壱話『前座』
PC1:“”藍畑 相馬(キャラシート)PL:闇猫
PC2:“天之加久矢”白槻 椿(キャラシート)PL:月見鳥
PC3:“献身的な亡霊庭師”青陽(キャラシート)PL:ミハエル
PC4:“青行灯”青行灯(キャラシート)PL:みはし
GM:雷鳥
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弐話 『二ツ目』
目次
序章
GM:PC4からお願いします!
”青行灯”:はーい
”青行灯”:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8vSN-wMM
”青行灯”:「俺は”青行灯”暗い夜をはい回るただの蒼い炎さぁね」
”青行灯”:京都に転がる亡骸、頭骨姿でコロコロふわふわ気ままに動く土に還る気は微塵もござらんそこそこ活発な妖怪だ。
”青行灯”:その正体は!……自分自身ですらわからん。記憶も肉体もどこへやら頭の中もスッカラカンのどうしようもない存在だ。
”青行灯”:暴夜書房に拾われ仮として与えられた名は”青行灯”。
”青行灯”:己を確立するため百物語の最後の鬼とならんと”青行灯”足らんと今日も今日とて京の宵を彷徨い歩く。
”青行灯”:「っちゅうわけでよろしくな!」
GM:よろしくお願いします!
”青行灯”:能力はそこそこの白兵性能とガード性能をもった自己完結型白兵アタッカー。
GM:氷盾だ~~
”青行灯”:あんまりサポートとかはできないしカバーリングすらできないけど一歩前に出て敵を引き留めるよ
”青行灯”:以上!よろしくお願いします!
GM:果たして暴へ成長するのか防御へ成長するのか
GM:HOはこちら!
HO4 (オーヴァード枠)
あなたは京都、宵の街で過ごしている。甘い酒を、芳しい言葉を。夜は貴方だけのものだ。
噂話に耳を傾け、異形や異化の情報を集める。
昼は《暴夜書房》へ赴き、面白可笑しい事はないかと訊いて回る。
客の1人が溢した話が耳から離れない。魑魅魍魎炙れる夜行電車の中に、ひとりだけニンゲンがいる。
あなたの話はもうはじまっている。
”青行灯”:「兄ちゃんもっと詳しい話教えておくれ~」酒を片手に寄っていく
GM:きみはあれだな~?サクッと奢られてタダ酒を飲むタイプだな??
”青行灯”:野太鼓っちゅうのはそういうもんよ~
GM:へっへっへ、まあとりあえず話を聞いてみてくださいよ
GM:ではそんな感じ。よろしくお願いします。
GM:
GM:お次はPC3!お願いします。
青陽:はーい
(『흑백 엔꽁 픽크루メーカー』)
青陽:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYlrv0-wMM
青陽:「青陽だ。ただの青陽。それ以上でもそれ以下でもない。」
青陽:青陽です。記憶の無い幽霊です。幽霊であるかどうかすら若干怪しいです。
青陽:正体もよくわかってません。
青陽:確かなのは周辺に「庭師募集」の張り紙をしておくと勝手に庭木が手入れされたり掃除洗濯がされていることくらいです。
青陽:基本幽霊なので無報酬ですが最近は人が視認できるようになったらしくよく施されてます、報酬とも言う。
青陽:あと、春を集めているらしいです、何なのかはわかりません。誰にも。
青陽:性能
青陽:エンジェルハイロゥのピュアブリードです
青陽:欲望の姫君でのRC攻撃を感覚に代行させて
青陽:行動値14でぶん殴ります
GM:ま...マスヴィジョンまで乗せてる!!!
青陽:あらゆる器用さをかなぐり捨てて得たものがマスヴィジョン実質レベル6です
青陽:その他は犠牲になりました
GM:怖いよ~~~
青陽:犠牲になったので砲台くらいに捉えていただければ幸いです
青陽:以上、よろしくお願いします!
GM:よろしくお願いします!
GM:HOはこんな感じ。
HO3 (RB枠)
あなたは京都に棲まう。天狗だの狸だの知ったこっちゃあない。
我こそは唯一無二天下布武の〇〇であると!
詰まるところ拠り所の無い影法師だ。もうちょっとだけでいいから有名になりたい。
否!京都一の異形になるのだ!そんな野望を秘めしながらも、のんべんだらりと棲んでいる。
そんな中、あなたは呑めば活力膨張、勢力促進、力が漲る“偽電気ブラン”なる物があるらしいと聞く。
あなたの話はそこからはじまる。
青陽:酒
青陽:酒はいいな、花見に持ってこいだ
GM:そうだよ~おいしいし元気もでる
青陽:電気ブランは確かそこまで高価ではなかったような気がするが、まあ今は相場も変わっているのか…?
青陽:とりあえず手に入れてみよう
GM:がんばってね~!
GM:
GM:ではPC2!おねがいします。
白槻 椿:はーい
(『makeYo1』)
白槻 椿:http://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYvMzI-AMM
白槻 椿:「いらっしゃい、《暴夜書房》へようこそ」
白槻 椿:”天之加久矢”白槻椿(しろつきつばき)、UGNエージェントです。
白槻 椿:本業は家業である祓い屋をやっていますが、研鑽のために望んで兼任している。
白槻 椿:まだ当主ではなく、色々跡継ぎ問題でごたごたがあり当主候補…に収まっています。
白槻 椿:面倒見がよく姉御肌ですが、大雑把なところもあり所謂天才肌で感覚重視の人間。
白槻 椿:新人には親切だけど鉄火場に放り投げたりもする。
GM:旅をさせよ!
白槻 椿:今回は新人が増えるかもしれないから張り切ることでしょう。
白槻 椿:実家の当主が代々受け継いできた遺産の弓を用いて、色々出来ます(雑
GM:ほんとに色々出来るな?!(キャラシを見て)
白槻 椿:弓は使いますが実体の矢は使わず、霊力を飛ばすことで敵を打ち払ったり。
白槻 椿:性能的にはオート極振りのサポーター兼ミドルアタッカー。
白槻 椿:《援護の風》と《砂の加護》の2種を使い分けて自分と味方をバフって殴る!
白槻 椿:限界突破も搭載したので80%以降はどっちか2回使えます。
白槻 椿:ミドルでも戦闘でもバランスよく活躍したい!
GM:調達や情報もつよいぞ!椿さん!
GM:ではHOはこちら。
:(オーヴァード枠)
《暴夜書房》、それは京都に住まう異形や異化を取り纏める支部の様なものだ。
異化ーーつまりオーヴァードへ転化した人々、レネゲイドビーイングなどが
そこに集う。異化して暫くするあなたはある話を支部長である“講談師”から聞いた。
宵の口に、魑魅魍魎がどんちゃん騒ぎをしながら巡る、夜行電車が走ると。
あなたの話はここからはじまる。
白槻 椿:夜行電車ね、いいじゃないか
GM:ついでにさっくりと補足していくのですが、覚醒のことを 《異化》と呼び、
GM:オーヴァードやRBを、異化している、成っている...などと呼びます。
白槻 椿:言い回しがイイね
GM:オーヴァードは異化、RBやそれらを畏れている人々は異形、と呼ぶみたいですね~。
GM:ではこんな感じ。あらためてよろしくお願いします!
GM:
GM:では最後にまだ何も知らされていないPC1!
GM:よろしくお願いします。
藍畑 相馬:はーい
(『ろ式男子メーカー』)
藍畑 相馬:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY6ZXm7wMM
藍畑 相馬:「ども…、藍畑っす」
藍畑 相馬:藍畑 相馬(あいはた そうま)、21歳の大学生
藍畑 相馬:大酒飲みで基本的に酔っぱらうことはほぼない酒豪、ザルくらいかな?ワクではない
藍畑 相馬:大学に入ってから金に近い茶色で髪を染め、そのまま惰性でその髪色を続けているそんな奴
藍畑 相馬:耳のピアス穴もノリで開けた、痛かったからもう増やす気はないらしい
藍畑 相馬:なんだか厄介な友人に振り回されながら日々を賑やかに過ごしているただの大学生、のはずなのだが…
藍畑 相馬:あの人は憧れであって別にそういうわけじゃねえし…、という相手がいるとかいないとか
藍畑 相馬:性能、はてなんのことやらみたいな話をするとウロエグなのにヨトゥンの血潮で完全獣化します
藍畑 相馬:そこそこのイニシアチブからまあまあしょっぱい攻撃をします、強くはない
藍畑 相馬:あとは強靭骨格の効果で骨の剣がクリスタルシールドになるくらいです
藍畑 相馬:ミドルは紡ぎでどうにかしていく方向ですがこの初期侵蝕でやっていけるのかは始まってみないとわからない、そんな感じ
藍畑 相馬:また完全獣化する覚醒枠ですが頑張っていきます
藍畑 相馬:よろしくお願いします!
GM:初期侵蝕42....42!?
GM:ヨトゥン完全獣化で暴れまわって欲しい!
GM:ではHOはこちら。
HO1(覚醒枠)
あなたは京都に住んでいる。市内の大学に通い、程々の成績と程々の生活。
少し厄介な友人を持っている、何でもない普通の大学生だ。
ある夜飲み過ぎたあなたは、喧騒から外へ出て夜風に当たる。
茫然と酔いを覚ましていると、廃線に一両の夜行電車を見た。
あなたの話はこれから始まる。
藍畑 相馬:始まっちまうのか…
GM:平々凡々とした日々はそこで終わりじゃい!!
藍畑 相馬:まじか
GM:明石さんともお近づきになれちゃうかもね
藍畑 相馬:いやだからそういうんじゃねえっての!
GM:では最後にトレーラーを読み上げて開始と行きましょう~~
さァさ、寄ってらっしゃい見てらッしゃい!此れより初まるは摩訶不思議な事語り。
古都・京都にゃ異形が集う。
空には天狗。地には化け狸。街には人々。
人々もまァ、半分くらいは“人じゃあない”が。
影をよく見りゃ幾らでもそこに奴等は姿を現す。
四畳半には本と達磨と林檎と万年床と時間遡行。
夜な夜な巡るは夜行電車。酒が巡れば人も巡る。
空中飛行に詭弁と韋駄天炬燵が学祭を喚かせる。
魔書を追っかけりゃあ密会と紳士と驚異の部屋。
——————————奴等が暴れたら如何するって?
