。…じゃあ久城くん、キミを臨時の実働班員として数えさせて貰う」
久城 紕俐:「えぇよろしく妙見さん」
妙見一成:「なるべくで構わないから、僕と刹那様の指示には従うように」
久城 紕俐:「えぇ了解」
久城 紕俐:「あとね、区長さん。私が欲しいのは古書と知識よ。金じゃない」
八色刹那:「……ああなんだ、なんとなくそんな気はしていたが、僕と同類みたいなものか」
妙見一成:「…刹那様、とてもいい助力を得たんじゃないですか?」
八色刹那:「ああ、改めてよろしく頼む」
久城 紕俐:「えぇ、末永く協力できるといいわ」
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
八色刹那:ロイス
八色刹那:
妙見一成 〇感謝/罪悪感
久城紕俐 〇連帯感/後でこっそり古書店行ってもいいかな…
八色刹那:これで取ります
妙見一成:ロイスは 久城 紕俐 誠意○/危なっかしいな… で取得します
久城 紕俐:八色刹那さんに対して ○好奇心/敵愾心
妙見一成さんに対して 友情/○母親かよ……
久城 紕俐:で取得します
八色刹那:購入はリクエストのメイド服
八色刹那:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[1,2,4,6,8,10]+10[10]+2[2]+2 → 24
妙見一成:さすがです刹那様
八色刹那:突破、久城さんにあげます
妙見一成:僕は購入はボディーアーマー
久城 紕俐:なんだと……!?
久城 紕俐:頂きます
妙見一成:2dx+1>=12
DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 5[5,5]+1 → 6 → 失敗
妙見一成:財産点も足りないな、以上です
久城 紕俐:ではわたしもボディーアーマーを
久城 紕俐:1dx+6>=12
DoubleCross : (1DX10+6>=12) → 6[6]+6 → 12 → 成功
久城 紕俐:ママにあげるね
妙見一成:久城くん、有難く受け取るが!
妙見一成:僕はキミの母親じゃないからな!
久城 紕俐:HAHAHA
ミドル2
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 9)増加 (41 → 50)
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 7)増加 (45 → 52)
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 10)増加 (46 → 56)
GM:情報収集
GM:現在、以下の二つの情報を調べることが出来ます。
GM:・オブジェクトの暴走の原因 【情報:UGN】難易度7
GM:・謎の三人衆について 情報:UGNまたは噂話 難易度6
妙見一成:では唯一遭遇している僕が謎の三人衆いきます
妙見一成:コネ:UGN幹部を使用してダイス+2
妙見一成:4dx+1>=6
DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 8[2,5,6,8]+1 → 9 → 成功
GM:お見事!
久城 紕俐:続いて私、オブジェクトの暴走の原因を調べるよ。直接乗ったからね、多少覚えているさ
久城 紕俐:1dx
DoubleCross : (1DX10) → 8[8]→ 8
久城 紕俐:成功!
妙見一成:お見事だが乗るんじゃない!
GM:では開示!
・オブジェクトの暴走の原因 【情報:UGN】
区内のオブジェクトへ変形権限を出す端末に、膨大な負荷が掛かっており
誤作動を誘発している。暴走したオブジェクトに対処する為に変形権限が掛かりまた暴走し…と繰り返してしまっているようだ。対処法についてはオブジェクトに直接機器を取り付け、解読するしかない。
・謎の三人衆について 【情報:UGN】または【噂話】
1週間程度前から見かけられていた。一人一人の出力はとても弱い。
エフェクトを使い侵蝕値が上がるよりも、道具を使った方が早いと言われるほど。能力は以下の通り。
・線香花火より小さい火花が出せる ・うちわより弱い風が出せる ・あんまり痛くない静電気が出せる
GM:・謎の三人衆についてを開示したので、以下の情報が追加されます。
GM:・悪の秘密結社について 【情報:UGN】 難易度8
八色刹那:ではそちらについて
八色刹那:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 10[1,4,6,6,9,10]+6[6] → 16
GM:めっちゃわかる
妙見一成:さすがです刹那様
八色刹那:よかった…
・悪の秘密結社について 情報:UGN
三人衆が配属していると言い張る場所。建物を持たず、問題視されてはいなかった。布教をすることもせず、問題を起こすことも今まで無かった。
曰く占星を受けて、行動を起こし良き方向へと繋げる…らしい。
3人衆は結構な額を注ぎ込んだようだ。
GM:支部中の機器が動き続け、忙しなく人が動く。
GM:その最中。新たな情報がもたらされた。
八色刹那:「何かわかったか?」
八色刹那:忙しく動き回るモニターを渋い顔で見まわしながら、近くのオペレーターに声をかける
香崎実那:「はい、こちらを」情報がタブレット端末へ表示される。
香崎実那:「現在起こっているオブジェクトの暴走は区内全域に拡大中。何とか人員で抑えていますが、限りがあります...」
香崎実那:「端末の権限解除の為の術式解読は...ここからでは厳しいかと。直接オブジェクトへこちらの機器を取り付けることにより、精査します。」
GM:手のひら大の箱型の機器だ。中から駆動音が微かに聞こえてくる。
久城 紕俐:「魔術の暴走を機械で止めるとか、この街に来る前の私に見せたら腹抱えて笑いそうね」機会をツンツンしている
八色刹那:「詠唱や一部術式のコンピューター代行はあまり例が無いからな……僕も立ちあげの時資料が無くてそれなりに困った」
八色刹那:「遠隔で解除不可、と言ったな、何か原因があるのか…?」
久城 紕俐:「少なくとも私が知っている限りそんな狂った発想をしているのは貴方だけよ」
久城 紕俐:「なんでも変形権限を出す端末に、負荷が掛かって誤作動を誘発しているっぽいわね」
妙見一成:「………刹那様は狂ってない」ひどく落ち込んだ様子でそれだけは言い返し
妙見一成:「………なんで僕まで情報が上がってきてないんだ」1人だけまったく違うことでダメージを受けている
久城
紕俐:資料をめくり専門用語に目頭を押さえながら答える「状況を対処しようとして対処しようとしたオブジェクトが暴走し、それを対処しようとしたオブジェクトが……とミイラ取りの要領かしら」
八色刹那:「つまり各オブジェクトへの命令系統を無限にループさせている、か……厄介なかき回し方を……」
八色刹那:「…妙見の方はどうした?何かあったか?」
妙見一成:「………………いえ、ここに来る前に…」
妙見一成:「ひどく不審な3人組を見かけて………」
妙見一成:「一週間ほど前から班員が知っていたのに……その情報が………」
八色刹那:「…不審な3人?」
八色刹那:「いってなかったか……」
妙見一成:「僕に届いて………いなかった…」顔を覆っている
妙見一成:「やっぱり僕が頼りにならないから………………」
八色刹那:「とにかく、9区内に出入りしているのであれば出入などのデータがあるはずだ、急いで照合するか?」
久城 紕俐:「まぁ……うん。現場の判断ミスよ。そんな気にしないの」珍しく慰める
妙見一成:「報告が………………こないんだ………」聞こえていない
香崎実那:「ええと、情報ならこちらに...」
八色刹那:「……まあ、そう気に病むな、確かにミスだがこれから改めて伝わりやすい仕組みを考えればいい」
妙見一成:「………申し訳ありません、刹那様」泣きそう
八色刹那:「仕事が早いな、香崎、助かるぞ」
香崎実那:「...その。情報を見るに彼らは...あまりにも、その」
八色刹那:妙見の頭に手を置きながら渡されたデータを見る
八色刹那:「…3人いても脅威にはなりえない、と?」
香崎実那:「はい。確認されている個々の侵蝕は18~23程度、エフェクト自体の出力も...」
香崎実那:「低すぎる、かと思います」
妙見一成:「ここまで無理やり連行することは簡単だったと思います」
久城 紕俐:「? それならなおさら気にしなくていいんじゃない」
妙見一成:「いいや、違うよ久城くん…」
妙見一成:「小さな綻びを見逃すと城すら崩れていくものだ」
久城 紕俐:「彼らがその起点になる可能性もあると?」
妙見一成:「…その可能性を消すことは出来ない」
久城 紕俐:(こいつ完璧主義か?)と喉まで出かかった言葉を飲み込む
GM:新たなアラート。ノイズ交じりの通信が入る。
八色刹那:「…区の一部を占拠した後があるな……後回しにしてはいたが、もう少しでランクD案件として解決に行くこともあったかもしれん」
八色刹那:「…つなげてくれ」
香崎実那:「はい」
GM:「Bブロックより通達!オブ...ェクトが1基、暴走中!出力が高く、現人員では対処しき...ません!援護を...」
妙見一成:「…出ます」凹んでいた状態から立ち上がり
香崎実那:「現在、通信状況は非常に劣悪です。短波式のこちらをお願いします」
八色刹那:「……頼んだ、と言い切りたいところだが、今は実働班も散開して動いているからな」
八色刹那:「僕も行こう、あと久城も、Bブロックに行った人間の戦力以上となればこのくらいだろう」
妙見一成:「………ありがとうございます」
久城 紕俐:「了解、初のお仕事ね。ついて行くわ」
香崎実那:「...これほど膨大なオブジェクトの暴走にも拘らず、まだ死傷者が出ていないのは、詳細な地区の座標を、司令、副司令のお二人が取り纏めたからです。」
香崎実那:「まだ、町は倒れていません。お気を付けて」
八色刹那:「…何、気にするな、お前はいつもよくやっている、このランクの警報にもかかわらず死傷者が出てないのはお前のおかげだ」
八色刹那:ぽん、と妙見の頭の上に手を置いて
八色刹那:「……急ぐぞ!」
妙見一成:「………はい!」
久城 紕俐:(すごい人たちなんだな)その二人の背を追う
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
妙見一成:ロイスは保留
八色刹那:ロイスは保留
久城 紕俐:ロイス保留で
八色刹那:購入はボデマ狙ってみようかな
八色刹那:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[4,6,8,9,9,10+7[7+2 → 19
妙見一成:さすがです刹那様
八色刹那:サクッと成功、一応装備してこれで手番回れば装甲21か
久城 紕俐:かっちかちだ
妙見一成:購入は応急手当
妙見一成:2dx+1>=8
DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 9[8,9+1 → 10 → 成功
妙見一成:買えた、あと貰ったボディーアーマー装備します
妙見一成:以上です :01
久城 紕俐:特に欲しいものないからとりあえずで応急手当キット狙うよ
久城 紕俐:1dx+6>=8
DoubleCross : (1DX10+6>=8) → 6[6+6 → 12 → 成功 :04
ミドル3
GM:ミドル3
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 7)増加 (50 → 57)
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 3)増加 (52 → 55)
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 3)増加 (56 → 59)
GM:混乱の声や、爆発音。戦闘の音が町に響き、普段の姿とは大きく変わっている。
GM:応援要請があった地点。その目線の先。自販機が人型に変形し、暴れ回る姿が見える。
GM:「もうすぐ応援が来るからな、大丈夫だ。だから怖くないよ」
GM:支部員の影に、少女が一人。母親とはぐれたのだろうか。目を伏せ、しがみつくように怯えている。
妙見一成:「…!おい!その女の子はどうした!?」逃げ遅れた人がいないかは確認したはずだ
妙見一成:蒼い炎が自販機をとどめて、そこに駆け込んでくる
GM:「副司令!暴走により道が寸断され、避難経路が一部塞がれまして...!一時的に保護しました」
妙見一成:「よくやった!ここからは僕らに任せていい。その子を連れていってくれ」
GM:「分かりました、よろしくお願いします...!」
八色刹那:下がった支部員の端末に代わりのルートを送りながら、走ってくる
GM:「...青い火のお兄さん、ありがとう」
妙見一成:「ああ、どういたしまして」そう女の子に笑いかけて
久城 紕俐:「さすがこの街のエージェント、オブジェクトで道がえらいことになっても余裕でたどり着けるのね」ぜえぜえと肩で息をしながら司令に続く
香崎実那:「対象オブジェクトを発見、」
八色刹那:「ああ、妙見だからな、この街については僕よりも詳しいだろう」
久城 紕俐:「確かに、私も助けられましたし……とあれが問題のオブジェクト?」
香崎実那:「...はい。報告によると、一定ダメージを付与後に動作が停止します。その後に装置を取り付けて頂ければ」
久城 紕俐:「わかりやすい事で、ならそろそろカッコいいところ私も見せようかね」今のところ役に立ってないぞ
妙見一成:「無茶はするなよ久城くん」
妙見一成:「刹那様も、協力は感謝しますがご無理はなさらないように」
久城 紕俐:「先行して一人突っ走ったのは誰でしたっけ?」皮肉る
八色刹那:「了解、作業に入る、念のため先ほど退却した隊員の動向を確認しておいてくれ」
香崎実那:「了解しました、並列して確認します」
八色刹那:「ここで争うな……行くぞ!」
妙見一成:「…はい!」
久城 紕俐:「オーライ、無茶は皆で背負ってこそよ!」
GM:・エフェクトを使用し、達成値合計40・技能にRCが入った判定での達成値20以上
GM:以上の二つを満たすことにより、オブジェクトの暴走を止めることが出来ます。
妙見一成:なるほどね
久城 紕俐:お仕事果たせそうだ
妙見一成:では、《コンセントレイト:サラマンダー》《厄災の炎》でRCで判定
妙見一成:4dx7+1
DoubleCross : (4DX7+1) → 10[3,5,7,8]+4[3,4]+1 → 15
妙見一成:さすがに個数が少なすぎるな
久城 紕俐:ミドル序盤だし仕方なしですよ
久城 紕俐:続いて鮮血の網+CR:ブラムでRC判定
久城 紕俐:6dx8+6
DoubleCross : (6DX8+6) → 10[1,3,4,4,4,8]+10[10]+5[5]+6 → 31
妙見一成:お見事
久城 紕俐:達成だね!
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を6増加 (55 → 61)
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を4増加 (57 → 61)
GM:達成!
GM:オブジェクトの暴走を止め、装置を取り付ける事が出来ます
久城 紕俐:血濡れの手の平を横に一閃、描かれた血の軌跡が凝固し武器となる。
久城 紕俐:出来上がったのは拘束紐、もっとも直接攻撃は出来ないが「ちょこまか予測不能に動き回るお前みたいなのには最適だ」
久城 紕俐:鞭のようにしなったそれは自販機をもとの位置へと拘束、縛り付け挙動の大部分を封じる
GM:飲み物の缶を撃ち出そうとしていた動きが、血の紐により止まる!