目には目を、歯には歯を、異形には異形を。
我ら集うは《暴夜書房》。宵口行燈を探せばいい。
全てが全て車輪のように廻っている。
廻る車輪を眺めているのが、どんなことより面白い。
おっと、気を付けな。どんな所にも…裏切り者はそこに居る。
誰にも気付かれず、悟られず、明かされずそこに居る。
もしかしたら、手前の背後にもう——————————
ダブルクロス The 3rd Edition
再演・百事録
緞帳が上がる。手前は高座に上がった。
終わるまでそれは止まらない。
百事録は続き行く。
壱章 「前座」
OP1『四条木屋町の交差点』
GM:シーンプレイヤーは藍畑さん。登場侵蝕はまだ振らなくて大丈夫です。
GM:ダイスを振りたかったら0d10を振るといいよ!
藍畑 相馬:登場侵蝕…?はてなんのことやら知らんな
GM:なんだろうねえ
GM:
GM:夜風に桜の花弁が舞い散って流れた。
GM:四条木屋町の交差点から高瀬川を下った暗い街中に、木造三階建ての古風な西洋料理屋があって、高勢川沿いの並木に温かい光を投げている。
GM:ただでさえ温かみのある光景だが、中はもっと温かった。
GM:むしろアツかった。
小津:「みてくださいよあの二人」
小津:「結婚前ってあんなにテンションあがっちゃうもんなんですかねえ、お酒の勢いってこわいなあぼく」
藍畑 相馬:「俺にはお前の白々しさが不気味だわ」
小津:「なにがです?まさか羨ましがってるように見えてるとでも?」
藍畑 相馬:「ちっとも酔わねえくせに何言ってんだ、って意味だよ」
小津:「けけけ、タダ酒ほど旨くてがぶがぶ飲めるもんはないですよ、ほら飲んだ飲んだ」
藍畑 相馬:「言われなくても吞んでんだろーがよ」
小津:「まだ一瓶も開けてないじゃあないですか、は~この肉うっま...」
藍畑 相馬:「美味い飯があんだから酒だけ馬鹿みたいに飲むかよ」
小津:「相変わらずせせこましいひと」
藍畑 相馬:「……うわ美味っ」
小津:「.....そのエビばっか食ってないで。いいんですか?声かけなくて」
藍畑 相馬:「タダ酒ほどうまいもんはないって言ったのお前だろ……なにがだよ」
GM:フォークの先で少し離れたテーブルを指した。
GM:ふんわりとした黒髪。物珍しそうにエスカルゴをつついている。
GM:赤い余所行きのワンピースが、真っ直ぐに膝まで落ちていた。
小津:「明石さんに」
藍畑 相馬:「……いや、別にそういうんじゃねえし……」
小津:「いくじなし」
藍畑 相馬:似合うな、と一瞬見惚れたのは確かだが
藍畑 相馬:「だから…、そういうんじゃねえんだっての!」
小津:「へーぇ。ふーん。構内で見かけた時その目で追っかけ回してるのはちがうんだそうなんだ」
藍畑 相馬:「いいだろその話は!」
小津:「へっ、まあいいってんなら友人のよしみで切り上げておきましょう」
藍畑 相馬:「お前にネタをこれ以上渡してたまるかってんだよ……」ぼそりと呟いて
小津:その様子をみてふと、にぃと笑った。
小津:「あ、彼女どっか行くみたいですよ」
藍畑 相馬:「なんでそれを俺に言ってくるんだよ……」苦虫を噛み潰したような顔をしながら
小津:「追っかけなくていいんです?あっほらほら出口に出ちゃう...」
藍畑 相馬:「その白々しいまでの心配げな顔をやめろ、どうせ内心ニヤニヤしてんだろ」
小津:「そりゃあ、えぇ、まあ?」
藍畑 相馬:「お前にのせられてやりゃあいいんだろ……ったくよ…」
藍畑 相馬:そうため息を吐きながら立ち上がって
小津:「.....あれ~ッおっかしいな。そのグラスにどるんどるんに濃いウィスキー足しておいたのに」
藍畑 相馬:「あ……?」今なんて言ったこの馬鹿
小津:「背を押す友人の手助けだと思ってくださいよ」
藍畑 相馬:「てめえ……、後で一発殴るからな」
小津:「おぉ怖...」
藍畑 相馬:「手助けの域じゃねえってんだよ……」ぶつくさと文句をいいつつ足取りはしっかりしたまま
藍畑 相馬:明石さんを追って店から出る
GM:
明石さん:足りていない。
明石さん:やっぱりお祝いのお席のシャンパンはあまり飲んだ気がしないなあ、とぼんやり思う。
明石さん:四条木屋町の界隈に、月面歩行というバーがあることを友人から教わっていた。
明石さん:さてこの際。厚顔無恥に飲み干して進ぜよう。
明石さん:そう思って歩き出したのですが、ふととおくで藍畑さんの姿を見かけて。
明石さん:最近よく声を掛けられるなあ、とぼんやり思ったのでした。
GM:夜は更け行く。未だ堀沿いの道は薄暗く、流れ落ちた桜が川岸に溜まるばかりだった。
藍畑 相馬:「あー…、どうも……」目を合わせることなくそう声をかける
明石さん:「おや偶然ですね、こんばんは」
藍畑 相馬:「……さっきの店、まだ懇親会はやってるみたいっすけど」
藍畑 相馬:「どっか行くんすか?」
明石さん:「木屋町に月面歩行というバーがあるそうです。なんでもカクテルが三百円だとか」
藍畑 相馬:「へえ…、そりゃいいな」声色が明るくなる
明石さん:「もし、」途中で声が詰まる。
藍畑 相馬:「ん……?どうかしました?」
明石さん:「あ、いえ。私は沢山呑んでしまいますから」
藍畑 相馬:「俺もそうっすよ、いつもアホほど飲むんで」つい笑いながら
明石さん:「それならばなによりです。藍畑さんがよければ。」
藍畑 相馬:「……あ、バーに?」
藍畑 相馬:「いや俺は全然問題ないっすけど……、いいんすか?」
明石さん:「こちらこそ。」
GM:ざわざわと、人の声が遠く。提灯とネオンサインが淡く瞬いた。
GM:役者に満ちたこの世界において、誰もが主役を張ろうと小狡く立ち回るが、まったく意図せざるうちに彼/彼女はその夜の主役であった。
GM:今もまだ気づいていまい。
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
藍畑 相馬:このシーンに出てきてる相手は初期ロイスだ、以上!
GM:
GM:
OP2『出町商店街の四畳半』
GM:シーンプレイヤーは青陽さん。
GM:登場侵蝕をお願いします。
青陽:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
青陽:43
GM:幸先がいい!
GM:
GM:今日、京都の町には百五十万の人間たちが暮らすという。
GM:だが待て、しばし。
GM:平家物語において、ミヤコ狭しと暴れまわる武士や貴族や僧侶のうち、三分の一は狐であって、
もう三分の一は狸である。残る三分の一は狸が一人二役で演じたそうだ。
GM:そうなると歴史を練り上げたのは殆ど我々ではないか?人間の歴史に狸が従属するのではない、人間が我らの歴史に従属するのだ。
という大法螺をふき、偽史を撒き散らす長老がいた。
GM:言うまでもなく狸である。
GM:平家物語云々は老い先短い毛玉の見た夢に過ぎないとしても、今日もなお、洛中には大勢の狸たちが地を這って暮らしている。時には人間に混じって右往左往する。
だが待て、しばし。
GM:王城の地を覆う天界は、古来、我らの縄張りであった。
GM:如何なる天災も動乱も、魔道に生きる我らの意のままである。国家の命運は我らが手中にあり。
街を取り囲む山々の頂を仰ぎ見よ。天界を住処とする我らを畏れ敬え。
ということを傲然と言ってのける者がいた。
GM:言うまでもなく、天狗である。
GM:
GM:人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。
平安遷都のこの方続く、人間と狸と天狗の三つ巴。
GM:それに混じっていたのが、異形の者どもであったとか、どうだとか。
GM:
GM:出町商店街を東へ抜け、物静かな住宅街に混ざる様にして建っているのがそこであった。
GM:庭木がいくらか。苔むした壁に西日が当たって僅かに焼けていた。
GM:春先と言えど、どこか寂しいような何かを待ち望んでいるようにも見える場所。
青陽:『庭師募集』
青陽:あった、しかも壁際に見えるように、明らかに噂を知っている者のやり方だ
青陽:まあ、見たからにはやらねばなるまい、そんなこんなで。
青陽:春先に生えてきた庭木の芽をちょいと落とす、無論花が咲いて見栄えが悪くならない程度に
青陽:薄墨色の髪をした洋装の青年は、黙々と庭を手入れしていた。
GM:ふと、そのアパートの二階の窓が開いた。
青陽:からり、とアルミサッシの動く音を聞き取り、そちらを見上げる、追加注文だろうか
GM:ちょいちょい、と手だけが伸び、招くような動きをする。
青陽:ふむ、と思案する、目の前の躑躅はまだ改良の余地こそあるが、キリとしてはよかろう
青陽:適当にあった箒で軽く小枝を集め、葉を払ってアパート脇の階段から上がっていく
青陽:該当する部屋の扉のインターフォンを律儀に押し込み
赤玉先生:「...開いている、開けて入れ」
青陽:「はい」
青陽:扉を開け、こんにちはとお辞儀をしてから靴をそろえて入る
赤玉先生:「あんの狸とは比べ物にならんほど出来ているな、あいつに垢を煎じて飲ませてやりたいわ」
青陽:「どうも、とは言え出がらしの生故、出せるものなど早々ありませんが」
GM:その四畳半にはもうもうと埃が舞っており。溜め込んだ有象無象のがらくたの中、あぐらをかいて座っている。
青陽:春の朝のような、薄紫と桃色の重の瞳が、まっすぐに見つめる
赤玉先生:「そうだな。うむ」
赤玉先生:空き瓶やらだるまやらをどかして、桶に入ったラムネを二つ出してくる。
赤玉先生:不思議と良く冷えていた。
青陽:いずれ来る終わりの香りがしたが、これも悪くないと思えるのは、余裕ができた証拠だろうか
青陽:「ありがとうございます、いただきます」
赤玉先生:「お前さんは....あれか。庭師か」
青陽:「ええ、お題は基本いただいておりませんので、用件だけで承りますよ」
赤玉先生:「であれば、もう一つ頼むとしよう」
青陽:「幽霊に宵越す銭が必要かと言われればそうではないので、はい」
青陽:懐から手帳とボールペンを取り出す
赤玉先生:「李白とやらが電気ブランを持っている」
青陽:「おや」
赤玉先生:「あの高利貸しのことだ...独占したがっているのだろうよ」
青陽:「明治であればさほど物珍しいお酒ではなかった気がしますが…さすがに今は令和、古酒としてそれなりに価値が?」
赤玉先生:箪笥から水煙管の一式を取り出し、こぽこぽ吹き始める。
赤玉先生:「世に出回っているのは偽電気ブランだ。本物の作り方は失伝した」
青陽:「一居酒屋のオリジナルレシピが失われただけで後追いを偽とつけるのも酷でしょうに」
青陽:返しつつも手は情報を書き留めている
赤玉先生:「ふん。人間どもの気概など分からんし理解しようとも思わん」
赤玉先生:「だが、酒の旨さには目を見張るものがある。使いのついでだ」
赤玉先生:切符だ。今頃見かけない、駅員が専用の機械で穴を開けて受理する方式の。
青陽:そちらを受け取り、手帳にクリップで挟み込む
青陽:「ハイカラな切符ですね」
赤玉先生:「廃れたものよ」
青陽:「だからこそ、ですよ」
青陽:「駅員の方はどちらに?」
赤玉先生:「暮れば自然と来る」
青陽:「日暮後に、ですか」
赤玉先生:「四条木屋町へ行くといい。」
青陽:「かしこまりました、私にとってはあまり時間帯は関係しませんが、確かに情報源としては信用できそうだ」
赤玉先生:「...あれだ。一目で見ればそうと分かる」
青陽:「はい」
赤玉先生:「そういえば名前を聞いとらんかったな」
赤玉先生:「名は何という」
青陽:「青陽、です、ただの青陽」
赤玉先生:「青陽...」その名を聞いて、僅かに考えこみつつ。
青陽:「春に出り夏に没するモノですが、まあ今は気になさらず」
赤玉先生:「じき日も落ちる。行って来い」
青陽:最後のラムネを飲み干し、からん、とビー玉の揺れる音が四畳半に響き渡る
青陽:「では失礼を」
赤玉先生:「うむ」
青陽:丁寧に荷物をまとめ、そのまま一礼し部屋を出る
赤玉先生:空いた窓から、出ていく様を覗いていた。
赤玉先生:少し目線を下げれば、切りそろえられている樹木。
赤玉先生:「....悪くない腕だ」
GM:ひんやりとした、春先の夕暮れの風が吹いていた。
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
青陽:電気ブラン 〇花見酒はいい/しかし不憫ですね
青陽:以上
GM:
GM:
OP3『先斗町の料亭』
GM:シーンプレイヤーは青行灯さん。
GM:登場侵蝕をお願いします。
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (33 → 40)
”青行灯”:ははーんさてはすこぶる調子いいなこの骸骨
GM:いいねえ
GM:
GM:
GM:金曜倶楽部、というものがある。先斗町の料亭や祇園などで一席設けて飲み食いをする。
GM:会員には交代があるものの、必ず席数は七つと決まっていた。
GM:七つの席にはそれぞれ七福神にちなんだ名前が付けられている。
GM:ひっそり集まっているからといって、その席上で何か太平の眠りを覚ますような企みが練られているという証拠がある訳でもないし、案外、単なる仲良し同士の気楽な集いなのかもしれない。
GM:それならそれでよいのであって、問題は他にある。
”青行灯”:店員から熱燗を受け取り七人の客人、その一人の横に座る。
”青行灯”:「ささっ新しいものが入りましたよ。どんどん飲んで今日は語り明かしましょう」
弁天:「手際がいいことね」
弁天:白い透き通った手がお猪口を掴む。
”青行灯”:軽い笑顔で応えその隣に座り直しお猪口に酒を注ぐ
弁天:「それで?貴方は何が出来るのでしたっけ」
”青行灯”:「皆さんが楽しくお話できるならそれが俺……私の幸せですから」
”青行灯”:「おっと私に宴会芸を期待されていますか弁天様?」
弁天:「まだ年を忘れるのには早いけれど。肴が欲しいわ」
”青行灯”:「年は三月ほど前に越したばかりですからね。忘れるにしては記憶が少なすぎるでしょう」
GM:卓の上では、くつくつと牛鍋が煮える音がしている。香ばしい醤油と牛脂の香り。
”青行灯”:視界に移さないようにしつつも鼻孔はその香りを感じ取り無意識に唾液が口内に溜まる感覚を覚える
弁天:「食べる?これ」
弁天:「頂いてもいいのよ」
”青行灯”:「え?」魅力的な提案!と乗っかりそうになり慌てて口を閉じる。
弁天:「怖がらずともいいのに。あなたは狸ではないのですから」
”青行灯”:「ははっ、確かに私の本体は食うところがありませんからなあ」
”青行灯”:彼女は私の正体をどこまで見抜いているのだろうか、底知れぬ恐怖を感じつつ一歩引く。
弁天:「その火は冷たいのかしら」引いた身体に合わせ、腕を伸ばす。
”青行灯”:どうやら私の知る限りの私の情報は知っていそうだ。
”青行灯”:その手を器用に躱し、もとい体に擬態させた炎をうねらせ身をよじる。
弁天:「あら、」
弁天:「...いじらしい子」
”青行灯”:「弁天様、お酒の入り過ぎですよ。おさわりはNGです。それに」
弁天:「それに?」
”青行灯”:「私に触れればきっと貴方を火傷させてしまいます。それはいやでしょう?」
弁天:「跡を残すのは好きだけど、残されるのは嫌ね」
”青行灯”:比喩ではなく本当のはなし。それをわかって触れて来ていそうなのが怖い所なのだが、わかってくれたようで良かった。
”青行灯”:しかし「残すのは好き……ですか」
弁天:「わたしのものであることを、他の人にも言いふらせるじゃない」
”青行灯”:「なるほど、まるで首輪のようですね」
弁天:「戒めるつもりはないのだけれど。」
弁天:「あら、もう切れてしまったの」空の熱燗を見て。
”青行灯”:「では、新しいものを貰ってきましょう」
弁天:「わたし、呑みたいお酒があるの」
弁天:「取ってきてもらえる?」懐から切符を出す。
”青行灯”:「私に悪戯に触れる人には冷たいお冷がお似合いですー……っとこれは?」
”青行灯”:切符?何かの合図や秘密のメッセージだろうかと訝しみながら受け取る
弁天:「貴方のような人たちだけが乗れる電車」
弁天:「李白という高利貸しをご存じ?」
”青行灯”:もう始めからお見通しの様だ、と肩をすくめ天井を仰ぐ。
”青行灯”:「生憎と金を借りるなら二度会うことはない人間に借りる故、李白なる人とは会ったことは無いでしょうね」
弁天:「賢いのね」笑う。
弁天:「あの好々爺の持ち物の一つ。見ればすぐわかるわ...それと」
”青行灯”:「おほめに預かり光栄です。少なくとも弁天様。貴方に借りることは無いでしょう。逃げきれなそうだ」
弁天:「その火を口の中で消してあげてもいいのよ」
弁天:「...今晩、人間が無賃乗車をするんですって。面白そうじゃない?」
”青行灯”:「ほう無賃乗車を。予告状でも出したのですかその人間は?随分と安っぽい怪盗だ」
弁天:「さあね。見に行って話を聞かせて頂戴」
”青行灯”:「なるほど、酒の肴の足しになる話を持って来いと」
弁天:「できる?」
”青行灯”:「生憎と飲み会の一発芸をするよりかは得意であると自存してますよ」
弁天:「じゃあ云ってらっしゃい。乗り遅れては駄目よ」
”青行灯”:「やや長いお使いになりそうだ。えぇえぇ行ってもいりますとも」
弁天:「期待しているわよ、青行灯」
”青行灯”:取り繕っていた笑顔が崩れる。
”青行灯”:名前まで知っているのかとその底知れない女を横目に見急ぎ部屋を出る。
”青行灯”:「金曜倶楽部の弁天様。聞いていたよりも大分おっかない人だな」
”青行灯”:しかし、無駄足にはならなかった。追い出す口実だったのかどうかは定かではないがこの話は調べたかったことそのものだ。
”青行灯”:切手を片手に持ち駅へを歩を進める。彼女のラストオーダーまでには調べ切らねば。
弁天:欄干にもたれかかって、髪を夜風に揺らしていた。
”青行灯”:でなければ次は俺の骨で豚骨ならぬ人骨スープでも作られかねない。
弁天:「綺麗な火だこと。」
弁天:「消すのは惜しいわ...」
GM:ぼんやりと月が浮かぶ。喧騒は遠く、夜風に混じって流れていった。
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
”青行灯”:ロイスは弁天様に感情は 好意/〇恐怖 で取得しますわ
OP4『下鴨神社の界隈』
GM:シーンプレイヤーは白槻さん。登場侵蝕をお願いします。
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (32 → 37)
GM:
GM:下鴨神社の界隈。
GM:糺ノ森周辺の路地裏や道端、古びたゲームセンターにレコードショップ、駄菓子屋、占い師、線路沿いエトセトラエトセトラ。
GM:京都の町に、ふと現れて忽然と消える移動販売車がある。
GM:手押し式の木造車輪に古本を山と積んでいる。その店主が妙であった。
GM:紺色の浴衣を悠然と着て、天狗が履くような下駄を履いている。なんとなく仙人じみている。
GM:髪は台風八号がいま通り抜けたかのようにもしゃもしゃ、茄子のようにしゃくれた顔に暢気そうな眼をしている。
GM:ちりん、と軽い風鈴の音と行灯の淡い光が夜の木陰に落ちた。
GM:《暴夜書房》。京都界隈を治めている支部の様な寄り合いの様なものであった。
樋口:「おや椿くん。古本はご入用かね」
白槻 椿:「やあ。以前選んで貰ったものを丁度読み終わったところでね」
白槻 椿:「また見繕ってもらうとおもってさ」
樋口:「また気難しいものを好んでいる様だな。では何か一つ」
白槻 椿:「まあ、本当はそっちは建前でね…」と、何処からか一本の酒瓶を取り出して。
樋口:「これはこれは」
白槻 椿:「イイものが手に入った…と言う訳だ」
白槻 椿:「一人で飲むには惜しい、かと言って身内と飲むと不味くなる」諍いの絶えない身内の顔が浮かぶ。
樋口:「杉玉も吊られることが少なくなって寂しいものだ」
樋口:「では一献」
白槻 椿:「つまみはそうだな…何か界隈で面白い話でもないかな」移動販売車の椅子に腰かけて。
樋口:「ふむ....」
樋口:「男女の逢瀬の話、最後まで誰も読めない奇書”熱帯”.....代々受け継がれてきた代理戦争....」
樋口:「あ、いや。いいのがあったな」
白槻 椿:「ほう、キミが太鼓判を押す話か。興味が湧くね」
白槻 椿:と言いつつ、酒盛りの準備を始める。御猪口はふたつ、用意してある。
樋口:「李白の三階建て電車。あるだろう?」
白槻 椿:「ああ、あのド派手なやつか。あれは良く目立つ」自己顕示欲の現れそのものだ。
樋口:「今晩あたり走ると聞いた。四条木屋町の堀沿いに」
樋口:「ここからが問題だ。まああの電車自体がいわゆる”案件”そのものなのだが...だからああして切符制に変えた訳だからな」
樋口:切符切りの小さな機械を手元で弄ぶ。
白槻 椿:「ああ、それは聞いているよ。時折、盛大な宴を開いているとか」
樋口:「....二枚。その切符が盗難に遭った」