GM:動きを阻まれ、ぎしぎしと音を立てながら拘束を解こうとする。
八色刹那:(血液を媒介とした魔術、しかもこの精度で紐を編み上げるか)
八色刹那:「妙見!」
久城 紕俐:「さぁ今だ!」
妙見一成:返事をするかのように抵抗する自販機を炎が吞み込んでいく
妙見一成:「あまり暴れるなよ…溶かしたくはないからね」
妙見一成:繊細なコントロールも可能だが、暴れられると高温で溶かすしかない
妙見一成:配線のいくつかを燃やし切り、自販機の暴走を停止する
GM:火花が散り、動作が緩やかに止まった。
香崎実那:「各種関節部の動作の停止を確認。今であれば取付が可能です」
八色刹那:「了解した」と短く通信に告げ、急いで所定の工程で機器を取り付ける
妙見一成:「僕の炎で高温になっているので僕が………!」
香崎実那:「機体温度、正常です」
八色刹那:「……それくらいは平気だ、想定して耐熱手袋くらいは持ってきた」
香崎実那:「...関節部のみを狙った動きでしたから。お見事です」
久城 紕俐:「……自販機に関節?」なんで要るんだ
妙見一成:「ありがとうございます」
八色刹那:最後に機器をはめ込み、スイッチを入れる、起動音は正常の範囲内だ、この分であれば対抗術式は正常に作動するだろう
八色刹那:「…よし、終わったぞ」
妙見一成:「刹那様はさすがですね、誰よりも早く作業が終わる」
久城 紕俐:「お疲れ様です……香崎さん、妙見さん。関節だけの攻撃ならこれ使えるの?」自販機を指さす
妙見一成:「ああ、だからなるべく溶かさないように部分的に破壊したんだが…」
香崎実那:「ええと...そうですね、外装には問題ないかと思われます」
香崎実那:「こちらからは正確な確認が出来ないのですが、どうでしょうか」
久城 紕俐:「なら……」自販機をピピっッと操作する。
GM:一部の電飾は付いていない箇所もあるが、押した通りの飲み物が出てきた。
久城 紕俐:「よし、じゃあまだまだ対処になきゃいけないわけだし……」続けて二本買う
久城 紕俐:「次に行く前に少しは補給しよう」追加の二本を二人に投げ渡す
八色刹那:「おっと」手袋をしたままそれを受け取り
妙見一成:「…ああ、……ありがとう」少しだけ驚いたように
八色刹那:「感謝する……」
香崎実那:「駆動時のログを確認、術式改竄ヵ所を2,3補足...術式精査完了しました、情報を送付します」
GM:情報が追加されます。
・暴走を止める方法
術式は広範囲に渡り、一つ一つ対処するのは難しい。そのため
海岸付近のアカーシャ複合発電所へ向かい、一時的に電力の供給を止め、再開する。
通信網をリセットすることにより、暴走を引き起こしている命令を書き換える事が出来る。
八色刹那:「……この調子でかく乱が起きたか……」指揮系統がループしスパゲッティ状になっているのを確認
八色刹那:1つ1つ手作業で鎮圧するよりかは、発電所に行って一度電力を止め指揮系統をリセットした方がいいだろう
妙見一成:「刹那様、次はどこへ?」
八色刹那:「…発電所だな、一度電力を止めてしまった方が、今の状況を打開できるだろう」
妙見一成:「承知致しました。…ここからだとこっちからの方が早いですね」
久城 紕俐:「雑だし機械に優しくはなさそうだけど、区長さんがその判断を下すなら従うよ」
妙見一成:端末の地図も見ずに先行して歩き出す
香崎実那:「全区域に影響は及んでいます。そちらの判断が一番かと」
久城 紕俐:「休憩は無しかーそうかー」ホットコーラをがぶ飲みする
八色刹那:「協力感謝だ、……その、先ほどの飲み物もな」
久城 紕俐:「いやいや良いんだよ。むしろ区長さんは私たちが出来ないことをやってくれてる」
久城 紕俐:「同じように欠けちゃいけない仕事をしてくれたなら立場に関係なく感謝は示すさ」
八色刹那:「……元々、僕の我儘でやっていることだからな、本来ならば僕がどうにかするのが筋なんだが…」
久城 紕俐:「だからそれ!」
八色刹那:「?」
久城 紕俐:「わかってないみたいだけど、最初はアンタの我儘だろうとその上に私たちは居るんだ」
八色刹那:「……」
久城 紕俐:「もう一蓮托生。その我儘に乗ったものとして出来ることは協力させろよな」
八色刹那:「……守られている側からしたら、たまったものではない、か」
八色刹那:「なら、もう少し付き合ってもらおう、僕は僕の街が、世界で一番大事なんだ」
久城 紕俐:「あぁ、どんどん巻き込め。世の中押しの強い奴は生き残るぞ」
香崎実那:「司令、久城さん、20m先に副司令が先行しています。ルート構築は...副司令の道筋と同じのようですので、不要かと」
八色刹那:飲み物に口を付けて、すぐに離す、炭酸は少しずつしか飲めない
八色刹那:「…はっ
八色刹那:しまった、急ぎ追いに行く、ついてきてくれ」
久城 紕俐:「やばっ」コーラをゴミ箱に押し込みついて行く
八色刹那:慌ててキャップを閉めて、先行した妙見を追いかけた
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
妙見一成:ロイスは保留
八色刹那:ロイス保留
久城 紕俐:ロイス保留
妙見一成:調達なんかあるか…?欲しいものが全然ない
妙見一成:物欲がないな…
久城 紕俐:盾でも買うか~?
久城 紕俐:ジュラルミンシールド狙います
久城 紕俐:2dx+6>=12
DoubleCross : (2DX10+6>=12) → 8[2,8]+6 → 14 → 成功
八色刹那:ブルーゲイル狙おうかな
八色刹那:6dx+2
DoubleCross : (6DX10+2) → 9[2,3,6,8,8,9]+2 → 11
八色刹那:うーん
八色刹那:まだパス、異常です
八色刹那:以上
妙見一成:購入はなしで
妙見一成:以上です
ミドル4
GM:ミドル4
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1d10(→ 2)増加 (61 → 63)
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 7)増加 (59 → 66)
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 5)増加 (61 → 66)
GM:アカーシャ複合発電所は、区内の西部の海岸に位置する。
GM:外から見たところ、異常はないようだが。
八色刹那:発電所のカードキーを入口にかざし、中に入る
妙見一成:「発電所付近は静かですね」
妙見一成:それに続いて入っていく
八色刹那:元々、信仰という目に見えないものをエネルギー化している発電所だ、外から見れば静かなのも道理だろう
八色刹那:「制御部は上だ、少し登るぞ」
妙見一成:「久城くん、体力の方はまだ大丈夫かい?」
久城 紕俐:「キミが随分先行するからね、追いついた時点で体力は既に限界突破さ」
妙見一成:「う………、それは…すまない……」
久城 紕俐:「喫煙者の灰は限界だが今はランナーズハイってやつさ、気にするなよ上ろう!」
久城 紕俐:久城 紕俐のHPを10減少 (27 → 17)
久城 紕俐:肺が静かにダメージを喰らう
妙見一成:「喫煙をやめた方がいいんじゃないか…?というか、さっきの捕縛も」
妙見一成:「あれ、キミの血だろう?」
久城 紕俐:「魔術触媒ってやつだよ。キミの上司が何を使っているかは知らないけど必要な出費だ」
妙見一成:「…僕は魔術に造詣が深くない、あまり知らないんだ」
妙見一成:「この街では珍しい部類に入るんじゃないか」少し自嘲気味に
久城 紕俐:「気になるっていうなら教えるが、別に知ろうとしなくてもいいことだろ」
妙見一成:「………、キミは、刹那様と同じようなことを言うんだな」
久城 紕俐:「確かに機械と魔術の街、その町の特徴にキミはどちらも合致はしてないな」
妙見一成:「…ああ、知ってるよ」
久城 紕俐:「……それがコンプレックスか?」
妙見一成:「……いいや、みんなに劣等感を抱いたことなんてないさ」
妙見一成:「居場所を貰えた。感謝してる」
久城 紕俐:「なら……キミが区長さんの下で働いているのはその恩返し?」
妙見一成:「そういうのも、あるんだろうな」
妙見一成:「みんなに報いるためなら…なんでもするよ」
妙見一成:「僕には……ここしかないからね」
久城 紕俐:「報いる、か。いい行動指針なんじゃないか。そんな君だからこそ頼める仕事も、区長さんの信頼具合もよくわかる」
妙見一成:「そんなに大したものじゃないさ」
妙見一成:「僕自身の、勝手なものだ」
久城 紕俐:「でも、傍から見ている身からすればキミの必死さは異常だ」声色が凍ったように冷たいものになる
久城 紕俐:「私はキミから端末を直接貰った際にキミを知ったが、キミの働きぶりを見て私はこう思ったよ」
久城 紕俐:「妙見一成の上司である9区の区長とは、人を数で数え使い潰す鬼畜な男なのだろう、とね」
妙見一成:「っ…!刹那様はそんなことしない!」
久城 紕俐:「あぁ、でもそう映ってしまうんだ。何も知らない一般人。ただの観光客や他の町の人間からすればね」
妙見一成:「…………僕の…せいで」
久城 紕俐:「そう、街を守る自警団”ガーンデーヴァ”それは9区の看板だ」
久城 紕俐:「そう映れば彼が直接助けた者達は彼のすばらしさを知っていても、後の世代には冷徹な監視社会の創造者としての面のみが写ってしまう」
妙見一成:「………でも、じゃあ…刹那様にだけ………あんなに仕事をさせておけって言うのか…?」
妙見一成:「いつも………街のために…寝る間も惜しんでるのに…」
妙見一成:「僕だけ休めって………そう、キミは言うのか……?」
久城 紕俐:深くため息を吐く。(この街の問題は根深いな)
久城 紕俐:私はここでYesと応えるべきなのだ。ガーンデーヴァその仕事の過多は大部分が人員不足とその候補の育成不足。
久城 紕俐:人員不足の原因は職場としての魅力と安全性、そしてこの街に保護されている人員が守られるべき立場に甘んじ切っている事。
久城 紕俐:複雑化した問題を無理やり個の力で解決していることが問題の解決を遠ざけている。
久城 紕俐:「……なら」思考を振りほどき彼の眼を見る。
久城 紕俐:「共に考えてくれ」
妙見一成:「……考える?キミと?」
久城 紕俐:「いいや、足りない」
妙見一成:「足りない……?じゃあ、誰と………?」
久城 紕俐:「もっと沢山、ガーンデーヴァ全体……いや、9区全員でだ」
妙見一成:「………そんなことが、出来るのかい?」わからない
妙見一成:本当に、わからないのだ
久城 紕俐:「この問題は9区すべての人間の問題だ。上層部だけで解決できる安易な物じゃない、それはもうわかっているでしょう?」
香崎実那:ザザ、とノイズが交じる。
香崎実那:「...我々の、我々の支部では」
香崎実那:「そのような...一個人に依存する形である、という面は否定できません」
香崎実那:「ですが、システムや地区の構築、巡回など...」
香崎実那:「我々”も”、出来ることがあれば、と日々動けている...と思います」
香崎実那:「...お二方に、少しでも、ほんの1分でもいいからと、休めるようにと」
香崎実那:「...頼って欲しいと、思っている人員もいるのです」
妙見一成:「みんなが頑張っていることは、勿論知ってるが…そうだったのか……」知らなかった
八色刹那:「……僕の我儘、と言われても怒られてしまったのだったか」
妙見一成:「刹那様のおかげで、僕は救われていますから」
妙見一成:「我儘だろうと、構いません」
八色刹那:「救った気は最初からないんだがなあ」ふう、と嘆息
久城 紕俐:「……この街の在り方は否定しない。だからこそ守るべき人間から共に歩める人間へと変化する、彼らを……そうキミのような人間を受け入れてあげて欲しい」
妙見一成:「……ああ、それは勿論だ」自分は、そう在れるようになったのだから
久城 紕俐:「それは良かった」「キミが居場所を求めるように、共に居場所を守りたいものはたくさんいるんだ」
八色刹那:「…久城さんの言葉は、本当に刺さるな」
久城 紕俐:「いえ、この街の表面しか知らない身で出過ぎた真似をしてしまったよ」
八色刹那:「それでもだ、そういう考えの人が一人いてくれるだけで助かる」
妙見一成:「いや、街の外からの意見は助かるよ」
妙見一成:「僕らだけでは、よくわからなくなってしまうから」
久城 紕俐:「……微力ながら力になれていたなら話してよかった。香崎さんもありがとう」
香崎実那:「...いえ、お気になさらずに」
香崎実那:「...制御部に到着しました、非常装置はあちらです」
八色刹那:「おっと、到着したか」
八色刹那:「すぐに止めてくる、念のためついてきてくれるか?」
妙見一成:「勿論です」
八色刹那:中枢の制御盤に踏み込む
GM:透明なカバーに、カードキーを挿入できる箇所と、ボタンが二つある。
香崎実那:「カードキーを挿入後、ボタンを同時に押して頂ければ」
香崎実那:「異なるレゲネイドを持つ人物が一人づつですので、どなたかお二人が」
八色刹那:「そうか、わかった」
久城 紕俐:「私は休むよ。マジで禁煙する。キッツい」
八色刹那:「妙見、頼めるか
妙見一成:「ええ、勿論です」
八色刹那:カードキーを挿入し、ボタンに手をかける
妙見一成:それを見て同じようにボタンに手を
八色刹那:「せーの」と声をかけ、ボタンを押し込む
妙見一成:同時にボタンを押し込み、装置の様子をうかがう
GM:信仰エネルギーが停止する。タービンの動きが止まり、遠くの水力発電の機構が静かになる。
香崎実那:「...自動的に再起動フェイズへ移行、術式プログラム再編成」
香崎実那:「権限を構築、術式の分解、指定、入力開始」
香崎実那:「...アカーシャ複合発電所、再稼働を確認」
香崎実那:「...術式編纂完了、外部の状況をモニターへ!」
GM:制御盤の中央のモニターに、区内各所のカメラ映像が映し出される。
GM:動きを止めた数々のオブジェクト。人員が一撃を食らうすんでのところで止めているものもあった。
香崎実那:「オブジェクト暴走、全停止を確認...!」
久城 紕俐:「成功か?」
香崎実那:「はい、成功です」
八色刹那:「よし……!」
八色刹那:「第一関門、突破だな!」
香崎実那:「...お二方の部下が、成し遂げてくれたんですよ」
妙見一成:「班員にも大きな被害がないようでなによりです」
香崎実那:「...少しは、頼ってくれるでしょうか?」少し、安堵したように。
妙見一成:「ありがとう、香崎くん」
八色刹那:「ああ、皆よくやってくれた」
八色刹那:「…さて」
八色刹那:「ここからは、攻勢だな?」
妙見一成:「はい、打って出ましょう」
八色刹那:「僕たちの街にここまでしてくれた奴を、何もせず野放しにはしておきたくないだろう」
香崎実那:「えぇ、通信網も回復。こちらから居場所を割り出すことも...」
GM:制御部の扉が開け放たれる。
GM:そこには、黒の目出し帽を被った男が三人。
GM:「待て~っ!」「発電所を止めるのを止めに来たぞ」「走るの早い...二人とも....」
久城 紕俐:「うわっ」扉付近にいただけに本気でビビる
妙見一成:「………さて、以前見逃したときに言ったことを覚えてるかな?」
八色刹那:「誰だ!?発電所自体は立ち入り禁止だぞ!?」
GM:「覚えているやついるか?」「な...なんだったっけ....」「えーっと....」
妙見一成:「例の不審な3人組です」
久城 紕俐:「それに『発電所を止めるのを止めに』って、あからさまな敵対行為じゃないか」
妙見一成:「容赦はしない、そう言っておいただろう?」
妙見一成:足元に蒼い火が灯る
GM:「よ、容赦はしないだと...!」「どうしようどうしよう~」「この青いの何?」
八色刹那:「…そうだな、発電所への敵対行為は特に重大な背信だ」
八色刹那:「悪いが捕縛させてもらおう、時間も無いんだ」
妙見一成:「承知致しました、刹那様」
香崎実那:「...この、侵蝕値は...お三方、防御態勢へ!!」
八色刹那:「…!?わかった!!」数節の詠唱を組み込んだ防御術式を発動
八色刹那:電子的な読み上げ音声の後に、曼荼羅のような結界が現れる
妙見一成:「久城くん!こちらに!」
久城 紕俐:「ん?例の三人組なら特段強くは無いんじゃ……?うわっ」引っ張られる
GM:「止められなかったら...あれ使っちゃえって言われてた~!」「占ってもらってたな」「やるぞー」
香崎実那:「侵蝕値上昇....50,60,70,80,依然上昇中!」
目出し帽1:エンブレム:ラストラン使用
目出し帽2:エンブレム:ラストラン使用
目出し帽3:エンブレム:ラストラン使用
:以後の判定にダイス+10 攻撃力+10 侵蝕値+20
:暴走を付与。
久城 紕俐:「あの力、FHの実験生物か⁉」
目出し帽1:「撃つぞ...撃つぞ...!」火花が出せる程度の彼の技は。
目出し帽1:炎の球となり結界に弾かれる。
目出し帽2:「すっごい~!これなら勝てちゃうよ」
目出し帽3:「よし、いくぞー」
GM:ミドル戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下の通り
GM:久城(12)妙見(6)八色(4)
|
|(5m)
|
目出し帽1(6)目出し帽2(6)目出し帽3(6)
GM:衝動判定! 難易度7
妙見一成:衝動判定!?