白槻 椿:「盗難」と繰り返し。
樋口:「図書館警察か福猫飯店あたりだろうが....ただ盗まれたからといって何かが起こる訳ではない」
樋口:「人数が”欠”ける。李白はそれをよしとしないとは思わんかね」
白槻 椿:「あの老人、見栄っ張りな上に頑固ときてるからね」酒を揺らしながら。
樋口:「辛いが旨い酒だ」
樋口:「もっとゆっくり味わって呑むためには、どうするのが一番かね」
白槻 椿:「熱燗にするのが良いと聞いたが、そこはまあ好みだよ」
樋口:「なるほど。」ふぅー、とまるで冷ます様にお猪口に息を吹きかけた。
樋口:気付けば細く湯気が立っている。
白槻 椿:「ほう、なかなか便利じゃないか」ふふ、と笑って。
樋口:「きみほどではないがな」
白槻 椿:「私の力はそう日常で使うものでもないからね」
樋口:「...うつくしい弓だ」
樋口:「その腕を買って、一つお使いへ向かって欲しい。頼めるかね」切符を取り出す。
白槻 椿:「そうかな?褒められると悪い気はしないね」
白槻 椿:心の中で、私には不釣り合いな程に、と呟いて。
白槻 椿:「なんだい、君も持っていたいのかい」
樋口:「そりゃあ支部長だからね」
白槻 椿:「それはUGN非公認だろうに。キミの手腕は認めているが」
樋口:「代行のようなものだ。まぁ怒られることも無いだろうよ」
白槻 椿:「代行ね、じゃあ私は代行の代行か」と、可笑しそうに笑う。
白槻 椿:「それで?何をすればいいんだい」
樋口:「代役が主役を食ってしまうことも間々有るだろう。偵察と調停。あと酒に酔って暴れだすような輩がいたら」
樋口:「外にほおりだしてやんなさい」
白槻 椿:「なるほどね、キミの感では何か起きると告げているんだろう?」
樋口:「語り過ぎはよろしくない。予知が予告になりかねん」
白槻 椿:「暴漢程度なら李白の下っ端でも止められるだろうしね」
樋口:笑みを浮かべたまま頷く。
樋口:「面白い夜になることだけは保証しよう」
白槻 椿:「そうかい、それは期待しておくとしようかな」クイっと自分の分を飲み干して。
白槻 椿:ひゅるり、と風が巻き、切符を樋口の手元から運んでくる。
樋口:「二冊目を用意して待っている」
白槻 椿:「ああ、事が終わったら報告ついでに貰いに来るよ」
白槻 椿:「残りもその時に」と酒瓶をコンと叩いて。
樋口:「うむ。預かっておこう」
白槻 椿:「じゃあまた」
白槻 椿:と軽く挨拶をして、移動販売車を後にする。赤い後ろ姿がゆっくりと夜の闇に溶けて消えていった。
GM:ざらざらと音を立て木々が新緑を揺らした。
樋口:「我々も布石を打つとしようか....」
GM:天狗煙草の煙がもうもうと湧き立ち、気付けば本屋は消えていた。
GM:夜は更け行く。だが未だ始まっていない。
GM:彼女彼らの物語は、今この時より来るからだ。
GM:
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
白槻 椿:樋口 〇信用/食傷 でロイスを取得します。
GM:
GM:
ミドル1『来るは夜行/杮落とし』
GM:全員登場。藍畑さんの他は登場侵蝕をお願いします。
藍畑 相馬:登場侵蝕なんてまだ何も知らない
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (40 → 47)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (37 → 42)
青陽:青陽の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (43 → 44)
GM:
明石さん:「...しかし、先程のお店は良かったですね」
藍畑 相馬:「そうっすね」
藍畑 相馬:「俺もまあ酒には強い方だと思うんすけど…明石さんも結構なもんですね」
明石さん:「まだまだこれからですよ。お次のお店はどうしましょうね」
藍畑 相馬:「まだいけるんすか……?」自分もまあまだ飲めるが
明石さん:「そちらこそ。随分おいしそうに飲んでいたじゃないですか」
藍畑 相馬:「あー…、酒は好きなんで……」
明石さん:「ふだんは誰かと飲まれるんです?」
藍畑 相馬:「だいたい小津っていう馬鹿と飲んでますね」
藍畑 相馬:「あいつも強いんで」
明石さん:「あぁ、彼ですか。おもしろいというか掴みどころのない人ですよね。妖怪みたい」
藍畑 相馬:「まあ確かに、変な奴ですよ」
藍畑 相馬:「面白いとこもあるんすけど……面倒事と一緒に来るときはいい加減にしろよって感じっすね」
明石さん:「仲が良いんですね」口元を軽く押さえて笑う。
藍畑 相馬:「……悪くはないんじゃないっすかね」仲が良いとは言いたくない意地がある
明石さん:「ふふ。....そういえば。あの東堂さんという方が話していたお酒。気になりますね」
藍畑 相馬:「ん……ああ、あの電気ブラン?とかいう名前の?」
明石さん:「電気でお酒をつくるなんて。本当におもしろい」
藍畑 相馬:「蒸留酒になんのか……?」分類を気にしている
明石さん:「どうでしょうね....おや?」
GM:ふと、木屋町の軒先が暗くなった。
GM:まるで電気を吸われたかのように。まるでふっと誰かが消し去ってしまったように。
GM:まるで街先の光”より強い光が突然投げ撃たれたように。
GM:
藍畑 相馬:「なんだ……?」訝しげな顔をして
GM:ざわざわと、人々の声がする。それを聞いてかどうかは分からないが、汽笛の声が遠くから―――いや。
GM:すぐ傍の堀沿いから、聞こえてくるではないか。
藍畑 相馬:「なんで堀から……」そちらを覗き込むように
GM:光が、その目を自然と閉じさせた。
明石さん:「わ、っ....!」
藍畑 相馬:「なっ……!」
GM:まるで叡山電車を上に三つ重ねたような風貌。正面の投光器が光の正体であった。
GM:一階の窓からは額縁と無数の時計と電燈が光を零している。二階の窓からは狸、達磨、狐に凧。有象無象の影が見える。三階には笹薮と露天風呂がもうもうと湯気を立てていた。
GM:虹色の吹き流しを夜風になびかせ、ランタンが揺れて金属音が零れる。
GM:まるで行き先を知らせるかの如く、正面に持ち主の名が記されている。
GM:――――――李白、と。
明石さん:「これは、一体」
藍畑 相馬:「は…………?」視界がおかしくなったのか白昼夢の類なのか思いたくなる光景だ
明石さん:「あ、」「あの窓の端の机!」
藍畑 相馬:「え?」
明石さん:「東堂さんに見せて頂いた、電気ブランの瓶ではないですか?」
藍畑 相馬:「は…?ええ……、いや、確かにそうみたいではあるけどよ…」
藍畑 相馬:「入る気?ここに?」さすがに口調も崩れている
明石さん:「はい」
藍畑 相馬:「怖いもん知らずかよ……」髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜつつ
藍畑 相馬:どう考えても、どう見ても様子がおかしい電車である
藍畑 相馬:自分が酒に強くなければ夢だと思い込むような
藍畑 相馬:残念ながらあの程度の酒精で前後不覚になったりはしないし
藍畑 相馬:今に至っては軽く酔いなど醒めてきた始末なのだ
藍畑 相馬:認めるしかない、これは現実の話だ
明石さん:「藍畑さん、」手を取る。酒のせいなのか。僅かに暖かい。
藍畑 相馬:「大丈夫っす……俺も、いきますんで」1人でいかせるわけにはいかない
明石さん:「それは良かった。では―――」
GM:―――――――――――――――――――――――――――――――
GM:二階。
GM:それはそれはまあ、酷い有様であった。
GM:酒乱に次ぐ酒乱。艶やかな料理はたちまち食べ尽され、それでも尚次が運ばれてくる。
GM:どこか妙な風体の者共が集っている。どこか、
GM:ひとではないような。
”青行灯”:大皿に盛られた肉やら魚やらアルコールそのままの様な酒を煽り喰らう。
”青行灯”:まるでそれはやけ酒のみの様でありセーターに汚れがビシャビシャとつく。
”青行灯”:しかしそれは次の瞬間には蒸発する様に消え失せ良い笑顔で空になった酒瓶をテーブルに叩きつけた。
鴉:「姉ちゃんいい飲みっぷりだなァ~!どこの起源なんだぃ」がぼがぼ酒瓶を呷りながら。
”青行灯”:「ぷはっ!金曜倶楽部では魚の一切れさえももらえなかったがここはまるで天国じゃないか」
”青行灯”:「あぁ俺は”青行灯”起源は不明だから勝手に名前を借りている状態だがね」
鴉:「ほぉ~~そいつは面白いなァ。まーそんな細かいことはいんだよ!飲んだ飲んだ!」
”青行灯”:「おうともよ。鴉の旦那もどんどん喰らえや。鶏肉以外もいろいろあるらしいぜ」
鴉:「は~~!同族喰らいも悪かねえがこの煮込みは旨えなァ...」
”青行灯”:「ほう、ここの料理人はよっぽど腕が立つと見えるな。よぉし俺もそれを注文しよう」
青陽:「ご注文お決まりでしょうか」
青陽:スラックスにベストと言った洋装の青年が手帳を片手に颯爽と声をかける
青陽:花見酒は良いものだ、少し早いが
狸:「なんだとこの烏天狗!そいつの何が不味いってんだ!」
鳥天狗:「やかましい子狸風情が!これでも食らえいッ」
GM:ふと上げた片手に鋭い羽が吹っ飛んでくる。あと小枝が。
青陽:他のお客様のご迷惑にならないように…と止めても無駄だろう
青陽:ふっと手を振って飛んできたそれらを桜の花弁に変える
鳥天狗:「あッ」
狸:「ほ~...」
狸:「兄ちゃん、化かすのが巧いなあ。どこの子だい」
青陽:「ただの死に損なった未練と思っていただければ、あと、他のお客様にお怪我などはされないようにお願いします」そう涼やかに告げ一礼し、
青陽:乱痴気騒ぎには似つかわしくないさながら高級ホテルのスタッフのような足取りで注文を取りに向かう
青陽:ついでに目的の物を探しに目を走らせるが、まだ見当たらないようだ
白槻 椿:少し離れた窓辺に腰かけ、その乱痴気騒ぎを愉快そうに眺める赤い着物の女がひとり。
白槻 椿:ブランデーの入ったグラスを傾けながら、時折品定めをするかのように目を細めている。
白槻 椿:「へえ、優秀な給仕がいるじゃないか」と青年を目で追いながら。
白槻 椿:あれならしばらくは心配いらないかな、と再び酒の味を楽しみに戻る。
GM:ガラリ、とその障子が開いた。部屋の脇。普段であればだれも気にしないような場所。
GM:だが。その日は。
GM:開けた人物が、違かった。
藍畑 相馬:「………本当にここにあんのかな」見間違いでした、とかじゃないか?
明石さん:「ありました。ほら、あそこです」
藍畑 相馬:「いや、だからもうちょい躊躇いとかさ………」ぐいぐい歩いて行くのにだいぶ困っている
明石さん:「そこにお酒があるのですから、」「遠慮するなどもっての他ですよ」
藍畑 相馬:「……はあ、そういうもんすか」
GM:やけにその声は響いた。
白槻 椿:じぃ、と新しい参加者を遠くから見つめる。
GM:宴席の騒ぎは消え、気付けば彼らをみている。
鴉:「なァ、あのふたり」
烏天狗:「忘れたのか?まさかそんなこと」
”青行灯”:「ん~~鴉の旦那もそう思う……?」こそこそ
青陽:「おっとすみません、少しだけ席を外させていただきます、失礼」と注文を受けた席に声をかけ、彼らに駆け寄ろうとする
鴉:「持ってねえよな」
狸:「ってことは...」
青陽:「お客様?失礼ですが、こちらの方に来ていただけませんか」と紡いではいるが、これはもう間に合わないかもしれない
GM:ざわり、ざわり。
GM:ふたりの周囲を取り囲むように、異形共が集ってゆく。
白槻 椿:「これは…予想外の参加者だ。樋口め、ここまでわかってたんじゃないだろうな」窓辺から立ち上がる。
藍畑 相馬:「……………」これは何かやばいな?と顔を引きつらせていく
GM:「無賃乗車だ!」「じゃあおれのもんだ!」「いいや俺たちの」「すきにしろって言われてるからな!」「くってやろうぜ」「厨房を開けておけ!」「あいつはよさそうだ」
”青行灯”:「お祭り騒ぎが……始まっちまいそうだなぁ」ケラケラと笑いながら後ろから眺める。(弁天様がわざわざ話を聞かせろと言ったんだ。下手に手を出さないのが正道だろう。さて何をしでかしてくれるか。見せてもらおうじゃないか)
GM:ざわめきに混じって、甲高い金切り声がひとこと。
明石さん:「は、離して!!なにを...するんですか!」
藍畑 相馬:「あーもー!だから本当に入んのかって言ったんだっつの!」とその腕を引き寄せる
狸:その腕から体は木の葉になって消える。
藍畑 相馬:「………はあ!!?」
小津:「おーおーえらいこっちゃ」
藍畑 相馬:「小津!てめえなんでここいんだよ!?」
小津:「そんな窮地にこれ一本、今なら無料で差し上げますよ」
小津:――偽電気ブラン。
藍畑 相馬:「……すさまじく嫌な予感しかしねえんだが?」そんなこと言ってる暇もないか
小津:「駆けつけ一杯!ほら呑んだ呑んだ!そうじゃないと彼女が連れてかれちゃいますよ」
藍畑 相馬:ひったくるようにして奪い取り、そのまま一気にその酒瓶を煽る
GM:その味は無類であった。
GM:腹の奥から温まるような甘さ。仄かな苦み。
GM:果実とも砂糖とも付かない芳醇な香りが、その鼻腔へ抜けて行く。
藍畑 相馬:「………ぷはっ!」飲み終わってすぐに、違和感を覚える
藍畑 相馬:酒瓶を持っていたはずの腕が消えた
藍畑 相馬:ごとり、という音が響く
藍畑 相馬:立っていた、そのはずだが徐々に感覚がおかしくなっている
藍畑 相馬:これは……いったい何が起きている?
藍畑 相馬:その身体は次第に車内に大きく広がっていき、首をもたげる
藍畑 相馬:ずるり、と這いずるように黒い靄に包まれた巨大な蛇に変化していく
藍畑 相馬:「……おい、馬鹿」小津を呼ぶ
小津:「....なんです」
藍畑 相馬:「“俺は今どうなってる”?」
小津:「バケモンじみた綺麗な蛇ですよ」
藍畑 相馬:「………このクソ野郎!」いつものように軽く頭を叩こうとして、うっかりその巨大な尾を振り抜いた
小津:「おわっと!こっちに構ってていいんです?!」頭を抑えながらしゃがんだ。尾が掠る。
藍畑 相馬:「あとで覚えてろよ………」しゅーしゅーと威嚇音をたてて
小津:「えぇ覚えてますとも。我々は運命の黒い糸で結ばれているのですから」
藍畑 相馬:「そんな運命欲しくねえんだよ!どこ行ったか教えろ!」
小津:「一階の大広間!!」
藍畑 相馬:「間に合えよ………!」
藍畑 相馬:その巨躯に似合わないほど静かに蛇が移動していく
白槻 椿:「まったく、無賃乗車はおろか今ここで”成った”とはね…とんだ飛入りだ」やれやれとため息をついて。
青陽:その一連の様相を見る
青陽:部屋は散らかってない、先ほどの青年は電気ブランを手渡した、となれば
青陽:渡した側の青年に視線をやる
小津:「あっやっべ」ばちりと目が合い。
小津:人混みに紛れ、妙な動きでどこぞへと消え去ってしまう。
青陽:なるほど逃走、となれば次は先ほど出て行った彼の追跡だろう
青陽:失礼します、と一声かけて人混みの間をすり抜けていく、幽霊であれば造作もない
白槻 椿:「……まあ彼は後でいいか」逃げようとする怪しげな男を見送って。
白槻 椿:その蛇を追いかけようとした妖共を追い払いながら後を追う。
”青行灯”:(ん~~人間の顛末を見るのが役目だったのだが”人ならざる者”になってしまった場合どうすればいいのやら……)
”青行灯”:適当な酒瓶を一本空にしてからしばし考えこみ立ち上がる。
GM:弁天:「期待しているわよ、青行灯」
”青行灯”:「よし、決めた」「鴉の旦那ぁちょっと会計つけといてくれよ」
鴉:「あッ!ま...待て姉ちゃん!ってもういねえし...」
”青行灯”:階段を駆け下りセーターを脱ぎ捨て、もとい炎の体を変化させる。とりあえずは戦闘用に刀でも出そうか。
”青行灯”:「何はともあれあんな面白そうな者の行く末を見ないのはつまらねえ」
”青行灯”:「面白きことは良きことだ!」
GM:緞帳が上がる。手前は高座に上がった。
GM:終わるまでそれは止まらない。
GM:百事録は続き行く。
GM:拍子木の音が、響き渡った。
GM:
GM:
GM:シーンカット。ロイスの取得が可能です。
青陽:ロイス
白槻 椿:どうしよ、いったん保留かな
青陽:少年 〇心配/正直列車が破壊されなくて安心している
青陽:これだけ取って以上
藍畑 相馬:小津の野郎のN感情をクソ馬鹿野郎にしてそれを表にします
藍畑 相馬:以上
”青行灯”:ロイスは藍畑 相馬くんに 感情は 〇好奇心/隔意
ミドル2『乙女を追うは』
GM:登場侵蝕をお願いします。
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (42 → 45)
青陽:青陽の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (44 → 53)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (47 → 53)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (42 → 49)
GM:
GM:電車内は争乱に満ちていた。駆けずり回る者。追う者、追われる者。
GM:どたどたと足音を鳴らし、少女を引っ掴んだ異形が一階へ奔り抜ける。
GM:電車の外見よりも明らかに不自然に広い空間。額縁や美術品が所せましに置かれていた。薄暗く、どこに潜んだかは判らない。
青陽:追いかける途中でどうにか見つけていた青年の首根をつかみつつ、あたりを見まわす
小津:「ぐえぇ、もっと優しく扱ってくれてもいいのに」
青陽:「暗いな、灯りをつけるにも消耗もある…」
青陽:隣については保留
藍畑 相馬:ずるりと巨躯を引きずりながらその闇を濃くするような影を纏った蛇が近寄る
白槻 椿:「まったく、困ったね。どこに隠れたんだか」最優先は攫われた女子の確保だろう。
”青行灯”:蒼い炎が隣でポッと立つ。
”青行灯”:「要るかい?明かりが必要と聞こえたけど」
藍畑 相馬:「いい気味だなクソ野郎」長い尾が小津の頭を一度ひっ叩く
小津:「あッいってえ!なんてことするんですかあなた」
青陽:「助かる。できれば隠れた人間を見つけられる程度の明かりが欲しいのだが」
藍畑 相馬:「てめえが俺に言えた義理かよ」
青陽:巨大な尻尾で手持ちの者が叩かれたのでずり落ちないように少し強めにつかんでおく
白槻 椿:「おっと、丁度いい。そこの少年と炎のキミ」と二人に声をかける。
青陽:「何か御用でしょうか?」
”青行灯”:「俺としてはそこの黒い子が見えれば十分なんだが。仕方がない持っていきなよ」適当に提灯型に炎を整え床に並べる。
白槻 椿:「さっき攫われた少女は見たかい?」
”青行灯”:「ちょうど今着いたばかりでね。俺は見ていないよ」
小津:「お探しの少女はこちらですよ」携帯電話の光が漏れる。画面には写真。
青陽:「追う前には発見しました、追いかけ始めてからはまだです」
白槻 椿:「ああそうか…実はここで大騒ぎされるとちょいと仕事の都合上、面倒でね」
小津:「...もしかして樋口師匠が関わってます?」
白槻 椿:「あの蛇に”成った”青年が大暴れする前に止めたいんだが…って」
白槻 椿:「なんだキミ、彼の知り合いなのか」それなら話が早い。
小津:「つまるところあれですか。穏便に彼女を救いたいと」
小津:「それこそ、蛇のようにゆっくり」
白槻 椿:「ゆっくりしている時間もないと思うがね、食われてしまっては元も子もない」
藍畑 相馬:「…………もうちょい端的にお願いしてもいいすか」何の話だよ、と一応聞いていたが
白槻 椿:「ああ、そうだね」
白槻 椿:「ここであの子が救えなければ、文字通り彼女は攫った奴の胃袋に収まるだろう」
白槻 椿:「協力してくれないか?」と蛇の青年、給仕姿の青年、炎の女性の3人に向けて。
白槻 椿:「報酬は出す、金でも物でも、人でも」
藍畑 相馬:「なんとなく察してはいたけどよ!やっぱりかクソ!」
白槻 椿:「私の目的は、さっきも言った通りこの騒ぎの鎮静化だ」
白槻 椿:「蛇のキミ、キミも彼女を助けたいのだろう。悪い話ではあるまい?」
藍畑 相馬:「そりゃな、何もわからねえ状態で孤軍奮闘よりはよっぽどいい」