久城 紕俐:えぇ!??
妙見一成:ここで?
八色刹那:!?
八色刹那:3dx+1 意志
DoubleCross : (3DX10+1) → 9[2,6,9]+1 → 10
八色刹那:2d10
DoubleCross : (2D10) → 19[9,10] → 19
久城 紕俐:6dx>=7
DoubleCross : (6DX10>=7) → 10[2,6,7,9,10,10]+4[3,4] → 14 → 成功
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を19増加 (66 → 85)
妙見一成:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[1,1,1,6,6] → 6
妙見一成:すみません、技能値足したら7です
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を2d10(→ 14)増加 (66 → 80)
妙見一成:63+2d10
DoubleCross : (63+2D10) → 63+10[2,8] → 73
GM:ラウンド1 セットアップ
妙見一成:あります
久城 紕俐:なーし
妙見一成:怨念の呪石を使用し暴走
八色刹那:活性の霧、対象のATK+15、ドッジD-2、コスト3
八色刹那:これを久城さんへ
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を3増加 (85 → 88)
妙見一成:ダイス+3、HPダメージを常に‐15、ダメージ+2D
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を3増加 (73 → 76)
:敵は無し。
GM:イニシアチブプロセス
GM:12の久城さん
目出し帽1:割り込み!《加速する刻》
目出し帽2:《加速する刻》
目出し帽3:《加速する刻》
久城 紕俐:うわっ
目出し帽1:《コンセントレイト:サラマンダー》《焦熱の弾丸》
目出し帽1:射撃攻撃!対象は久城さん
目出し帽1:15dx@9
DoubleCross : (15DX9) → 10[3,3,3,4,5,5,5,6,6,7,8,8,9,9,9]+5[1,4,5] → 15
目出し帽2:《コンセントレイト:ブラッグドッグ》《雷の槍》
目出し帽2:RC射撃攻撃!対象は八色さん
目出し帽2:14dx@9
DoubleCross : (14DX9) → 10[1,2,3,5,5,5,6,7,7,7,8,9,10,10]+7[6,7,7] → 17
目出し帽3:《コンセントレイト:ハヌマーン》《振動球》
目出し帽3:装甲無視射撃攻撃!対象は妙見さん
目出し帽3:15dx@9
DoubleCross : (15DX9) → 10[1,1,2,2,3,4,4,5,5,6,6,8,9,9,9]+6[1,5,6] → 16
妙見一成:暴走リア不
八色刹那:一応回避
八色刹那:3dx
DoubleCross : (3DX10) → 10[3,6,10]+7[7] → 17
八色刹那:!?
妙見一成:さすがです刹那様
目出し帽3:うわーっ!
久城 紕俐:すっごい
八色刹那:素で回避しやがった
久城 紕俐:3dx>=15 わたしもやるぞー!回避だ
DoubleCross : (3DX10>=15) → 8[2,7,8] → 8 → 失敗
妙見一成:久城くん、ドッジダイスは一応あるのか?
久城 紕俐:あ、ダイスデバフあった
久城 紕俐:どちらにしても失敗だね
妙見一成:すまないな、守れなくて
目出し帽1:2d10+18
DoubleCross : (2D10+18) → 8[4,4]+18 → 26
目出し帽3:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 13[9,4]+14 → 27
GM:久城さんに装甲有効26ダメージ、妙見さんに装甲無視27ダメージ
妙見一成:ダメージ‐15して12点入る
久城 紕俐:死、リザレクト!
妙見一成:HPは16で生きてます
目出し帽3:すごい減らしてくる...
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 3)増加 (80 → 83)
久城 紕俐:HP3になります
GM:イニシアチブ12 改めて久城さんから
久城 紕俐:よーし仕返しと自爆だ
久城 紕俐:イニシアチブでアルティメイド服装備
久城 紕俐:マイナーはスキップでメジャーアクション
久城 紕俐:メジャーコンボ【カナタ】紅の大鎌+鮮血の網+CR:ブラム+ブラッドボム
久城 紕俐:範囲にRC攻撃と命中時に硬直付与、あとダメージが1点でも入ったらブラッドボムのダメージ入ります
久城 紕俐:7dx8+9
DoubleCross : (7DX8+9) → 10[2,3,3,3,7,7,8]+1[1]+9 → 20
目出し帽1:ドッジ!
目出し帽1:14dx
DoubleCross : (14DX10) → 10[1,2,3,4,4,6,7,7,7,8,8,9,9,10]+4[4] → 14
目出し帽1:無理だーっ
目出し帽2:ドッジ!
目出し帽2:14dx
DoubleCross : (14DX10) → 10[2,2,4,4,5,6,7,8,8,9,9,9,9,10]+5[5] → 15
目出し帽2:駄目~
目出し帽3:ドッジ!
目出し帽3:12dx
DoubleCross : (12DX10) → 9[1,1,2,2,2,3,4,5,7,7,8,9] → 9
久城 紕俐:よし!
久城 紕俐:ダメージ行くよ!?
GM:どうぞ!
久城 紕俐:3d10+15+9
DoubleCross : (3D10+15+9) → 19[6,8,5]+15+9 → 43
目出し帽1:しにそう
目出し帽2:へろへろ
目出し帽3:うごけない
久城 紕俐:ダメージ入ったな?ならばブラッドボムも喰らえ!
久城 紕俐:3d10 追加HPダメージ
DoubleCross : (3D10) → 13[4,3,6] → 13
目出し帽1:《蘇生復活》
目出し帽2:《蘇生復活》
目出し帽3:《蘇生復活》
久城 紕俐:《リザレクト》
久城 紕俐:1d10
DoubleCross : (1D10) → 3
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を9増加 (86 → 95)
久城 紕俐:久城 紕俐のイニシアチブを9増加 (12 → 21)
GM:イニシアチブ6 妙見さん
妙見一成:はーい
妙見一成:マイナーで3人組にエンゲージ
妙見一成:メジャーでコンボ「アナラ」 《コンセントレイト:サラマンダー》《厄災の炎》
妙見一成:対象は3人全員
妙見一成:妨害あるかな?
GM:ない!
妙見一成:では、判定
妙見一成:8dx7+1
DoubleCross : (8DX7+1) → 10[1,2,3,3,6,7,8,10]+10[4,5,9]+2[2]+1 → 23
目出し帽1:ドッジ!
目出し帽1:14dx
DoubleCross : (14DX10) → 10[1,1,1,3,4,5,5,7,7,8,9,9,9,10]+3[3] → 13
目出し帽2:ドッジ!
目出し帽2:14dx
DoubleCross : (14DX10) → 9[1,1,2,3,5,5,5,6,6,7,7,7,8,9] → 9
目出し帽3:ドッジ!
目出し帽3:12dx
DoubleCross : (12DX10) → 10[2,4,5,5,6,6,6,7,9,10,10,10]+5[3,4,5] → 15
妙見一成:よく頑張ったじゃないか
妙見一成:ではこのままダメージいくね
GM:どうぞ
妙見一成:3d10+2d10+15
DoubleCross : (3D10+2D10+15) → 13[4,5,4]+14[5,9]+15 → 42
妙見一成:まあそこそこ
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を6増加 (76 → 82)
目出し帽1:だめだ... 死!
目出し帽2:むり~ 死!
目出し帽3:降参! 死!
GM:戦闘終了!
目出し帽1:「こんなに...こんなに強く出せる!撃てるだけ撃ってやるぞ...!」
目出し帽1:指を銃の形にし、久城に向かって火球を連続して放つ!
久城 紕俐:鞄で受けようとし、中身を思い出す。
久城 紕俐:「本屋に炎は反則だろ!?」一番燃えていいのは自分自身だった。肉体でもろに受ける
目出し帽1:「..や、やった...あたった あたったぞ」
目出し帽3:「いーなあ、こっちも行くぞー」
妙見一成:「久城くん!?何してるんだ…!」
目出し帽3:取り出すのは何の変哲もない団扇。振り上げ、そのまま下げれば、振動とともに風の刃が巻き起こる!
目出し帽3:「こういうのって...かまいたち!そうだ!」
妙見一成:かまいたちが届く前に耳に付けたピアスに触れる
妙見一成:蒼い光を溢れさせるかのように、その身体が炎に包まれる
妙見一成:その状態で、刃を正面から受ける
妙見一成:「うん……少し痛いが。風は炎と相性がいい」
妙見一成:呑み込んだ風を利用して一際強く炎が揺れ、収まる
目出し帽3:「えっ!?うわわ...なんだ今の!」
目出し帽2:「最後にやってやる~。バチバチ~って..雷みたいに...槍を投げて...えいっ!」
目出し帽2:背から棒状に変化させた雷撃を、槍を打ち出すように放つ!
電子音声:「ノウマク・サマンダ・バザラダン・バザラモコ・カン」
八色刹那:私用のタブレットに仕込んだマントラ術式プログラムが、電子音声で詠唱しながら、ミルフィーユ状に次々結界を張って行く
八色刹那:ある程度の出力はあるようだが金剛薩埵との簡易契約術式でどうにか切り抜ける
八色刹那:それと同時に、戦況の把握も欠かさない
八色刹那:(妙見は防御の方が強い、となると今は)
八色刹那:「オン・バラ・バラ・サンバラ・サンバラ・インドリヤビジュダネ・ウン・ウン・ロロ・サレイ・ソワカ」
八色刹那:口頭で簡単にマントラを唱え、持っていた呪符を久城さんへ飛ばす
八色刹那:「単純な破砕効果を上げるものだ!好きに使え!」
久城 紕俐:上着を脱ぎ捨て炎を払う。「OK,こっちも着火は済んだ」火のついたタバコを口に運び利き手で呪符を受け取る
久城 紕俐:「東洋系はあまり使ったことは無いが、呪霊や霊鬼なんかがいるなら何とでもなるだろう」
久城 紕俐:「ハイブリッド版だ。覚悟しろよクソガキども」
GM:「ひーっ!?」「逃げろ逃げろ!」「逃げられないよ~」
久城 紕俐:血と煙が融合しその場に巨大な蛇と鬼が現出する
GM:回避行動を取るももう遅い。眼前には蛇鬼が顕れる。
久城 紕俐:蛇は三人組を拘束すると続いて鬼が強烈な一撃を頭蓋に叩きつける。
久城 紕俐:「……東洋系じゃ無いっぽいな。……なんだこれ?」
GM:三人の頭が揺れ、ぐったりと倒れる。
GM:「な、なんだあれ...」「あれ勝てないよ~」「いたかった...めっちゃいたかった...」
久城 紕俐:術式を間違えた反動がそのまま自分にも帰ってくる
久城 紕俐:「げふっ……スマン。妙見さんあと任す」
妙見一成:「キミ……人のこと言えた義理じゃなんじゃないか…?」
妙見一成:「まあいいさ、ここは僕らの街だ。勿論任せてくれていい」
妙見一成:ゆっくりと3人組に向かって歩き出す
GM:「「「ひーっ...!」」」
妙見一成:「さて……、じゃあキミたちは、捕縛させてもらうよ」
妙見一成:そう告げると、纏っていた炎が揺らぎ、広がり、3人を囲む
妙見一成:「炭にされたくはないだろう?降参するなら今のうちにした方が良いと思うが」
妙見一成:こてん、と首を倒しながらそう投降を呼びかける
GM:「どっどうしよう」「謝れば許してくれるかな」「だめっぽい~~」
妙見一成:「許すんだけどな………」
GM:「えっマジかよ」「じゃあ逃げちゃおうよ」「やった~そうしよう!」
妙見一成:「逃がしはしないよ」
GM:壁際に伸びていた手が止まる。
妙見一成:「…仕方ないか、一回仲良く気絶しててくれ」
八色刹那:「……全員そこに正座!手は膝の上だ!」
妙見一成:「………刹那様?」
GM:「「「うわーーっ!」」」驚きながらその通りにする
八色刹那:「何も殴って倒すことはあるまい、このまま大人しくさせて本部に送ればいいだろう」
八色刹那:「もちろん、ここまで運ぶことができたのは2人のおかげだ、ありがとう」
妙見一成:「いえ…僕も武力行使でどうにかしたかったわけではないので」
妙見一成:「こちらこそ、ありがとうございます。刹那様」
久城 紕俐:「区長さんが言うなら。それに文字通りの鬼のげんこつをあげたわけだしこれ以上悪さしようとは思わないでしょう?」
GM:「もうしない...」「いたかった...」「ごめんなさい...」
妙見一成:「逃げようとしないでくれよ?僕だって全部を燃やしたいわけじゃないからね」
八色刹那:「ああ、近くにいるのは……加宜と星川か…2人に引き渡して3人は本部に送るか」
八色刹那:「それまでお前たちは正座だ、いいな?」
GM:「「「はーい...」」」
香崎実那:「...了解しました、連絡を..り...身...本部...」