藍畑 相馬:「報酬ならあんたがわかる限り、俺に何が起きたのかを教えてくれ」
藍畑 相馬:「それでいい」
白槻 椿:「よろしい、それは追々話そうと思っていた所さ」と、蛇の彼に軽くウインクして。
白槻 椿:「キミ達はどうだい?どうやら率先して蛇の彼を追っていたみたいだが」
青陽:「そうですね、一応形式だけでも給仕をしていた以上」
青陽:「船内でのトラブルはご法度、解決せねばということで」
青陽:「無粋…いえこれは江戸風でした、雅でないの、好まないでしょう?」
”青行灯”:「孤軍奮闘じゃなくなってきて良かったな黒蛇くん」ぺちぺちと黒い肌をはたき興味本位で撫でまわす。
藍畑 相馬:その腕が触れるのは質量のない影のみだ
藍畑 相馬:靄のように腕が黒い影に沈む
”青行灯”:(おや、冷たい質感を期待してたが残念。同族か)
”青行灯”:「俺は特に少女を追ってとかトラブルの解決とは無関係の位置にいるんだがさっきのアンタの言葉で聞いた名があった」と白槻を見る。
”青行灯”:「樋口なんてあんまり俺の前で名乗らないから思い出すのに時間がかかったが暴夜書房の講談師。あいつの名がたしか樋口だったかな。そいつであっているかい?」
白槻 椿:「流石、樋口は顔が広いね。ああ、その通りだとも」
”青行灯”:「そいつは良かった!あいつにはいくつか借りがあるんだ」
小津:「おやおや妙ですね、なんかざわざわしません?」
小津:「身体」
”青行灯”:「報酬は今回手伝った件をあいつに伝えること。それが条件だ」
白槻 椿:「私はその樋口の代行…みたいなものでね。今回はここの偵察と調停を任されている」
白槻 椿:「よろしい、承った。では給仕のキミも。手伝ってくれるなら後で報酬を言うといい」
藍畑 相馬:「あ?小津どうした?」
小津:「あっこれワーディングだ」
藍畑 相馬:「知らねえわ俺」
GM:ざわりと。どこか心の奥を掻き乱すような感覚。
GM:人の根源を引き摺り出し、欲望を叶えさせようとする―――
GM:衝動である。
GM:
GM:ミドル戦闘を開始します。今回はちょっと特殊。
GM:毎ラウンド藍畑くんだけに衝動判定があります。支援可能。
GM:戦闘の勝利条件は肉体で難易度7を3回、暴走せずに成功させること。
藍畑 相馬:はあ!?
◆ROUND-01 (PLAYER TURN)
GM:ではラウンド1。
GM:セットアップ!
藍畑 相馬:持ってない
白槻 椿:まだ使えない
”青行灯”:なーい
青陽:無いです
GM:ではまず衝動判定。難易度は10です。
藍畑 相馬:俺は?肉体で7?精神で10?
GM:意志で10。
藍畑 相馬:あいよ
白槻 椿:《援護の風》《ウインドブレス》を使用。
白槻 椿:ダイス+5、達成値+9だ
藍畑 相馬:あざっす
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (49 → 53)
藍畑 相馬:8dx+10
DoubleCross : (8DX10+10) → 10[1,4,6,6,7,9,10,10]+6[5,6]+10 → 26
GM:では成功。暴走することはありません。
藍畑 相馬:45+2d10
DoubleCross : (45+2D10) → 45+15[8,7] → 60
藍畑 相馬:DB
GM:続けて肉体判定もどうぞ。
藍畑 相馬:《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
藍畑 相馬:7dx>=7
DoubleCross : (7DX10>=7) → 10[1,2,2,3,7,9,10]+1[1] → 11 → 成功
GM:1/3
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (45 → 47)
GM:演出。まずはこっちから。
GM:部屋の奥より、ざわりと欲望を湧き立たせる”なにか”が襲い来る。
GM:何も知らないその身では、それに抗う事等できやしないが――――
白槻 椿:「しっかり気を持ちなさい、コレはキミの内を掻き立てる」
藍畑 相馬:「え……、あ?なんか違和感が増してんのそういうことか…?」
白槻 椿:「”ワーディング”。キミの中に宿った力の一種だ」
白槻 椿:「身を委ねれば、あっという間に理性を失うよ」諭すように語りかける。
藍畑 相馬:ぞわ、と長い身体に纏った影が蠢きかけてその言葉で治まる
藍畑 相馬:「……あー、なるほど?」
藍畑 相馬:「このままだとやべーんだな…ってのはわかったっす」
白槻 椿:「そう、上出来だ」中々筋がいい、と一人で納得してる。
GM:「これじゃあ足止めにならないじゃないか!」「ええい、かかれかかれー!」
GM:暗闇の隙間を縫うようにして、異形共が行く手を阻む。
藍畑 相馬:ずっ……、と異形を横から黒い尾が薙ぎ倒していく
藍畑 相馬:「……でかいから一発で結構いけんな」
小津:「思ったより手慣れてますねえ、物騒なことにご興味が?」
藍畑 相馬:「てめえの頭をぶん殴るイメージだな」
小津:「おぉ怖...」
藍畑 相馬:「お陰様でこの通りだ、褒めてやるよ」
GM:進行度が1/3へ変化したのでイベントが発生。
GM:PC達から5m先に4体のエネミーが配置されました。
GM:ラウンドは3回まで。ラウンドが4以上となると肉体判定が20へと変化するよ。
青陽:エンゲージは一緒ですか?
GM:別エン!
藍畑 相馬:エネミー4体バラバラにいるってことか?
GM:固まっています。けれど範囲選択でもない限り一度に一気に倒すのは無理かも。
GM:他に質問がなければ次のラウンドへ移動するよ。
青陽:はーい
白槻 椿:どうぞ
GM:
◆ROUND-02 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド2
GM:セットアップはPC側に何もないようなのでスキップ。
GM:衝動判定。難易度は10.対象は藍畑さんのみ。
GM:判定をどうぞ。
白槻 椿:《援護の風》《ウインドブレス》を使用。
白槻 椿:ダイス+5、達成値+9だ
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (57 → 61)
藍畑 相馬:あざっす
藍畑 相馬:9dx+10
DoubleCross : (9DX10+10) → 8[2,2,3,3,4,7,7,8,8]+10 → 18
藍畑 相馬:支援あってよかった…
GM:肉体判定も続けてどうぞ。
藍畑 相馬:《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
藍畑 相馬:7dx>=7
DoubleCross : (7DX10>=7) → 10[3,4,4,5,6,9,10]+8[8] → 18 → 成功
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (47 → 49)
藍畑 相馬:あ、ちがう62
藍畑 相馬:62+2d10
DoubleCross : (62+2D10) → 62+8[3,5] → 70
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を31増加 (49 → 80)
藍畑 相馬:ミスった
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を10減少 (80 → 70)
GM:エネミーへの対応をどうぞ。
白槻 椿:行動値順でいいんでしょうか!
GM:やりたい人がいたら...やるという感じで!
青陽:ではイニシアチブもらっても?
藍畑 相馬:どうぞ
白槻 椿:どうぞ!
青陽:マイナー無し
青陽:メジャー
青陽:「朧月夜」(砂の刃L1+光の手+コンセントレイト:HaL3+レーザーファンL2)範囲化、ATK+3、感覚判定、C値-3、コスト9
青陽:妨害は
白槻 椿:支援入れようか
GM:ありません!
白槻 椿:《砂の加護》《砂塵霊》を使用。
白槻 椿:ダイス+4、ダメージ+9だ
青陽:では
青陽:13dx7+3
DoubleCross : (13DX7+3) → 10[2,3,3,4,5,6,6,6,7,7,8,8,10]+10[2,7,8,10,10]+10[1,5,9,9]+10[10,10]+10[5,7]+10[10]+10[7]+6[6]+3 → 79
GM:うわぁ!
GM:エネミーはみんなガードします。ダメージをどうぞ!
青陽:8d10+12
DoubleCross : (8D10+12) → 34[9,1,2,5,9,1,1,6]+12 → 46
青陽:色々有効
青陽:青陽の修正値を9増加 (0 → 9)
青陽:青陽の侵蝕率を9増加 (53 → 62)
GM:HPは30でした!ガード値は10。全員戦闘不能です。
GM:演出をどうぞ!
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を6増加 (61 → 67)
青陽:ひらり、と懐から黒檀の色が印象的な扇を取り出し
青陽:開いて
青陽:煽ぐ
青陽:乱闘の怒号は沈黙へ、武器は花吹雪へ、怪力乱神は花灯りへ
青陽:この世の全ての春の思い出が、ほんの少しだけ宴の雅を呼び戻す
GM:異形共の足が止まり、その花々に目を奪われる。
青陽:「…さて、いいものであれば見せられるので」さ、と扇を閉じて
青陽:「手を止めていただければ」不思議なことに、扇の模様だけは思い出せない
GM:
GM:進行度が2/3へ変化したのでイベントが発生。
GM:PCの15m先へエネミーが配置されます。
GM:
◆ROUND-03 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド3.
GM:衝動判定。難易度は10.対象は藍畑さんのみ。
白槻 椿:《援護の風》《ウインドブレス》を使用。
白槻 椿:ダイス+5、達成値+9だ
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (67 → 71)
藍畑 相馬:あざっす
藍畑 相馬:9dx+10
DoubleCross : (9DX10+10) → 10[2,3,3,4,4,5,9,9,10]+2[2]+10 → 22
GM:成功。続けて肉体判定をどうぞ。
藍畑 相馬:70+2d10
DoubleCross : (70+2D10) → 70+14[10,4] → 84
藍畑 相馬:《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
藍畑 相馬:8dx>=7
DoubleCross : (8DX10>=7) → 9[1,1,3,5,6,8,8,9] → 9 → 成功
藍畑 相馬:あっぶね
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を16増加 (70 → 86)
GM:エネミーへの対応をどうぞ。
”青行灯”:私がやるぜ
”青行灯”:マイナーは放棄。メジャーアクション
”青行灯”:一閃+コンセントレイト:ハヌマーン 対称へ全力移動かつ白兵攻撃をぶつけるよ
”青行灯”:そのまま判定行っていいかい?
GM:どうぞ!
白槻 椿:《砂の加護》《砂塵霊》を使用。
白槻 椿:ダイス+4、ダメージ+9だ
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を6増加 (71 → 77)
”青行灯”:9dx8+4-2
DoubleCross : (9DX8+2) → 10[1,2,2,4,4,5,6,8,8]+10[3,8]+10[9]+10[9]+6[6]+2 → 48
GM:ヒェ~ッ ガードガード!
”青行灯”:5d10+9+11
DoubleCross : (5D10+9+11) → 37[8,9,4,6,10]+9+11 → 57
GM:ど...どうあがいても無理!戦闘不能です。
GM:演出をどうぞ。
”青行灯”:蒼い焔の提灯を上へ放る。
”青行灯”:「雑兵?雑狸?こういうのはなんて呼べばいいのやら。基本的には個々の狩には口を出さない主義なんだが」
”青行灯”:「今回の狩には俺もちょっかいを出させておくれよ」
”青行灯”:提灯の火が全て消えあたりに常闇が落ちる。
”青行灯”:「ちなみに……」
”青行灯”:「狩りの対象はお前たちだ」
”青行灯”:強風が吹きつけ眼前に強烈な蒼が煌めく。
”青行灯”:「さぁ散るなら今のうちだぞ」
GM:焔を畏れるようにし、散りじりになって消えていった。
GM:戦闘終了。
GM:部屋の奥の隅。赤いワンピースをそのままに、まるで静かに眠る様に横たわっていた。
明石さん:「.....う、ぅん....」
青陽:「お客様はこちらに、とりあえず状況は落ち着いたようですね」
白槻 椿:「ふむ…」と、傍に座り込み、傷や異常がないか確認する。
青陽:大きな蛇になってしまった方のお客を誘導する
白槻 椿:「うん、大丈夫そうだ」
藍畑 相馬:「………はー、なんとかなった…いやなんか身体だいぶしんどいけど……」影がほどけるように人の姿に戻り膝をついて
青陽:「ゆっくりと元の姿を結び直す感じで……よかったできましたね…」
”青行灯”:「それで?とりあえず場を穏便に済ませることは出来たと思うんだけどこの先どうするおつもり?」
藍畑 相馬:「……あざっす」アドバイスしてくれた給仕姿の青年に頭を下げる
青陽:「とりあえず電車から降りましょう、従業員の出入り口であれば穏便に出られるでしょう。今厨房に連絡してきます。」
白槻 椿:「そうだね、李白もこのまま宴会を続けるつもりもないだろうさ」
藍畑 相馬:「この先………、とりあえずこの人送っていかねえと…」重い身体をなんとか起こし、立ち上がる
白槻 椿:「ああ、待ちたまえ。流石にこのまま帰す訳にはいかない」
”青行灯”:「目覚めたばかりだってのに献身的だねぇ」
藍畑 相馬:「え……、いやまあめっちゃ迷惑かけてるんでこのまま帰るつもりはねえっすけど」
白槻 椿:「彼女はアレを飲んではいないとはいえ、ここは一種の異空間だ」
藍畑 相馬:「異空間」
藍畑 相馬:「……異空間?」
小津:「領域をひん曲げて座標を引き延ばしたりしてるんでしょ、ここは」
白槻 椿:「そうさ。あんなのが犇めいているのに、まともなはずがないだろう」
白槻 椿:「その力の影響が彼女にない…とも限らない」
藍畑 相馬:「あー…、いや………どう考えてもやばそうな場所だとは思ってたけど!」
藍畑 相馬:「俺のせいかこれ!?」
白槻 椿:「さあ?キミ達が迷い込んだ経緯は知らないが…」
青陽:「いえ、あなた様というよりはどちらかというとそちらのお客様にあるかと……」
青陽:じい、と暁色の目を小津さんに
小津:両手で両目を隠して視線を遮る。
”青行灯”:「そうそう、人一人の運命を自分のせいだと思うのはおこがましいぜ黒蛇くん」
”青行灯”:「むしろ大いなる流れに棒一本さして抵抗した側と言っていいだろうさ」
藍畑 相馬:「黒蛇ってのやめてもらっていいすか、俺の名前別にあるんで」
藍畑 相馬:「藍畑相馬、ここからなら好きに呼んでいいんで」
白槻 椿:「そういえばお互い、名乗ってもいなかったね」くるりと見回して。
小津:「小津です、どうぞ宜しく」
青陽:「では藍畑様と小津様で」一応客だし送り届けたら給仕に戻るつもりなのでこのようにした
白槻 椿:「私は白槻椿。先程も言ったが、《暴夜書房》の代行人さ」
”青行灯”:「人の道から外れた奴にフルネーム告げるとはいい度胸だなあ黒蛇、いや藍畑 相馬くん」「”青行灯”だ。同じく《暴夜書房》関係者。こっちの凛とした人と面識はなかったけど同業者だったらしい」
藍畑 相馬:「そのあらびや書房…?ってのも何か全然わかんねえんすけど」
藍畑 相馬:「さっきは…、助けてもらってあざっした」と全員に向けて頭を下げる
小津:「樋口師匠がやってる寄り合いみたいなもんです。行っておいて損はないかと」
白槻 椿:「これも仕事のひとつだからね。藍畑くん、キミの物わかりが良くて助かったよ」
藍畑 相馬:「え、樋口ってあのたまに見かける何してんのかわかんねえおっさんのことだろ?」
藍畑 相馬:「この人らと知り合いなのかあの人」
”青行灯”:「顔広いんだなあのおっさん」悪口で肯定する
藍畑 相馬:「何してんのかはさらにわかんなくなったな…」
白槻 椿:「変なおっさんなのは否定できないね」と軽く笑って。
白槻 椿:「でもまあ信用は出来る男だ、寄っていくといい」簡単な検査ぐらいはできるだろう、と。
藍畑 相馬:「うす、…報酬もそんときにお願いします」
青陽:「お話は固まりましたか?」
”青行灯”:「大方よさげだな。もう裏口の準備は出来たのかい?」
青陽:「ええ、伝令を頼んだらすぐに通してくれるそうです」
青陽:「念のため出口まではお送りいたします」
藍畑 相馬:「あ、そういやあんたの名前聞いてない」
青陽:「……青陽と申します、今日はただの給仕なので、すぐ忘れていただいても結構です」
”青行灯”:「う~む、そこでバイバイあとは忘れてってのはちと悲しいなぁ。アンタの舞は見てて気持ちが良かった」
”青行灯”:「給仕係も仮の職って前言ってたろう?良かったら一緒に来ないか」
青陽:「ふむ、そろそろ時間からして業務も終わりでしょうし、早めに出していただけるようお願いしてきましょうか」
白槻 椿:「それがいい。キミにも手伝ってもらったからね、労働に対価は支払われるべきだよ」
青陽:「給仕としての仕事をしたまでです、ではそのようにご用意いたします」
青陽:個人的なことを考えるなら、幽霊に対価などいらないのだが
藍畑 相馬:「迷惑じゃねえんなら…この馬鹿捕まえてくれてた礼もしたいしな」と小津を指差しながら
青陽:そんなことを思いつつ、こちらです、と案内を始めた
GM:騒がしき電車は遠ざかっていく。
GM:停車したまま、路地裏に光を散らしていた。
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
”青行灯”:ロイスは保留
青陽:ロイス保留
藍畑 相馬:ロイスは保留にしとこう
白槻 椿:まだ保留かな~
青陽:購入はどうしましょう
青陽:ワンチャンブルゲ…?
青陽:1dx+3
DoubleCross : (1DX10+3) → 2[2]+3 → 5
青陽:1dx+3 ボーナス忘れてた
DoubleCross : (1DX10+3) → 7[7]+3 → 10
白槻 椿:調達はボデマでも探そうかな
青陽:無理です
藍畑 相馬:そういや侵蝕って下げていいのか?
白槻 椿:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 9[4,9,9]+1 → 10 → 失敗
白槻 椿:財産点で買っておこうか
”青行灯”:おなじくボデマ買おうっと
藍畑 相馬:調達、ブルゲでも狙って見るか?