八色刹那:「……香崎?」
香崎実那:激しいノイズが混じる。通信網は回復したというのに。
妙見一成:「……香崎くん!」
久城 紕俐:「ついに通信機壊れたと思ったらみんなか?異常はどこだ?」
GM:――――影が溶ける。
GM:それは人の形を成し、手が開き、足が蠢く。
”ソーサリー":「...何を...しているというのです....」
GM:「...あ」「占い師様だ!」「やった!助けに来てくれたんだ!」
”ソーサリー":薄布で隠した口元が、酷く歪んだ。
”ソーサリー":「....おや...皆さん揃いで....」
久城 紕俐:「占い師?……あれ、貴方どこかで……」
”ソーサリー":「...幻には遭いましたか?」
久城 紕俐:「幻……顔が見えない星詠みとは会ったが、その言い方からして貴方の能力の一部だったのかな」
”ソーサリー":「....ふふ...あれは姿を保っていたでしょう...?」
”ソーサリー":「...気付いていないのであれば....それも良い...」
久城 紕俐:「?要領を得ないしゃべり方だな。知り合いか、区長さん?」
妙見一成:「………元8区区長殿だからね、刹那様は面識がある」
八色刹那:「…先ほどぶりだな"ソーサリー"」
八色刹那:「こいつらを差し向けたのはお前か?」
八色刹那:守備術式を複数起動
”ソーサリー":「...差し向けた、だなんて...」
八色刹那:いつでも3人を守れる体制に
”ソーサリー":「....ただ、面白くなれば尚良い...と...」
”ソーサリー":「.....おや、ひとり、知らない顔がありますね....」
八色刹那:「紹介してやろうか?9区の優秀な抑止力だ」
八色刹那:「こいつを知らずに来た、というのは痛手になるぞ」
八色刹那:「なあ、妙見」
妙見一成:「…お初にお目にかかる。9区自治組織ガーンデーヴァ副司令」
妙見一成:「“ヴァス・ドルヴァ”妙見だ」
”ソーサリー":「...ヴァス神群が一柱とは...さぞ恐ろしいのでしょうね...」くつくつと笑う。
八色刹那:「それで、今度は何をしに来たんだ、まさか進捗の芳しくない僕に茶々を入れに来たわけでもないだろう?」
”ソーサリー":「...まさか。そんな無粋な真似はしませんとも...」
”ソーサリー":「...仕掛けが動いているかどうか、確かめに来ただけですから...」
”ソーサリー":「...ここは本当に奇妙な地区ですね、教歌穂月」
八色刹那:「……何が言いたい」
”ソーサリー":「...とてもいい場所だと思いますよ...過ごしやすく、平穏で...」
”ソーサリー":「....”迷う者”が誰一人としていない....信心深いのでしょうか...」
八色刹那:「それをお前に言う理由はどこにもないな」
”ソーサリー":「...それはそうでしょうね、私はあなたの副司令を攫いましたし、あなたも私を好いてはいない...」
”ソーサリー":「...そういえば。思ったよりも取り乱したりしないんですね...彼女がどうなっているかもわからないのに」
八色刹那:「そう見えるのであれば、僕も司令官が板についてきたということか」
八色刹那:「この状況に置いて守りたいものを守るのに最適な行動がとれないわけじゃないさ」
”ソーサリー":「...それを聞いて彼女は...悲しむんでしょうか、喜ぶんでしょうか...」
妙見一成:「パトなら悲しむことも喜ぶこともしないだろうさ」
妙見一成:「ただ、刹那様が助けてくれることだけを信じているはずだよ」
”ソーサリー":「....そう。そうですか...」
八色刹那:「動揺を誘いたかったのであれば、見誤ったな」
”ソーサリー":「...彼女は地下劇場にいます...わたしの好きな術式をたくさん掛けておきました...」
八色刹那:「そうか」簡潔に答えながらも、警戒は欠かさない
八色刹那:この場所には危険なものが多すぎるし、何よりいつ彼女が動き状況を変転させるかわからない
”ソーサリー":「...今も...ほら、聞こえますよ?彼女の声が...」
”ソーサリー":《地獄耳》
”ソーサリー":「...健気ですよね....声を抑えて、聞こえないようにしている...」
妙見一成:「…久城くん、キミ術式とかそういう知識はあるんだよな?」2人の会話を聞きつつも
妙見一成:「僕は詳しくないが、壊すのって難しかったりするのかい?」
久城 紕俐:「……専門は降霊とかの死霊術系だ。あまり便利なことはできないぞ」
久城 紕俐:「壊す?術式をか?」
妙見一成:「ああ、馬鹿正直に発動させることもないだろう?」
妙見一成:「壊せるならそっちの方がいいと思ったんだが…」
久城 紕俐:「…どうだかね。あいつが嘘をついていないなら専門は占星術。人を導き誘導する類のものだ」
八色刹那:ぎり、と端末を握る手が強くなる
久城 紕俐:「導きに従わない者には不幸が訪れる。もし裏道や近道を作ろうとすればどのようなしっぺ返しが来るか……」
”ソーサリー":「...えぇ、えぇ、聡いですね...」
”ソーサリー":「...そんなことしたら...彼女の人格ごとこわれていたでしょうから...」
妙見一成:「………ふむ、なるほどね」真正面で術式破壊の話をしても慌てない理由はそこか
”ソーサリー":「...やはりあの時...占って良かった...」
”ソーサリー":「...その明かす力は...きっと面白くしてくれるでしょうとも...」
久城 紕俐:「踊らされているようで気に食わないな」どこから私は手の内にいた?底の見えないやつだ
”ソーサリー":「...手を引かれるのも一興というもの」
”ソーサリー":「...彼ら三人は...そうですね...もう飽きてしまいました...」
”ソーサリー":「...散らしてしまうのもよさそうですが、そんなに大切そうに守られては...興も削がれてしまいますから...」
八色刹那:「ああ、さっさと戻っておけ」
八色刹那:「僕を煽ったんだ、お前の組んだ数多の術式、真正面からすべて突破される覚悟をする時間くらいはくれてやる」
久城 紕俐:「それに、手を引くだなんて笑止千万」
久城 紕俐:「私の目的はその常識外れた術式の解明、そして秘密を解き明かすことだ」
久城 紕俐:「仕込みが住んでいる術式の山に招かれているなら要らないといわれようと二人の後をついて行くさ」
”ソーサリー":「...では...お待ちしていますから...」
”ソーサリー":影が閉じ、身体は溶け込んだ。
香崎実那:「....司...令...副....令.......」
八色刹那:はあ………と姿が消えたことを確認し大きく嘆息
香崎実那:「...状...況...返答を...お三方...!」
八色刹那:「すまない香取、こちら八色だ、聞こえている」
妙見一成:「香崎くん、こちらも聞こえている」
香崎実那:「....通信、回復を確認...」マイクの奥で、安堵した息の音が聞こえる。
久城 紕俐:「通信機、直ったみたいね。あの女の妨害だったのかしら」
香崎実那:「...女、"ソーサリー"と遭遇を?」
八色刹那:「ああ、詳しいことは追って説明する、発電所には加宜と星川と……あと技術班数人をよこしてほしい」
八色刹那:「発電所に何かされている可能性は高い、精査を頼む」
香崎実那:「....了解しました、オブジェクトの暴走後の対処により、少々時間は掛かるでしょうが...優先度を高に設定、招集を掛けます」
香崎実那:「...それと、観音副司令の居場所が確定しました」
八色刹那:「オルタネイトスクエア地下か」
香崎実那:「...はい。詳細な状況は術式に阻まれ不明、何度も再編纂を試みていますが...厳しいかと...」
香崎実那:「...最後に。観音副司令から言伝を預かっています」
妙見一成:「ルート構築は僕がやる、心配はいらないさ」
八色刹那:「精査でそれなら十分だ、念のため破却礼装の準備を頼む、ついでに取りに行く」
八色刹那:「聞こう」
香崎実那:「”彼女を打ち破るには、遺物を使って”、と」
久城 紕俐:「”遺物”……?」妙見が遺産と同等の力がどうのと言っていたがその類の力か?
GM:ここで情報を公開します。
・謎の占い師について
8区区長、“ソーサリー”が《透明存在》を使用し9区へ侵入していた姿。
使えそうなオーヴァードを操った。自身の広大な領域を侵食させ、9区を混乱の中に陥れた。
現在、遺物:“重濠の外套”により全てのダメージ、バットステータスを無効化している。
《Eロイス:究極存在》
使用エフェクト(一部) 《惑いの庭》《支配の領域》《ナーヴジャック》
香崎実那:「...観音副司令からは以上です」
八色刹那:「………了解した、予定変更だ」
妙見一成:「……刹那様?」
八色刹那:「発電所の精査が終わったらすぐ、ガーンデーヴァ全隊員を司令室に集めてくれ」
香崎実那:「了解しました、ですが何故...」
妙見一成:「…香崎くん、今はそこを追求するタイミングじゃない」
八色刹那:「大事な話を、させてもらいたい」
八色刹那:「頼む」
香崎実那:「分かりました。全隊員に通達を」
八色刹那:「ありがとう」
トリガーシーン
GM:ガーンデーヴァ総司令部、司令室。
GM:創立以来、司令や副司令のみ足を踏み入れたことのない場所へ、全隊員が集った。
八色刹那:「みんな集まってくれて感謝する」
八色刹那:司令室に入り、自分の席の前に立つ
久城 紕俐:「……臨時の実働班員ごときが入っていいのか?ここ」
久城 紕俐:気まずそうに皆同様に並ぶ。一応ソーサラーの手駒として扱われていたことを多少は気にしているのだ。
妙見一成:「ああ、臨時とはいえキミは今僕の部下だ」
妙見一成:「胸を張っていていいよ」
八色刹那:「本題の前に、まず前提として今からオルタネイトスクエア奪還作戦の概要から説明させてほしい」
八色刹那:「今から30分後、僕と副司令妙見、臨時班員久城、それとゲート確保用の綴4人で、アカーシャ総合発電所に行き、『空想具現炉』を停止させたのち、中の燃料を抜き出す」
八色刹那:「その後すぐにオルタネイトスクエアまで移動、地下にて"ソーサリー"を討伐、目標の沈黙を確認してすぐにまた発電所まで引き返し、空想具現炉を再起動」
八色刹那:「ここまでが作戦内容だ」
八色刹那:「……空想具現炉の停止は、街中に混乱をもたらす可能性が非常に高い」
八色刹那:「僕もこの作戦を実行するかどうかは非常に迷ったが、このまま9区が"ソーサリー"によって混乱の渦中にあり、区民の生活が脅かされるよりはいいと考え、実行に踏み切った」
八色刹那:「……君たちガーンデーヴァ隊員に言えることは一つだ」
八色刹那:「…僕を信じて、この街を守ってくれ」
妙見一成:「承知致しました、刹那様。必ず街を守ります」
妙見一成:「みんなも聞いていただろう?ここから先は全員の力をあわせる必要がある」
妙見一成:「数が足りない場合は補いあってこの危機を乗り越えるぞ」
GM:隊員の声で部屋が揺れる。それは彼らが同じく守りたいと思っているからであり、自身の組織を信じているからだ。
久城 紕俐:肌にびりびりと隊員たちの熱が覇気が信念が伝わる。
久城 紕俐:「なるほど、これは____」冷徹な監視社会の創造者,そう例えた自分を恥じ前に立つ男を見る。
久城 紕俐:「__これほど心に強烈な炎を宿す者にまた会えるとはな」
久城 紕俐:気付けば他の隊員同様に私は彼の声に従っていた。
香崎実那:「...発電所精査班より連絡、異常は現時点では見られず、とのことです」
八色刹那:「了解!この後全域が停電する!今のうちに住民への通達を済ませておいてくれ!」
八色刹那:「久城と妙見はメディカルチェックの後戦闘準備を頼む、必要な物は手配する」
妙見一成:「はい、承知致しました」
妙見一成:「久城くん、さっきの怪我もあるだろう」
妙見一成:「準備するから、こちらに」
久城 紕俐:「うっ了解、部下の事をよく見ているな、私の上司は」
八色刹那:「時間は少ないが、各員この時間で万全の状態に近づけてくれ!」
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
八色刹那:ロイス
八色刹那:ガーンデーヴァ 〇信頼/不安
八色刹那:これで
妙見一成:ロイスは“ソーサリー”に 疑念/不快感○ で取得します
久城 紕俐:ロイス ”ジプサム” ○懐旧/悔悟 で取得します
妙見一成:購入は応急手当
妙見一成:4dx+1>=8
DoubleCross : (4DX10+1>=8) → 9[2,3,6,9]+1 → 10 → 成功
妙見一成:うん
妙見一成:とりあえず一つだけ使います
妙見一成:16+2d10
DoubleCross : (16+2D10) → 16+14[10,4] → 30
妙見一成:あ、全快した
久城 紕俐:私も応急買います
妙見一成:からもう一つもってるのは久城くんにあげよう
久城 紕俐:あ、ありがとうございます。HPの調整したいので先に使わせてもらいますね
久城 紕俐:3+2d10
DoubleCross : (3+2D10) → 3+6[4,2] → 9
久城 紕俐:うん
久城 紕俐:3dx+6>=8
DoubleCross : (3DX10+6>=8) → 10[4,5,10]+7[7]+6 → 23 → 成功
久城 紕俐:9+2d10 使いますー
DoubleCross : (9+2D10) → 9+5[1,4] → 14
久城 紕俐:もうやだクスリに嫌われてる
八色刹那:もう一ついります?
久城 紕俐:いやだいじょうぶ。HPの調整的にもう一個使ったら起点が使えなくなっちゃう
八色刹那:はーい
八色刹那:ほんとに何買おう
八色刹那:一応ブルゲにしてみようかな
八色刹那:8dx+2
DoubleCross : (8DX10+2) → 10[2,4,5,5,6,9,9,10]+10[10]+1[1]+2 → 23
八色刹那:買えた
妙見一成:さすがです刹那様
八色刹那:久城さんに渡して購入終わり
八色刹那:以上
クライマックス
GM:クライマックス
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を1d10(→ 6)増加 (88 → 94)
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を1d10(→ 10)増加 (95 → 105)
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 2)増加 (82 → 84)
GM:
GM:ディメンションゲートにより、アカーシャ発電所へ舞い戻る。
GM:最深部。煌々と動き続けている炉が、制御部から確認できる。
香崎実那:「...通信網が復帰したため、こちらから空想具現炉を停止することが可能です」
香崎実那:「人員の配置はすべて完了致しました。」
八色刹那:この炉について、僕の知っていることはそう多くは無い
八色刹那:僕が僕の望んだ街をつくるのに必要だと言われたこと、強い力をもった"遺物"を使用していること
八色刹那:本当にそれくらいだ
八色刹那:「……よし、オルタネイトスクエア奪還作戦、これより開始する!」
妙見一成:「はい!」
久城 紕俐:「了解!」
香崎実那:「...空想具現炉、停止!信仰エネルギーのゆらぎを観測。各地区の侵蝕変動あり!」
香崎実那:「...大きな変動は見られません、許容範囲内です」
八色刹那:「想定内だ!こちらで燃料は取り出す」
八色刹那:停止を確認し慎重にかけより、あまり使わないマニュアルを読みながら丁寧に中の液体を取り出していく
八色刹那:空想具現炉、内部燃料
八色刹那:否、燃料という言い方は少し不正確かもしれない
八色刹那:それは人々の精神エネルギーを現実のものとして出力する触媒
八色刹那:またの名を
八色刹那:――遺物:寓幻の霊薬
八色刹那:液体を丁寧に保存容器に入れて、キャップを閉める
八色刹那:「内部燃料の摘出、完了した、オルタネイトスクエアへ向かう」
八色刹那:「…急ぐぞ!」
妙見一成:「…はい!いくぞ久城くん」
久城 紕俐:「遺物……凄く気になるが後まわしだ……はい行きますよぉ!」
妙見一成:「ここから先は休憩なしだ、馬車馬のように働いて貰うからな!」
久城 紕俐:「チクショウどんとこい!」
GM:ゲートが閉じれば、地下劇場の入り口が見える。
GM:電灯は消え、薄暗いホワイエがそこにある。
八色刹那:「ありがとう綴、状況が終了し次第連絡をよこす、それまで待機していてくれ」
八色刹那:業務連絡を手短に済ませ、2人に向き直る
八色刹那:「中に何があるかはわからない、だが僕たちのやることは一つだ」
八色刹那:「中の奴を打倒し、観音パトを救出」
八色刹那:「僕たちの街を、守りに行くぞ!!」
妙見一成:「はい!勿論です!」
久城 紕俐:「ええ、全力で支えるよ」
GM:劇場のドアが開かれる。
GM:歪み、捻じ曲がり、悪夢のような光景が広がっていた。
GM:壁から縦横無尽に生えた座席、地面から吊り上がっている緞帳。
GM:割れた音を響かせるスピーカー。毒々しい色を放つ照明。
GM:辛うじて無事な舞台上に、観音パトがいる。
観音パト:「...アドみー、来てくれたんだ」
八色刹那:劇場内部の様子に眉を顰め、用意していた破却礼装を一枚使用
八色刹那:「ああ」
観音パト:「街の人は...大丈夫?」
妙見一成:「無事だ、心配いらない」
八色刹那:「……託してきた、あとは彼ら次第だ」
観音パト:「良かった、なら...安心だね」
観音パト:「...その人は?友達?」
八色刹那:「協力者だ、今回のな」
久城 紕俐:「初めましてパトさん。久城 紕俐、臨時の職員だ。」
八色刹那:少しずつ自分の周囲の空間を正常化させながら近づいていく
観音パト:「....ありがとうね、手伝ってくれて」
観音パト:「ふたりとも全然休まないんだもの、もう、全部終わったら怒ってあげないと」
観音パト:そう言っている自身も、疲れた表情を覆い隠してそう言っている。
久城 紕俐:「……そうだな。全部終わったら休んでもらおう。私も休んでいる間の仕事は手伝うよ。一応は職員だ」
久城 紕俐:顔を撫でる「キミも全部終わったら休んでくれよ」
観音パト:「...うん、ありが、と...」
GM:客席が一つ、元通りに存在している。
”ソーサリー":「...感動の再会、一度見てみたいと思っていたんですよ」
久城 紕俐:「ストーリーテラー気取りか。劇場作家にでもなった方がいいんじゃないか?」不機嫌を隠さない
”ソーサリー":「...術式を書いていた方が楽しいですから...」「それに」
”ソーサリー":「...思うより、人の情緒はつまらない」
妙見一成:「あまりいい脚本も書けなさそうだし、観客としてもどうかと思うね」
八色刹那:「術士らしいと言われればらしいがな」
”ソーサリー":「...あ」八色を指す。
”ソーサリー":「...遺物...持ち出してしまったんですね...」
八色刹那:「ああ」
”ソーサリー":「ずっと、聞きたかったんです」「知りたくて知りたくて仕方がなかった」
”ソーサリー":立ち上がる。
八色刹那:短く答える、声には迷いもない
”ソーサリー":「持ってきてくれたんですね、待ち望んでいましたとも」「どうでした?」「どうなりました?」
”ソーサリー":「何が明かされました?」「街はどうなりました?」
”ソーサリー":「人は死にましたか?」「初めてリザレクトしたオーヴァードが出てしまったのではないですか?」
”ソーサリー":「最上の混沌が、齎されたのではないですか?」
”ソーサリー":「...例えば、夢が覚めるような」
”ソーサリー":笑う。
八色刹那:少しだけ目を閉じ、軽く深呼吸
八色刹那:「……綴、外の状況は」
八色刹那:それだけを言って、通信機をスピーカーの音量を上げる
GM:「...こちら綴、第二避難所、問題ありません!」
GM:「第三、第四シェルター異常なし、住人たちは落ち着いています」
GM:「...暗くなった時は驚いてましたけどね、みんな信じてます。司令達のこと!」
八色刹那:ふふ、と、無表情が常の青年の口元が上がる
GM:「...外縁部外回り、異常ありません。静かな街は初めてですが、少し寂しいです。早く戻してくださいよー」
GM:「こちら商店街避難所!みんな火や光を集めて明るく暖まってます。...いいもんですね、レゲネイドの温もりも。」
香崎実那:「ポールザムハイツより街の侵蝕状況をお知らせします。平常時誤差+0.5、問題ありません」
香崎実那:「...もう少し。待てば必ず我々が光を取り戻します」
香崎実那:「ガーンデーヴァの隊員は、街を守るために在るのですから。」
八色刹那:「定時連絡、感謝する、みんな、もう少し頑張ってくれ」
八色刹那:通信を一度切る
八色刹那:「だ、そうだ、この期に及んでも異常なし、久城のいう通りだったよ」
久城 紕俐:「……私の言う通り?」
八色刹那:「僕一人でどうにかしようと走り続けても、それはどこかで必ず無理が出る」
八色刹那:「考えるべきだった、この区にいる人々と、そして、信じるべきだった」
妙見一成:「………そうですね」それを聞いて苦笑する
八色刹那:「なんて、信仰エネルギーを主軸に置いていた自分でこういうことに今更気づくのもどうかと思うが」
八色刹那:「感謝する久城、お前には思ったよりも大事なものをもらったよ」
久城 紕俐:「ふっ……今言われてやっと思い出しましたよ。そんなこと言いましたね、私」
久城 紕俐:「その言葉をずっと胸に抱いて実行したのは貴方だ。そしてあなたを信じてついてこさせたのも貴方だ」
久城 紕俐:「全部貴方の力だよ。私はそのきっかけに過ぎない」
八色刹那:「それでもだ、僕一人では気づかなかったかもしれないからな」
”ソーサリー":「...........そんな」
”ソーサリー":「....だって、有り得ない」「..嘘.....」
”ソーサリー":「.......最初から。夢では無かったと?」
”ソーサリー":「..."教歌穂月"。この区は、なんだというのです?」
八色刹那:「何を知っているのかは知らんが、教歌穂月、ガーンデーヴァ総司令である以前に、八色刹那として答えよう」
八色刹那:「ここは、"僕達"の区だ!世も末の地獄のような場所から、血と涙を流して勝ち取った平穏の地だ!」
八色刹那:「だから僕は、僕の手が届く限り!」
八色刹那:「この平穏を守る!力なくても笑いあえる日々を守る!」
八色刹那:「第九地区を、平穏を、観劇半分で壊した対価!その身で払ってもらうぞ!」
八色刹那:――寓幻の霊薬、起動
八色刹那:夢と現の境は切られ、幽世への祈りは現世の力となった
八色刹那:可能にしたのは、精神エネルギーの実体変換
八色刹那:非常用に用意していた空の端末を、7台起動
八色刹那:全てに搭載していた破却礼装を、強引に同時起動
電子音声:「「「「「「「オン・バ・サラバキリシャ・ニルソナナウ・サラバダルマ・バシタ・ハラハタ・ギャギャナウ・サンマサンマ・ソワカ」」」」」」」
八色刹那:一切の煩悩を摧伏する者よ。一切の法に自在を得たる者よ。虚空に等しく無等比なる者よ。
八色刹那:この場に満ちた
重濠の外套
を、打ち払い給え――
”ソーサリー":「....あ、ぁ...?」身体の芯が二つに割れる。
”ソーサリー":虚空から引きずり出されるは、黒き遺物。領域の要石。
”ソーサリー":「...こわ、すな...わたしの、それは....」
”ソーサリー":「...わたしだけの、わたしの為だけの...!!」
”ソーサリー":それは濠が時によって埋もれるように。冠はいつか覆されるように。
”ソーサリー":「....すべてを、知って」
”ソーサリー":「...愉しむ、筈が...」
GM:《究極存在》解除
八色刹那:白い光を放っていた七つの端末が、ブラックアウトし、その場に落ちる
八色刹那:相手の術を破壊する複雑な術式を7回並列して起動する無茶が、そうそう長く通るとも思わない
八色刹那:「……さて、"ソーサリー"」
八色刹那:膝をつきながらも、月夜のような金青の目はしっかりと見据えていて
八色刹那:「存分に、殴り合わせてもらおうか」
:――――遺物起動、確認
:――――観測を開始します―――
GM:全てを否定するかのような感情が、衝動を呼応させる!
GM:衝動判定、難易度は7!
妙見一成:6dx+1>=7
DoubleCross : (6DX10+1>=7) → 7[1,3,3,4,4,7]+1 → 8 → 成功
久城 紕俐:8dx>=7
DoubleCross : (8DX10>=7) → 10[1,5,6,6,7,8,8,10]+8[8] → 18 → 成功
妙見一成:84+2d10
DoubleCross : (84+2D10) → 84+11[7,4] → 95
八色刹那:4dx+1
DoubleCross : (4DX10+1) → 10[4,7,9,10]+9[9]+1 → 20
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を2d10(→ 11)増加 (105 → 116)
八色刹那:2d10
DoubleCross : (2D10) → 12[10,2] → 12
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を12増加 (94 → 106)
GM:エンゲージはこちら
GM:”ソーサリー"(12)
|
|
|(5m)
|
|
八色刹那(4)久城 紕俐(12)妙見一成(6)
GM:ラウンド1
GM:セットアップ!
妙見一成:あります、怨念の呪石を使用して暴走
妙見一成:ダイス+3、HPダメージ‐15、ダメージダイス+2D
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を3増加 (95 → 98)
八色刹那:活性の霧、対象のATK+18、ドッジD-2、コスト3
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を3増加 (106 → 109)
八色刹那:久城さんに
久城 紕俐:毎度ありがとうございます!!
”ソーサリー":《破滅の足音》
”ソーサリー":1d6+1
DoubleCross : (1D6+1) → 3[3]+1 → 4
”ソーサリー":「...その遺物...いつまでここに在っていいんでしょうか.....」
”ソーサリー":「...試してみませんか?」
八色刹那:「試す?」
八色刹那:「……我慢比べをしろというわけか」
”ソーサリー":「...まだ、愉しめるのなら...」
”ソーサリー":「...幾らでも、足掻きたいのですよ...」
八色刹那:「いいだろう、受けて立ってやる」
八色刹那:白い札を一枚、久城へ
久城 紕俐:「ん」受け取る。
八色刹那:「さっきは暴発したようだからな、君の術式体系も考慮して、余計なことは書かないで置いた」
八色刹那:「遺物に頼って一回だけ術式行使のコストを下げられる、使い方は任せた」
久城 紕俐:「あの短時間でか?……配慮助かるよ。これならば純然な力として振るえる」
妙見一成:2人の会話を聞きつつ耳に付けているピアスに触れる
妙見一成:そこから光が溢れるように蒼い炎を纏い、前へ
GM:イニシアチブ 12
GM:PC優先で久城さんの手番ですが、何か割込みはありますか?
妙見一成:割り込みなんて持ってないです
八色刹那:ないです
GM:ではそのまま手番!
久城 紕俐:はいよ!イニシアのオートタイミングでアルティメイド服装備!
久城 紕俐:マイナーなしでメジャーアクション
久城 紕俐:コンボ【屍姫】紅の大鎌+CR:ブラム+ブラッドボム
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を7増加 (116 → 123)
久城 紕俐:8dx7+9
DoubleCross : (8DX7+9) → 10[2,3,5,8,8,8,9,9]+4[2,2,2,3,4]+9 → 23
”ソーサリー":《惑いの庭》
”ソーサリー":《支配の領域》
”ソーサリー":出目の9を1に変更
久城 紕俐:判定達成値が21に変化
”ソーサリー":ガード
久城 紕俐:ダメージ行くよ!
久城 紕俐:3d10+12+18
DoubleCross : (3D10+12+18) → 14[7,2,5]+12+18 → 44
”ソーサリー":装甲引いて32点
”ソーサリー":ダメージを受ける
久城 紕俐:それでは続きブラッドボムの効果適用!
久城 紕俐:4d10ダメージを受けよ
久城 紕俐:4d10
DoubleCross : (4D10) → 20[2,6,7,5] → 20
”ソーサリー":20点そのまま受けます
久城 紕俐:私も事前に造血剤使用宣言をしていない為死!
久城 紕俐:オートアクション《ラストアクション》を使用!メインプロセスに回目を得る!
GM:何―ッ!
久城 紕俐:コンボ変わらずコンボ【屍姫】紅の大鎌+CR:ブラム+ブラッドボム
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を5増加 (123 → 128)
”ソーサリー":《ジャミング》ダイス-15
久城 紕俐:マイナーアクション【オリジン:ヒューマン】使用
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を2増加 (128 → 130)
久城 紕俐:ダイスデバフをロイス[”ジプサム”]を切って無効化する!!
GM:何――ッ!!?
GM:ええい、振ってみやがれ―ッ!
久城 紕俐:侵蝕は130、ダイスボーナスが増えるのだ!
久城 紕俐:9dx7+6
DoubleCross : (9DX7+6) → 10[1,2,3,3,8,8,8,8,9]+10[1,3,3,7,9]+10[4,8]+6[6]+6 → 42
”ソーサリー":《幸運の守護》RCでドッジ
”ソーサリー":8dx>=42
DoubleCross : (8DX10>=42) → 10[2,2,3,3,4,5,9,10]+7[7] → 17 → 失敗
久城 紕俐:5d10+12+18 ダメージ行くぞ!
DoubleCross : (5D10+12+18) → 40[10,7,8,5,10]+12+18 → 70
GM:マジ??
”ソーサリー":そのまま受ける
久城 紕俐:ブラッドボムも残っているぞ。なお、私は始めからHP0だから実質ロスなしだ
久城 紕俐:4d10
DoubleCross : (4D10) → 19[3,6,6,4] → 19
久城 紕俐:久城 紕俐の侵蝕値を7増加 (130 → 137)
久城 紕俐:あ、占い師さん(ソーサリーのロイス切って復活します)
GM:はーい
久城 紕俐:血濡れの手の平を横に一閃、描かれた血の軌跡が固まり武器となす。
久城 紕俐:託された呪符を軸とし、依代に負債をすべて託す。
久城 紕俐:「なるほど……いい触媒だなこれは。助かるよ八色区長」
久城 紕俐:穢れた力であり、汚れた動機で動く私も。
久城 紕俐:「貴方たちの信仰を、願いをこの手に借り受けるならば」
久城 紕俐:凝固__手に納まるは紅蓮の大鎌。
久城 紕俐:「今はこの街の為に……!!」
久城 紕俐:下段に構えソーサラーの肉を薙ぎ払う!
”ソーサリー":血鎌を砕いた筈だった。そうなるようにと、仕向けた筈だった。
”ソーサリー":「...あ、なたが...あなたも街を楽しむなんて...!」
”ソーサリー":「...わたしだけの、ものなのに...!」影が揺らいだ。
久城 紕俐:「あぁ楽しんでいるさ、この街もアンタの術式も!」
久城 紕俐:命を依り代に託し肉体を術の触媒として晒す。久城紕俐は血と死肉、死霊を操る。ならばこの死にゆく肉を操れないはずはない。
久城 紕俐:『__生寄屍姫。』
久城 紕俐:血の気の引いた肌、頬に血管が浮き上がり依り代より戻された意識が浮上する。
久城 紕俐:流れ出る血は止めない、支配可能な領域を増やせるのに止める必要などあるものか。
久城 紕俐:「……貴方が彼らに、この街に興味を持つように……私も貴方に興味がある」血が広がり足元を満たす。
久城 紕俐:「『明かす力は面白くしてくれる』? 明かす者がいつからあなたの意思で決まると思っていた?」
久城 紕俐:血はソーサラーの足元も染め上げ、綺麗な円形を作り出す、それはさながら円舞曲の舞台のように。
久城 紕俐:「さぁ踊れよ"ソーサリー"!いつまでの舞台監督のつもりでいるつもりだ?アンタはもう壇上に立っているんだ、もっと楽しめよこの即興劇を!!」
久城 紕俐:二度目の斬撃は"ソーサリー"の防御術式さえも破壊し肉に届く。
”ソーサリー":「....何度も、何度、も...!」
GM:イニシアチブ12 ”ソーサリー”
”ソーサリー":マイナー 《絶対の空間》
”ソーサリー":メジャー 《コンセントレイト:オルクス》+《縛鎖の空間》+《完全なる世界》+《塞がれた世界》+《要の陣形》
”ソーサリー":対象は久城・妙見・刹那
妙見一成:コンボ「ヴィシュヌの恩恵」 Dロイス守護者の発動
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を1D10(→ 6)増加 (98 → 104)
妙見一成:これ守護者の上昇分です
妙見一成:対象は僕一人
妙見一成:どうぞ
”ソーサリー":23dx@7
DoubleCross : (23DX7) → 10[1,1,2,3,3,3,4,5,5,5,6,7,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,10]+10[2,4,4,5,5,6,7,7,9,9,10,10]+10[3,4,6,6,6,7]+2[2] → 32
妙見一成:暴走リア不
GM:ではダメージ
”ソーサリー":4d10+35
DoubleCross : (4D10+35) → 25[5,10,7,3]+35 → 60
”ソーサリー":重圧と放心を付与
妙見一成:装甲は?
GM:有効!
妙見一成:ダメージ23引いて
妙見一成:死ぬな
妙見一成:ソーサリーのロイスを昇華して復活します
GM:では演出
”ソーサリー":「....邪魔を...するなら....」
”ソーサリー":「全て...壊してしまえばいい...」
”ソーサリー":術式を組み上げる。それは緻密な細工を編むのではない。
”ソーサリー":ただ顕す。否定を。無意味を。力を奪う。
”ソーサリー":大仰な呪文も詠唱も必要では無い。
”ソーサリー":口から、ひとつ
”ソーサリー":「അടയ്ക്കുക」
”ソーサリー":零せばいい。
”ソーサリー":照明が落ち、影が満ちる。
”ソーサリー":”その影全てが、鋭い針の形を成して、この場全てを覆いつくす
”ソーサリー":....ように見えた。
妙見一成:煌々と、そこだけは明るく光がある
妙見一成:そのまま、その蒼い光は大きく、強く燃え上がり
妙見一成:塗りつぶそうとしている闇を祓う
妙見一成:「悪いが………ここには、僕がいる」
”ソーサリー":「...何を...した」
”ソーサリー":「...ヴァス・ドルヴァ...!」
妙見一成:「僕は、いつもの通りに街を守ってる」
妙見一成:「それだけだ」
GM:イニシアチブ 6 妙見
妙見一成:というわけで実は存在していたらしいNPCカードを使用します
妙見一成:パト、よろしく頼む
GM:観音パト 《領域の庇護》 バットステータスを二つ任意に回復できる シーン1回
観音パト:重圧と放心を回復!
妙見一成:ありがとう
妙見一成:ではこれでマイナーで移動してソーサリーにエンゲージ
妙見一成:メジャーでコンボ「アナラ」 《コンセントレイト:サラマンダー》《厄災の炎》
妙見一成:妨害あるかな?
GM:ない!
妙見一成:ではこのままソーサリーに攻撃
妙見一成:10dx7+1
DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,2,2,6,7,8,8,9,9,10]+10[1,5,6,7,9,9]+10[2,5,8]+3[3]+1 → 34
妙見一成:そこそこ
妙見一成:リアクションどうぞ
”ソーサリー":《幸運の守護》RCでドッジ
”ソーサリー":13dx>=34
DoubleCross : (13DX10>=34) → 10[1,1,3,3,4,4,5,5,5,6,6,7,10]+6[6] → 16 → 失敗
妙見一成:では、ダメージだ
GM:《絶対の空間》分ダイスが増えていましたがダメ!ダメージどうぞ
妙見一成:4d10+2d10+18
DoubleCross : (4D10+2D10+18) → 29[4,10,7,8]+15[6,9]+18 → 62
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を6増加 (104 → 110)
”ソーサリー":そのまま受ける
”ソーサリー":《復讐の領域》
妙見一成:おっと
GM:ソーサリーのHPは未公開ですが、62以上あるので
GM:62ダメージを..返す!
妙見一成:それは普通に死ぬ
八色刹那:奇跡の雫、妙見のHPを10にして復活させる コスト5
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を5増加 (109 → 114)
妙見一成:ありがとうございます刹那様
GM:では演出!
妙見一成:闇を切り拓くように1人でソーサリーにむかっていく
妙見一成:「…これ以上、僕らの街で好き勝手に暴れさせたりはしない」
妙見一成:「燃えろ!」
妙見一成:言葉とともに蒼い炎がソーサリーに襲い掛かり、纏わりつく
妙見一成:ごうごうと、火が燃える
”ソーサリー":「....先程の、あれ」燃やされながら、笑う。
”ソーサリー":「...一人で受けてしまって...本当に良かったんでしょうかねえ...」
”ソーサリー":指の先から、足の先から、影が滲んで染み込んでいく。
妙見一成:(僕の炎では燃やせない………)
妙見一成:「いや、………大丈夫だとも」
妙見一成:「………ここにいるのは僕だけじゃない」
観音パト:声が響く。
観音パト:例えそれは暗くとも、光が僅かであっても。
観音パト:「...カズ君、まだいけるね?」
妙見一成:「ああ、…勿論だ」
観音パト:「あんなの倒しちゃって、早く家に帰ろう!」
妙見一成:「みんなで、だよ」
観音パト:「...そうだね、みんなで!」
”ソーサリー":「.....മടക്കം」
”ソーサリー":ぼそりと、口から呪詛が洩れる。
”ソーサリー":受けた傷をそのまま返す。基本にして真祖の呪い。
妙見一成:先ほども、闇を塗り返すために無茶をした
妙見一成:自分の火力が倍になって戻ってくる、その威力には耐えられず膝をつきそうになる
八色刹那:「オン・ソヂリシュタ・ソワカ、オン・マカリシエイ・ジリベイ・ソワカ」
八色刹那:咄嗟ではあるが札を七星状に展開、そのまま返す呪詛の類であれば、同じだけの加護で相殺が効く
八色刹那:光は、未だ潰えない
GM:イニシアチブ4 八色刹那
八色刹那:はーい
八色刹那:マイナーでストライクモービル搭乗
八色刹那:メジャー、アドレナリンL6+コンセントレイト:SoL3+タブレットL6、射程視界の運転攻撃、判定D+11(合計)、C値-3、コスト7
八色刹那:対象はソーサリー
八色刹那:妨害は
GM:ない!
八色刹那:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,2,2,2,4,6,6,7,8,8,9,9,10,10]+10[2,3,5,6,9,10,10]+10[3,9,10]+3[3,3]+4 → 37
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を7増加 (114 → 121)
”ソーサリー":《幸運の守護》
”ソーサリー":13dx>=37
DoubleCross : (13DX10>=37) → 10[2,2,3,3,3,4,5,5,6,7,7,10,10]+4[3,4] → 14 → 失敗
八色刹那:だから怖いって
八色刹那:4d10+10 装甲有効
DoubleCross : (4D10+10) → 29[8,6,5,10]+10 → 39
”ソーサリー":そのまま受ける
八色刹那:真言を書き付けた包帯を固く手に締め、同時に1歩で接敵するための術式を起動
八色刹那:気づいたときには、ソーサリーの目の前に
八色刹那:「肉体派じゃないからな、素人仕草だ」
”ソーサリー":「...നിർ..」止まれと、言おうとした。
”ソーサリー":何もかもが―――遅すぎる。
八色刹那:「歯食いしばれ……!」
八色刹那:どん、とソーサリーの胸部に掌底一発
”ソーサリー":「...あ...がッ...」息が絞り出された。喉が締まる。
八色刹那:真言によって魔術として可能な極限まで加速された一撃を見舞う
”ソーサリー":二歩か三歩、後退る。
”ソーサリー":それに驚き、苛立ち、怒り―――
”ソーサリー":「八色刹那 ”教歌穂月”」
”ソーサリー":「...おぼえたぞ、その名を」
GM:ラウンド1 クリンナップ!
妙見一成:ないよ
久城 紕俐:なーし
八色刹那:無しで
GM:ラウンド2
GM:セットアップ
妙見一成:何もなし
久城 紕俐:無し!
”ソーサリー":《惑いの庭》判定のダイスをー14 対象は八色・久城・妙見
八色刹那:うわあ
八色刹那:活性の霧、対象のATK+18、ドッジD-2、コスト3
八色刹那:これを自分に
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を3増加 (121 → 124)
GM:イニシアチブ12 ”ソーサリー”
”ソーサリー":《加速する刻》
”ソーサリー":《ナーヴジャック》
”ソーサリー":対象は八色刹那
妙見一成:コンボ「ガルダ」 《時の棺》
妙見一成:その判定を止めます
妙見一成:妙見一成の侵蝕値を10増加 (110 → 120)
GM:判定が無効になります。
GM:
”ソーサリー":マイナー 《絶対の空間》
”ソーサリー":メジャー 《コンセントレイト:オルクス》+《縛鎖の空間》+《完全なる世界》+《塞がれた世界》+《要の陣形》
”ソーサリー":23dx@7
DoubleCross : (23DX7) → 10[1,1,1,2,2,2,2,3,3,4,5,5,6,6,6,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[2,4,6,6,7,8,9,9]+10[1,5,5,9]+4[4] → 34
八色刹那:ガード
妙見一成:暴走リア不
久城 紕俐:ガードかつメジャー放棄で刹那さんをカバーリング宣言
”ソーサリー":4d10+35
DoubleCross : (4D10+35) → 12[1,6,2,3]+35 → 47
”ソーサリー":重圧と放心を付与
”ソーサリー":装甲有効
八色刹那:装甲で21弾いて……駄目だこれ死ぬな……
久城 紕俐:31×2=62ダメージ。死。
妙見一成:うん、さすがに死ぬのでパトに 信頼○/不安でロイスを取得しそのまま昇華して復活
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久城 紕俐:寝ておきます。頑張れみんな、信じてる。
”ソーサリー":「久城 紕俐 ”熾天使-ゼラフ-”」
”ソーサリー":「妙見一成 ”ヴァス・ドルヴァ”」
”ソーサリー":「八色刹那 ”教歌穂月”」
”ソーサリー":「....名前は全て解った」
”ソーサリー":「....魔術師の前で、名乗るという事は...」
”ソーサリー":「どういうことか」
”ソーサリー":影が再び変転する。それは重さ。重力と呼ぶなど、いじらしいほどの。
”ソーサリー":「തുറക്കുക」
”ソーサリー":「...これをしてしまうと...みいんな...何も出来なくなってしまって....」
”ソーサリー":《惑いの庭》
”ソーサリー":「...ね?そうでしょう...?」
妙見一成:「こ………れは…」身体がひどく重たい、息をすることすら億劫なほどに
久城 紕俐:鎌が、術式がほどける。「……だからこそコードネームがある。いま改めて痛感してるよ」
八色刹那:「ぐっ…………」高精度の束縛術式、しかもひれ伏させるという目的を非常に高度に、達成している
”ソーサリー":「...さて」
”ソーサリー":「...いつもこれをすると、すごく好いんですよ...」
”ソーサリー":「無理矢理操られて、弄ばれて...」
”ソーサリー":《ナーヴジャック》
”ソーサリー":八色の近くに座り込む。笑いかける。
”ソーサリー":「可哀想...」
妙見一成:自分は魔術に詳しくはない。刹那様のような複数の術式の使い分けなどまず出来はしない
妙見一成:その代わり、…たった一つだけ、切り札として持っているものを言霊にのせる
妙見一成:「オーム・ナモー・バガヴァテー・ヴァースデーヴァーヤ」
妙見一成:これは、讃えるものだ。それ故に、神の力を少しだけ借りうける際に唱えているもの
妙見一成:その真言を口にしてすぐ、煌々と明るく燃えていた身を包んでいる蒼い炎が
妙見一成:濃く、暗く、黒に近くその色を変えていく
妙見一成:そのまま、大きく燃え上がった炎が大きな鳥の形をとり、翼を広げ身体から飛び立つ
妙見一成:本来ならば、赤き翼を持つ金色の胴体をした鳥だが……、自身が喚ぶその姿は、闇夜も近い濃い青をしている
妙見一成:ヴィシュヌ、そしてクリシュナのヴァ―ハナを借りうける
妙見一成:「飲み込め………ガルダ!!!」
妙見一成:これだけが………唯一自分が持ち得る、とっておき、だ
”ソーサリー":伸ばした手から、感覚が失われた。
”ソーサリー":「....い、たい...何、これ...」
”ソーサリー":「...あ、あなたには何もないのに、どうしてこんなことが」
”ソーサリー":「こんな....!!」手を押さえながら、ふらついて立ち上がる。
八色刹那:「……はは」まともに口など開けない中だが、黒い鳥がやってきたことに口角が少し上がる
八色刹那:何もない、なんてあるものか
八色刹那:妙見は僕達のような術士が忘れやすいことを、ずっと大事に抱えてる
八色刹那:『信じる者は救われる』
八色刹那:それだけの、ことだ
”ソーサリー":「.......つまらない」
”ソーサリー":「...この街は、もう、いいや」
”ソーサリー":「ഇടവേള」「പൊട്ടുക」
”ソーサリー":「....遺物が壊れたなら、奪えばいい」
”ソーサリー":「奪う為には、殺せばいい」「...忘れていた....」
”ソーサリー":ただ、影が刺さる。それだけ。
妙見一成:「くっ…そ……!」ヴァーハナを降ろした、その負担で防御が間に合わず影を食らう
久城 紕俐:刹那の前に立つ。
久城 紕俐:「……道をつなぎ導く術……その進行は妨害できない」
八色刹那:「……!」
八色刹那:「お、ま……え…………」
久城 紕俐:「……なら本命の代わりに私が喰らえばいいだけだ」
久城 紕俐:影が久城を喰らう。
八色刹那:「……!」
八色刹那:「お、ま……え…………」
久城 紕俐:「……なら本命の代わりに私が喰らえばいいだけだ」
久城 紕俐:影が久城を喰らう。
久城 紕俐:「じゃ、あとは任せた」
妙見一成:「よく…やって……くれた…」ぼたぼたと、血を流しながらそれを見て愉快そうに笑う
GM:
GM:イニシアチブ9 久城さん
久城 紕俐:死ーーん
久城 紕俐:なのでパスででお願いします
GM:
GM:イニシアチブ6 妙見さん
妙見一成:ダイスが減らされたおかげでないので何もできません
GM:
GM:イニシアチブ4 八色さん
八色刹那:はい
八色刹那:マイナーで移動、ソーサリーにエンゲージ
八色刹那:メジャー
八色刹那:メジャー、アドレナリンL6+コンセントレイト:SoL3運転攻撃、判定D+11(合計)、C値-3、コスト5
八色刹那:判定前にロイスをタイタス化、中身は演出時指定します
八色刹那:効果はバッドステータスの解除
八色刹那:妨害ありますか
GM:ありません。
八色刹那:では
八色刹那:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,2,2,3,4,6,6,6,8,8,8,10,10,10,10]+10[2,3,5,5,6,7,7]+10[1,9]+6[6]+4 → 40
”ソーサリー":《幸運の守護》
”ソーサリー":13dx>=40
DoubleCross : (13DX10>=40) → 10[2,2,2,4,4,4,4,5,7,7,7,8,10]+4[4] → 14 → 失敗
八色刹那:5d10+10+18 装甲有効
DoubleCross : (5D10+10+18) → 27[10,5,1,2,9]+10+18 → 55
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を5増加 (124 → 129)
”ソーサリー":現HP ー47
GM:復活無し。
GM:戦闘終了!
妙見一成:刹那様!やりましたね!
八色刹那:ああ!!
GM:
八色刹那:目の前には、すべての力を使い、僕を守った仲間がいて
八色刹那:僕は、未だ、奴の術中で体を動かすこともままならない
八色刹那:……だからと言って、諦めるか?
八色刹那:………いいや!
八色刹那:茫漠の街に嘆いた!弱きものに他一つの安息も許されてない街に!
八色刹那:そして祈った!遺物に、天文台に!!
八色刹那:何より、守れるくらい強くあれと自分自身に!!
八色刹那:「………っああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」
八色刹那:影よりも暗く、重い呪詛の中を気合で立ち上がる
八色刹那:皆の祈りを、希望を繋げられずにいることに比べれば、これくらいなんでもないとばかりに
八色刹那:「………"ソーサリー"!!!」
八色刹那:隣で囁こうとしていた彼女に歩み寄る
”ソーサリー":影が、消え逝く。
”ソーサリー":「....また、足が、下がって」
”ソーサリー":「....どうして.....!」
八色刹那:「お前にこれが見えるか!」
八色刹那:「つまらないと断じたこの街が見えるか!」
”ソーサリー":「...見えるか、だって...」
”ソーサリー":「...総て!見えていましたとも!夢であることも!信仰などという愚昧なもので成り立っていることも!!」
八色刹那:「いいやそれは見えていない!この街の嘆きも!祈りも!ささやかな幸せへの願いも!!」
八色刹那:「夢だなんて思わせてなるものか!!僕は!!僕たちはここにいる!!!」
八色刹那:歩みは、止まらない
”ソーサリー":足が壁にぶつかる。もう、逃げることは出来ない。
八色刹那:「僕は!信じることを幻想のままでは終わらせない!!!」
八色刹那:マントラ・スピナー
八色刹那:真言を紡ぐもの、祈りを繋ぐもの
八色刹那:願いを、願いのままで終わりにしない者
八色刹那:「……受け取れ!!」
八色刹那:「これが!!」
八色刹那:「第九地区だ!!!!!!!!」
八色刹那:"ソーサリー"のロイスを○決着/決別に変更
八色刹那:これをタイタス化
八色刹那:なんの呪いも、真言も無い
八色刹那:ただ、祈りだけをそこに込めた拳を、振りぬいた
”ソーサリー":腕で庇おうにも、妙見の鳥に貫かれている。
”ソーサリー":もう片方の腕は?久城の血が抉っている。
”ソーサリー":ただ、何も出来ずに。
”ソーサリー":一人の拳に、魔術師は倒れた。
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスは
GM:《究極存在》
《覚醒する世界》
《破滅の足音》
《囚人の鳥籠》
《歪んだ囁き》
八色刹那:振ります
妙見一成:振ります
久城 紕俐:137-5d10 もらいますー
DoubleCross : (137-5D10) → 137-25[3,9,2,8,3] → 112
八色刹那:5d10
DoubleCross : (5D10) → 35[5,6,9,8,7] → 35
妙見一成:120-5d10
DoubleCross : (120-5D10) → 120-25[6,3,6,1,9] → 95
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を35減少 (129 → 94)
妙見一成:等倍で
八色刹那:等倍
久城 紕俐:私も等倍
八色刹那:5d10
DoubleCross : (5D10) → 31[9,3,9,5,5] → 31
妙見一成:95-3d10
DoubleCross : (95-3D10) → 95-23[10,8,5] → 72
八色刹那:八色刹那の侵蝕値を31減少 (94 → 63)
久城 紕俐:112-4d10
DoubleCross : (112-4D10) → 112-27[8,3,7,9] → 85
八色刹那:帰還!
妙見一成:5点!
久城 紕俐:セフセフよし!生きてる!
久城 紕俐:帰還.5点です
妙見一成:みんな無事!
妙見一成:よかったよかった
八色刹那:4点かな
GM:いつもの10点も持って行きな!応募してくれてありがとうね!
八色刹那:本当にご応募ありがとうございました!!
GM:GMも5点もらいます うまい!うまい!
妙見一成:いえいいえい!かざりさん本当にありがとうございました!
久城 紕俐:ありがとうございました!
久城 紕俐:いやいや9区のみんなと戦えてよかったよありがとうみんな!
GM:
ED1
GM:ポールザムハイツ 食堂
GM:少し広い部屋に、キッチンや一式の調理家電。
GM:ダイニングからは、料理のいい香りが漂ってくる。
八色刹那:祝勝会、とは言えさほど豪華な物はない、大きなカレー鍋にカレーをいっぱいにつくるくらいだ
八色刹那:皿に大盛のカレーを盛って、そのまま席につく
妙見一成:「久城くん、飲み物は何がいい?ある程度なら種類はあるぞ」カップを準備しながら
妙見一成:自分はコーヒーを淹れつつ、刹那様にはお茶を
久城 紕俐:「はふっ……はふっ……牛乳を……」辛口のカレーに目を白黒させながらせがむ
妙見一成:「………ラッシーのもととかあるけど、つくるかい?」
久城 紕俐:「ごほっ、お願いします」
妙見一成:「ああ、わかったよ」
妙見一成:久城くんにはラッシーを作り、あとで補充すればいいかななどと思いながら自分も席に着く
妙見一成:「ほら、………そんなに辛いかな?」顔色も変えずにカレーを
八色刹那:うまいうまいとひたすら食べ続けている、見かけによらず量が多い
妙見一成:動く分よく食べるのでこちらも量が多い
妙見一成:食べ始めたら黙々とカレーを消費していく
久城 紕俐:「なぜこうも余裕の顔で食べれるんだ。げほっ」血が減っており腹は減っている。ラッシーで辛口カレーを流し込んだ
八色刹那:「慣れだ」
八色刹那:「……何度も言うようだが、助かった」
妙見一成:自分は美味しいと思っているのだが、甘口とかもあった方がいいのかもな…と
妙見一成:そんなことを考えながら久城くんを見やる
久城 紕俐:「いやいや、最初に正当な報酬を提示されているんだ。言いっこなしだよ」カレーにひーひー言いながら
久城 紕俐:「……はちみつを入れるというのも手か」
八色刹那:「次に作るときは検討してみるか」
久城 紕俐:「そうだ、報酬ついでに今聞いてしまってもいいか?」
八色刹那:「ん、ああ、なんでも聞いてくれ、答えられる範囲でなら」
久城 紕俐:「”遺物”あれはなんだ?」
八色刹那:「……うむ、今思えばあれも時効か……?」
八色刹那:「まあ、いい、知ってる範囲だけにはなるが、話すか」
八色刹那:最後の一口を口に入れ、飲み込んで
八色刹那:「この街が『天文台』を中心として12に分割されていることは知っているな?」
久城 紕俐:「えぇ、私が最初に着いたのは10区、そしてここは9区。時計回りのように1~12の区があると聞いているわ」
八色刹那:「各区長は天文台から"遺物"と区の管理を任されていて、月に一度会議などで報告も上げていた」
八色刹那:「その時の指示は……そうだな、『変わりなく』が常だったが」
八色刹那:「僕はそうはしなかった」
久城 紕俐:「……」
八色刹那:「天文台から渡されたあれに限れば」
八色刹那:「『夢幻と現実の境目をあいまいにする』、そういう液体だと認識している」
八色刹那:「だから利用した、俺の私欲の元、誰かが願うことが、そのままエネルギーになるようにな」
八色刹那:「……ほかについては知らん、そもそも僕は他の区長というのをあんまり好いていないし奴らが何考えてるかあまり興味もないからな」
八色刹那:「だがまあ、僕に渡されたのがこれだけの代物であるのを考えるに」
八色刹那:「匹敵するほどまずい品物であるのは確かだろうがな」
八色刹那:「……あ、あれを使った信仰エネルギーの置換に関しては近くPDFで送る、説明しているとカレーが冷めるからな」
妙見一成:「刹那様、お茶以外に何か飲まれますか?」自分と刹那様の食べ終わったカレー皿を重ねて流しの方へと持っていきながら
八色刹那:「……なら、コーヒーを頼む」
久城 紕俐:「……”ソーサリー”の遺物、石のような何かも今回はあくまで自分の力のブーストに使っていたようだが本来の使い方をすれば結果が覆っていたんだろうな」
妙見一成:キッチンの方で先ほど淹れたコーヒーに
久城 紕俐:思案に更けながらカレーを口に運ぶ。辛っっっっ!
妙見一成:ミルクを入れて、冷まして
八色刹那:「街一つのエネルギーを全部賄ってあまりある品を自分のためだけに使うのであれば、十分な魔術的担保になりうるだろうな、まったく恐ろしい話だ」
妙見一成:もう一杯ラッシーをつくり、一緒に持っていく
八色刹那:「…ああそうだ、話は戻るが、『変わりなく』しておけと言っていた天文台だが」
八色刹那:「どうやらその方針は、少し前に変わったようだ」
八色刹那:コーヒーに礼をいい、口につける、程よい温度だ
妙見一成:「………例の騒ぎのことですか?」
八色刹那:「ああ、区長半分の離反なんていうどさくさに紛れていて思い出すのに時間がかかったが……」
八色刹那:「1区の区長が言っていた、『遺物のロックは外れた』『願いをかなえ、力を示し、ただ一人生き残れ』」
久城 紕俐:「……」渋い表情になる。「要は区長同士殺し合え……と」
妙見一成:「………なるほど、それで半分が離反した…と」
八色刹那:「そういうことだな………」
妙見一成:「“パルマ・シロッコ”のところでも騒ぎがあったと聞いていますが」
妙見一成:「あちらも問題なく解決できているでしょうか?」
八色刹那:「まあ、相手次第だとは思うが、あいつのことだ、それなりにうまくやるだろう」
妙見一成:「2区が落ちるのは…正直考えたくはないですからね」
八色刹那:「…遺物のロックが解除された条件は他と同じ以上、今離反していない区も今後離反しないとは限らない」
八色刹那:「2区だけは最後まで敵対しないことを祈っているよ」
妙見一成:「そうですね」
妙見一成:「身内の話題になってすまないな久城くん、他になにか尋ねたいことあるかい?」
久城 紕俐:「……いや、知りたいことだったし参考になった」
久城 紕俐:「遺物か……魔術触媒として優秀な物かと思ったが少々背後関係が暗すぎるな」
久城 紕俐:(それにわからないな。遺物の保管自体が目的ならそれを戦いに使用させようとすること自体がリスクだ。それ以外の目的があるのは明白だが何をさせたいんだ?天文台ってのは)
久城 紕俐:「あ、そーだ」ポンと手を叩き鞄をあさる
妙見一成:「ん?どうかしたかい?」
久城 紕俐:「本来の目的をいま思い出したんだ。端末が壊れたこととオブジェクトが動き出したことですっかり忘れていた」
久城 紕俐:「ん」一枚の書類を妙見に渡す。「店を出したい。許可をくれ」
妙見一成:「………なるほど、商店街のあたりかな」差し出された書類を受け取り
妙見一成:ざっと内容の確認をしてから、刹那様に手渡す
八色刹那:流れるようにそれを受け取り、目を通す
妙見一成:「僕としては、今回の功績もあるからいいと思うんだが」
妙見一成:「判断するのは刹那様だからね」
八色刹那:「…なるほど、場所もあの3人組が占拠していた区画があるし特に問題はなさそうだ」
八色刹那:「許可しよう、細かい詳細は食べ終わったら伝える」
久城 紕俐:「ありがたい。随分遠回りしてしまったけど、やっとただの”観光客”じゃなくなるわけだな」
妙見一成:「臨時隊員から格上げするかい?」楽しそうに
妙見一成:「ガーンデーヴァはいつでも人員募集中だよ」
久城 紕俐:「いーや、あくまで臨時のままで結構だ!キミのオーバーワークについて行ける自信なんてないよ」
久城 紕俐:カレーをかっ込み席を立つ。
久城 紕俐:「ってなわけで近々オープン予定の『篠宮古書堂L市支店』の客として、暇を作って来てくれよ」
妙見一成:「僕はパトロールの合間に寄らせてもらうよ」
八色刹那:「……ああ、頑張って暇を作るか」
八色刹那:「君の本にも興味があるからな」
久城 紕俐:「あぁ、いつでも待っているとも」
ED2
GM:商店街から少し離れた、静かな場所。
GM:以前は雑貨屋か喫茶だったという店は、今は姿を変えている。
GM:ステンドグラスから漏れる光が。年季が入ってはいるが、丁寧なつくりの本棚へとこぼれる。奥にはカウンター。
GM:ハードカバーから文庫、新書、歴史書。無論古本もある。息を吸い込めば、紙と年代物の香りがする、そんな店だ。
八色刹那:ドアベルが鳴ってすぐに、「失礼する」という青年の声
久城 紕俐:「…いらっしゃいませ」少し間を置き店の奥より眼鏡姿の紕俐が顔を上げる。手元にはいくつかの本の山
久城 紕俐:「……って区長殿か、待っていたよ。休みは取れたようだね」
八色刹那:「……たまには休めと言われてしまってな、そういわれてはかなわないさ」
八色刹那:「ここに店を建てるという話は聞いていたが、実際にたどり着けるのは不安だった、たどり着けてよかった…」
久城 紕俐:「いい部下じゃないか。機会が無かったが香崎さんともお話しておけばよかったな」
八色刹那:「特に用が無くても話すくらいなら歓迎してくれるだろう、香崎も」
久城 紕俐:「そうだな。今度連絡を取ってみる……か」大きく伸びをする
久城 紕俐:「この店、いい場所だろ。静かで落ち着いていて、時が止まっているかのような。アクセスが悪いのが玉に瑕だが」
八色刹那:「ああ、いい店だ」
八色刹那:「品揃えも悪くなさそうだしな」ざっと、店の本を眺めて
八色刹那:これはなんの本だろうとあたりを物色し、気になったものは手に取ってめくってみる
久城 紕俐:「あぁ、出店までに時間があったからな。流通の強い12区や11区の価値のわからないボンボンから巻き上げてきた」
久城 紕俐:「それに本土の本店店長からもおススメの本を少々ね」
八色刹那:「それはそれは」一つ、二つ、と本を抱えていく
久城 紕俐:いくつかの仏教系経典と格闘術の本を出す。
八色刹那:それらも受け取りつつ、一つまた一つと重ねていく
八色刹那:コンピュータープログラミングの本、他の魔術について書かれた本、機械工学の本、それと一冊、恋愛小説
久城 紕俐:お気に召す本があってよかったと元読んでいた本へと視線を戻す。
八色刹那:「……久城のは、黒魔術だったか?」既にたくさん本を抱えながら
久城 紕俐:「あぁ、そのカテゴリーの中の死霊魔術だ」裏からキャスターを持ってくる
八色刹那:助かる、とこぼしキャスターの上に本を積み、更に本を探す
久城 紕俐:「目的があってそれだけの知識を重ねただけだから大元の西洋魔術はそんなに使いこなせないよ」
八色刹那:「……それだけ聞くと、どうも俺と同じように間違っても魔術師と言ってはいけない人間のように聞こえるが」
八色刹那:「その目的は、聞いてもいいものか?無理にとは言わんぞ」
久城 紕俐:「私が魔術師なんて名乗ったことがあったか?見ての通りただの本屋だよ、私は。ただ一分野に特化していただけだ」
八色刹那:「そうだったな
久城 紕俐:「……死者の蘇生」何でもない風にぶっきらぼうに応える
八色刹那:「……そうか」息をつく、数か月前に同じようなことを言った男を思い出して
久城 紕俐:「……今キミが想像した男の名をあててやろう」
久城 紕俐:「”ジプサム”10区区長にして今回の裏切者にして最初に死んだ区長だ」
八色刹那:「……ああそうさ、そいつも同じようなことを言っていたよ」
久城 紕俐:「あぁ。じゃあ彼は最後までその願いのために戦ったんだな」ページをめくる
八色刹那:「……あいつを最後消し飛ばしたのは、まぎれもなく僕だ」
久城 紕俐:無表情を貫く。
久城 紕俐:しかしその唇の端が震える。
八色刹那:「…"遺物"には」
八色刹那:「死さえなかったことにできる、あいつはそう言っていた」
八色刹那:「それを知ったら、お前たちの願いも変わってくるとも」
八色刹那:「僕だってたくさん取りこぼした、その誘いに心が全く動かなかったわけではない」
久城 紕俐:「しかし貴方は拒絶した。……そうだろう?」
八色刹那:「……どうしても思えなかった」
八色刹那:「……たとえ現実でその死がなかったことになっても、取りこぼしたことを忘れることを、僕自身が許せなかった」
八色刹那:「潔癖症の一意見だ、話半分でいい」
八色刹那:「生き返らせたいと願った意志も、否定する気はない」
八色刹那:「僕の願いとぶつからない限りは、な」
久城 紕俐:「わかってる。恨み言を言いたかったわけじゃないんだ。彼は部下を従えて他の区の攻撃に打って出た。反発があるのはわかっていただろうに」
久城 紕俐:「ただ友人として、仕事仲間として彼と短いながら時間は重ねてきた。だからどうしても彼の最期は知りたかったんだ」
八色刹那:「そうか」
八色刹那:「久城」
久城 紕俐:「なに?」
八色刹那:「ソーサリーの遺物が、仮にガーンデーヴァに残っていたとして」
八色刹那:「…目的のために、行使したいと思うか」
久城 紕俐:「…意地悪な質問だ」悲しそうに笑う
八色刹那:「あちらに関しては、解析が終わってしまえば、僕たちに用はないからな」
久城 紕俐:「…私の願いは穢れている。力があるなら行使したい。そう常に願っているよ」
久城 紕俐:「…でもそうはさせてくれないんだ」
久城 紕俐:「私は今にも、過去にも多くの楔を打ち込み過ぎた。雁字搦めになって身動き一つとれない始末さ」
久城 紕俐:「誰にも嫌われたくない。だから何もしない。故に力があっても行使できない」
八色刹那:「…そうか」
久城 紕俐:「だから……やり残しの精算をすることにした」
久城 紕俐:本を置き窓を開く。
久城 紕俐:「……9区に来た理由を話したことがあったかな」
八色刹那:「…成り行き、とだけだな」書類上の話だ
久城 紕俐:「うん、最初は成り行き。でも選択肢は二つだった。9区と11区、その二つだけ」
八色刹那:「ああ、そうなるな」
久城 紕俐:「10区。ジプサムの野郎が気にしてるかは知らないけど……なぜ呼ばれたのかを勝手に解釈して……」
久城 紕俐:「10区を復興したいと考えている」
八色刹那:「復興、か」
久城 紕俐:「その足掛かりとして力を借りたかったわけ」ずるいでしょ?と軽く笑う
八色刹那:「まあ、理にはかなっているな、足がかりとしては11よりは盤石だろう」
八色刹那:「……むしろ、助かる提案でもある」
久城 紕俐:「怒らないんだね?お前を利用したんだぞって言ってるようなものだよ」
八色刹那:「そうか?人間なら誰しも大なり小なり利用しあって生きているだろう?」
八色刹那:「その利用関係を、
ロイス
と言うのだ、何もおかしいことはあるまい」
久城 紕俐:「ふはっ!私が”楔”と表現したものを”絆”と言うか」
久城 紕俐:本を落とし腹を抱えて笑いだす
久城 紕俐:「はははっ腹痛……器がでかいなあ」
八色刹那:「薬師如来の符は出さんぞ」
八色刹那:「……10区陥落以降、難民が一斉にこちら側になだれ込んできてな」
八色刹那:「大方、これからも似たようなことは起こりうるだろう」
八色刹那:「9区に人が集中しすぎても、あまりいいことはない、10区が復興し、人が住みつける場所になるのであれば、そちらの方がいい」
久城 紕俐:「あぁ、いいだろう。他の区に関しちゃ知ったこっちゃないが、まぁせいぜい元の状態までは持っていくさ」
久城 紕俐:「アイツの忘れ形見の精算、それまでの協力関係を」手を差し出す
八色刹那:「ああ」すっと手を差し出す
八色刹那:そして、握る
久城 紕俐:「えぇ、末永く協力できると……(いや)……末永い協力を刹那さん」
久城 紕俐:その手を強く握り返した
八色刹那:「こちらこそよろしく、久城」
ED3
GM:ED3
八色刹那:紅茶をサイドテーブルに置き、周囲に先ほど久城から買った本を積み上げる
八色刹那:こうして休む、というのもいつぶりだろうか
八色刹那:あれ以来、また少しガーンデーヴァは変わった
八色刹那:いや、彼らだけじゃない、9区の市民が、少しずつ変わってきた
八色刹那:まだ予断を許さない状況ではあるが、こうして今日の自分が仕事から叩き出されるくらいには
八色刹那:さて、どれから読もう、と本の山を見つめ、これからにしようかと死霊魔術の本から取って頁をめくる
妙見一成:「……戻りました、刹那様も帰ってたんですね」
八色刹那:「ああ、おかえり」
妙見一成:「ただいま帰りました。……久城くんのところに行ってきたんですね」
八色刹那:「そうだな、久しぶりの機会だしまだ学べることがあるのであれば学ぼうかと、な」
妙見一成:そう言いつつ手に持った紙袋を本の山の隅に置いて
妙見一成:「勉強熱心ですよね、刹那様」
八色刹那:「単に趣味なだけだ、外の学校、とやらにも縁は無かったしな、こうして本を読むことがほぼ唯一の手段だ」
妙見一成:「なるほど……」趣味といえそうなものがなにもないな…と
八色刹那:「妙見はどうしたんだ?今日は僕ともども叩き出されただろう」
妙見一成:「いえ…あの……街中を…歩いていたら」
妙見一成:「これを…持たされて……帰って食べなさいって…」
妙見一成:片隅に置いていた紙袋を開いて
妙見一成:中から饅頭や、たい焼き、多種多様な和菓子を
八色刹那:「沢山あるな……」
八色刹那:「それだけお前が慕われていることでもある、か」
妙見一成:「いつも…ありがとう、と仰ってくださって……」
妙見一成:「こんなにたくさんあっても困る、とは……言えなくて」
妙見一成:「自分の家に持ち帰ってもどうしようもないので…ここに」
八色刹那:「そうか………」
八色刹那:「お前の功績だ、遠慮なく食べていけばいい、その上で食べきれないのであれば、僕も少しはもらおうか」
妙見一成:「はい、刹那様も食べてください」
八色刹那:「丁度紅茶が二杯分あるな……ティーカップを持ってくるといい、用意しよう」
妙見一成:「ありがとうございます、持ってきますね」
妙見一成:なんだか、ふわふわとした心地になってどうしていいのか、分からないのに
妙見一成:それが、嫌ではない
八色刹那:持ってきたティーカップに硝子ポットに入れた紅茶を注ぎ、そのまま差し出す
妙見一成:「ありがとうございます、刹那様」
八色刹那:「何、そこまで手間ではなかった」
妙見一成:「……なんだか、不思議な感じです」
八色刹那:「…休むのは慣れていないか?
妙見一成:「……そうですね、どうしていいのか、よくわからなくて」
八色刹那:「お互い、久しぶりだからな」
妙見一成:「でも、今日は……これがあるので」と和菓子を指して笑いながら
妙見一成:「のんびりするのも、悪くはないのかもしれないなって」
妙見一成:「そんな風に、思えます」
八色刹那:「そうか」
八色刹那:(ただでさえ休ませるのに一苦労な妙見が、ここまでリラックスしてくれるとは)
八色刹那:(後でその御仁には感謝せねばな)
八色刹那:「…そういえばだが」
八色刹那:「休みの日まで僕のところでよかったのか?」
妙見一成:「……?」
八色刹那:「自分の必要な分だけ取って、詰めている奴らに差し入れしても、喜ばれただろう」
妙見一成:「刹那様は、僕がいない方がいいですか?」もしそうなら出ていくが
八色刹那:「休日までいつも見ている上司の顔を見に行くのはストレスになるのではないかと思ったのだがな」
八色刹那:「いや、構わん」
八色刹那:「お前がいいのであればな」
妙見一成:「僕は、好きでここにいますから」
妙見一成:「それに……このお菓子は、これだけじゃなくて」
妙見一成:「僕の分と、みんなの分だ、ともっと大きな紙袋を貰っていて」
妙見一成:「そっちはもう置いてきました」
八色刹那:「…そこまで思われていたか、俺たちは」
妙見一成:クスクスと、渡されたお菓子の量を思い出して笑いながら
妙見一成:「案外、どうにかなるものですね」
八色刹那:「そうだな」
妙見一成:「久城くんの言った通りだったのかもしれない」
八色刹那:「皆で考えるべき、とは本当によく言ったものだ」
妙見一成:「今度は……パトロールの合間じゃないときに、話に行こうと思います」
妙見一成:「お土産でも持って」
八色刹那:「…そうするといい」合間ではないとき、という言葉に、ひどく安心した
八色刹那:「…積んだ本は、好きに読んでくれて構わない」
妙見一成:「……すごい量ですね」
妙見一成:あらためて見てみると本当に多い
八色刹那:「僕は面白い話とかはできないからな、その代わり、というには人を選ぶかもしれんが」
八色刹那:「その…この量は調子に乗りすぎたな…」
妙見一成:「神話関係のものとかあるでしょうか」
妙見一成:「少し、読んでみたくて」
八色刹那:「ああ、それなら」と言って山から数冊取り出す
八色刹那:「このあたりか、お前にいいと思って買ってきた甲斐もあるよ」
妙見一成:「……僕に?買ってきたんですか……?」
妙見一成:きょとんと
八色刹那:「?ああ、そうだが…」
妙見一成:「……はは、ありがとうございます」くしゃりと、泣き笑いのような
妙見一成:そんな顔に一瞬だけなって、そのまま本を抱きしめる
八色刹那:(そんなに喜んでもらえるとは)と思いつつ、また片手に琥珀の液体、もう片方に本を持ち読書を進める
八色刹那:窓の外は、まだ明るく、薄く陰った月がぽつんと覗いていた
マスターシーン、あるいは■ ■
レイ:「ふぐぐぐ....」「えいっ」白い髪を少し汚して、瓦礫をどかす。
倉木瀬:「...お、上手くいったね。」9区へ、瓦礫撤去や修繕の手伝いに来ていた。
倉木瀬:といっても、話を聞いたレイが行きたがったから、それの付き添いだ。
レイ:「...結構がんばったとおもうんだけど、どうかなー...」
倉木瀬:「十分いいと思うよ。身体も...問題なさそうだね」
レイ:「ふふーん。ばっちり。」
倉木瀬:(オーヴァードとしての基本的な身体機能の向上はあるみたいだけど...まだ何も分かっていない、んだよな)
倉木瀬:(どうしたもんか)
レイ:「...ぼーっとしてる」
倉木瀬:「...してないよ」
レイ:「...そーいえばさ、停電?っていうのかな」
倉木瀬:「あー、9区であったみたいだね。中継映像なんかも...出回っていたっけ」なにがどうして流れたのかは、置いておいて。
レイ:「あれ、”わたしもみてた”んだ、ええと...”リアルタイム”?でやってたやつ”」
倉木瀬:「...そっか、そん時は支部の方に”居た”んだもんね」
レイ:「...ああいうのも、おこっちゃうんだね....」
倉木瀬:「でも大丈夫そうだよ。元通りに復旧してるし。きっと...」この地区の。支部長の...司令の顔を思い出す。
倉木瀬:「ここの地区も、2区と同じでみんな強いからね」
レイ:「...もうちょっとだけ、手伝っててもいい?」
倉木瀬:「...うん。付き合うよ」
レイ:「ありがとー、倉木」
:――――遺物起動、確認
:――――観測を開始します―――
GM:――――遺物を使用した戦闘の際には、いつも
GM:――――白い髪の、少女があらわれるという。
GM:3話「少女は歩きだす」
GM:全行程終了!お疲れ様でした~!
八色刹那:お疲れさまでした!!
妙見一成:お疲れ様でした~!
久城 紕俐:おつかれさまでしたー
激動を終えた9区の守護者達は羽を休める
しかし、物語は停まることはない
少女が歩き出した先にあるものは何なのか
クライシス――――――その意味が解かれるのは、まだ先の話
少女が歩き出した先にあるものは何なのか
オーヴァード・クライシス 第4話「少女は■ ■ ■ ■ ■ ■」へ続く