藍畑 相馬:《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
”青行灯”:1dx+4>=12
DoubleCross : (1DX10+4>=12) → 4[4]+4 → 8 → 失敗
”青行灯”:財産点支払い購入
藍畑 相馬:4dx+4>=20
DoubleCross : (4DX10+4>=20) → 7[2,5,7,7]+4 → 11 → 失敗
藍畑 相馬:財産で届きはするけどやめとくか、以上で
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (86 → 88)
GM:では侵蝕を-50までの範囲で下げてください。効果を受けるかは任意。
”青行灯”:変化が少なすぎる。増減なしでいくよ。
青陽:同じく増減なしで
藍畑 相馬:ボーナス分を追加で振っておく
藍畑 相馬:2dx+4>=20
DoubleCross : (2DX10+4>=20) → 10[4,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
白槻 椿:15下げます
藍畑 相馬:買えたわ、青陽にパス
青陽:ありがとうございます…
藍畑 相馬:さすがに衝動判定3回分はでかいので30下げます
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を30減少 (88 → 58)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を15減少 (77 → 62)
ミドル3『《暴夜書房》にて』
GM:情報項目や戦闘などがないので登場侵蝕はありません。
GM:このままシーンの描写に入っていくよ。
GM:
GM:
GM:糺ノ森。気が付けば夜も更け始めていた。ぽっかりと浮かんだ月が新緑へ光を落とす。
GM:道端に、提灯の暖かな光と古本を満載にした手押し車。
GM:《暴夜書房》。
GM:その傍で、悠々と水煙草をふかしながら古本を片手で読んでいる男がいる。
樋口:「おや、もう戻ったのか」
白槻 椿:「こんなに早くなるとは思っていなかったよ」やれやれという素振り。
樋口:「大所帯になって戻ってきたようだ。...そこの少年は...」
藍畑 相馬:「え……、あらびや書房、ってこの移動販売車なのか…?」
白槻 椿:「ちょいと騒ぎがあってね、当事者を連れてきたって訳さ」と、李白列車の中での出来事を話す。
樋口:「成程。新入りという訳か」
樋口:「貴君。下鴨幽水荘の人だろう。私も住んでいる」
藍畑 相馬:「……ちわす」まじでこの人何してんだろうな……と思いつつ頭を下げる
藍畑 相馬:「そうっす、藍畑相馬です」
樋口:「私は下鴨神社の神だ」
樋口:「かもたけつのみのかみ、という」
藍畑 相馬:「……………………」これどう反応すりゃいいんだよ、と助けを求めるように椿さんに目線を
樋口:「かもたけつのみのかも.....かもたけつのみのかみ、だ。何遍も言わせるな。舌を噛んでしまう」
白槻 椿:「ああ、まあ。あながち間違いではないんだ。許してやってくれ」
樋口:「あ、後次いでに支部長をやっている。よろしく藍畑相馬くん」
藍畑 相馬:「いや、何遍も言ってんのはあんたが勝手にやってるだけじゃ…」
白槻 椿:「人の姿では樋口という名前で通してる、そう呼んでやるといい」とちょっと困ったように。
藍畑 相馬:「…うす、よろしくお願いします。……樋口さん」
樋口:「うむよろしく」
白槻 椿:「ちなみに支部長というのも自称だ」
樋口:「...そういえば小津君はどこへ?」
白槻 椿:「彼なら…おや、付いてきているものだと」後ろを振り返るが誰もいない。
藍畑 相馬:「……あ?あのクソ…混乱に乗じて逃げやがったな」
青陽:「確か途中までは同伴していたはずだが……」と藍畑君に言って
”青行灯”:「糸目の子ならさっき『用があるから~』とか言ってどこへやら」
青陽:いたはずの方を見る、いない
樋口:「致し方ないな。さて」
樋口:「あー、あれだ。異化した人物がいたならば諸々を説明せねばならんな」
藍畑 相馬:「いか…?」
白槻 椿:「そのために連れてきたんだからね、頼むよ」補足はしよう、と付け加える。
青陽:「君も使えてただろう、蛇、あれだ」
樋口:「請け賜った。偶には仕事をしても神には祟られまい」
青陽:こっそり耳打ち
樋口:「覚醒、感染....呼び方は様々だが端的に言えば」
樋口:「貴君はある感染症へ罹ってしまい、身体が変貌したのだよ」
藍畑 相馬:「……なるほど?」耳打ちされた言葉とあわせて理解の導入は出来るが
白槻 椿:「名称はレネゲイドウイルス。そして発症することをここでは異化と呼ぶ」
藍畑 相馬:「ウイルス?……病気なのか?」
”青行灯”:「広義ではそうだ。とはいえそこまで深刻に考えるなよアイハ…………黒蛇くん」
樋口:「異化すると様々な能力が発現する。火、水、電気、風、幸運エトセトラエトセトラ....」
樋口:「便利だろう?黒い蛇、という言葉から予想して”ウロボロス”と”エグザイル”という症例だ」
藍畑 相馬:「……タンマ」
樋口:「む」
白槻 椿:「なにかな」なんでも聞くといい、と促す。
藍畑 相馬:「とりあえず、説明で重要になる感じの必要な単語を書き出してざっと説明してくんねえ?」
藍畑 相馬:「口で言われてもよくわかんねえから」
樋口:「ふむ...」懐から紙の束を取り出す。ページを捲るたびに埃が舞い上がりそうな分厚い帳面。その裏紙へ書き込んでいく。
樋口:衝動・侵蝕率・異形化=ジャーム化 異化=覚醒 オーヴァード=感染者
樋口:レネゲイドビーイング=異形
樋口:その文字に透ける様に、こう書かれていた。
樋口:小津・藍畑 明石 縁結び どちらか
藍畑 相馬:「………いや、縁結びは今関係ねえんで」
藍畑 相馬:「そういう話すんのはどうかと」
樋口:「....ぐうの音も出ないな」
明石さん:ぱちりと目を覚まし、辺りを見回す。
明石さん:「....あれ、ここは」
白槻 椿:「おや、起きたかい」
明石さん:「あなたは...?」
白槻 椿:「いやなに、ただの通りすがりの親切な者さ」
明石さん:「すみません。助かりました。ありがとうございます。」周囲の三人に礼をする。
白槻 椿:「ずいぶん飲んでいたようだが、体調が悪かったりはしないかい?」水のペットボトルを差し出す。
明石さん:「そちらならお構いなく。なにか美味しいものを飲もうとしていたような気がするのですが....ええと」
明石さん:「蛇と....影と....何か、きれいなものが助けてくれた覚えがあります。その他はどうも。」
藍畑 相馬:「……酔ってたんで夢でも見たんじゃないすかね」
藍畑 相馬:目は合わせないように
明石さん:「なるほど...まるで陽炎のようでした」
”青行灯”:「悪酔いが過ぎたんでしょう。地面に突っ伏しておりましたから地面と自分の影を見間違えたに違いない。飲むべきは今はその幻ではなく彼女の差し出した水ですよ」
明石さん:受け取ってこくこくと水を飲む。
樋口:「そう言えば切符はどうした?李白電車に乗るのに必要だったろうに」
”青行灯”:おっさんの足を小突く
”青行灯”:(……何も知らせず帰すって方向で行くんじゃないのかよバカ!!)
樋口:(彼女も片足を突っ込んでいるように見えるが?)
明石さん:「....すみません。今日のところは失礼しようかと思います。」
明石さん:「藍畑さんも、巻き込んでしまったようで...」
藍畑 相馬:「酒、飲みすぎには注意した方がいいすよ」
明石さん:「...はい、」
明石さん:しおらしくそう言って、夜道を帰って行く。
白槻 椿:「そうだね、もう夜も深い。気を付けてお帰り」
藍畑 相馬:送る、という考えがなかったわけじゃないが…話が中途半端すぎる
白槻 椿:「……さて。切符の件だけれど」彼女が帰ったのを見て話を再開する。
青陽:「夜道にはお気をつけて」と去り行く彼女に声だけかけておく
藍畑 相馬:「俺はあの人に手を引かれて乗り込んだんすよ」と今さっき明石さんが帰った方を見ながら
白槻 椿:「どうやら二人とも切符を持っていなかったようでね。無賃乗車として大騒ぎになったって訳さ」
白槻 椿:「てっきり私は盗まれた切符の持ち主かと思ったんだが、違ったようだ」
樋口:「切符を持っている者は見せてくれると助かる」
”青行灯”:「ん」弁天様に渡されたものを見せる。
白槻 椿:「ほら」と樋口本人から貰ったものを。
青陽:「どうぞ」赤玉先生の分と、一応給仕で入っている分の定期券を
樋口:《マーキング》
樋口:20dx+5
DoubleCross : (20DX10+5) → 10[1,1,2,2,3,3,4,6,6,7,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[3,7,7,10]+8[8]+5 → 33
樋口:「ふむ。本物のようだ」
樋口:「盗難に遭った二枚が何処へ行ったか気掛かりではあるな...さて」
樋口:「しばし席を外す。何か聞いておきたいことはあるかね?」
樋口:「あ、そうだ白槻くん。藍畑くんに色々教えて上げなさい。ついでに切符の件も宜しく頼む」
白槻 椿:「承知した。彼はこれから嫌でも関わることになるだろうからね」
藍畑 相馬:「はあ…、まあわかんねえことだらけなんで教えて貰えるのは助かります」
藍畑 相馬:「よろしくお願いします」
白槻 椿:「うん、よろしく頼むよ」
”青行灯”:「……俺たちはどうしようか青陽?」
青陽:「…俺は依頼の兼ね合いで小津様に話を聞ければ十分だったのだが」
青陽:「今はいないからな……どうしたものか……」
樋口:「彼を追うなら藍畑くんに付いていくといいだろう」
藍畑 相馬:「あ?小津の馬鹿に会いたいのか?」
藍畑 相馬:「明日にでも呼び出すか?……俺ももう一回くらいは殴りたいしな」
青陽:「と、言うよりかは、先ほど小津様が藍畑様…いやもういいか、君に渡した酒の件で話があるんだ」
藍畑 相馬:「………俺が飲んじまったやつ?」
青陽:「ああ」
青陽:「飲んだことはまああの状況と結果を鑑みればいいのだが」
藍畑 相馬:「……なんかわりいな、巻き込んじまった感じになって」
青陽:「せめてあれが何であるかくらいは聞いておきたくてな」
青陽:「いや構わん、これでもまあまあ暇なんだ」
藍畑 相馬:「酒ではあったけどな…、あれが何なのかは俺も知りたいとこだよ」
白槻 椿:「人間を異化させる酒、確かに聞いたことがないね」
藍畑 相馬:「…小津を捕まえて説明させるのが一番早そうだな、これ」
青陽:「そうだな……俺が追いかけると捕まらないようだしついでと言ってはなんだが頼めるか?」
藍畑 相馬:「こういうときこそ縁結びじゃねえの?」
青陽:「報酬は……そこまで用意できないが時間はある、手伝いくらいならいくらでも」
樋口:「そんな妙な縁を出雲大社に持って行く訳にはいかん」
樋口:「というかもう結ばれているだろ、小津君と貴君は」
藍畑 相馬:「あいつの言ってた運命の黒い糸ってマジのやつかよ!」
樋口:「それは私でもどうにかできないから」
藍畑 相馬:「青陽だっけ、俺はあんたに協力すんのは全然問題ない」
”青行灯”:「その様子ならアンタらの目的は早々に解決しそうだな」けらけらと笑いながら膝を叩く
青陽:「ありがとう」頭を下げる
白槻 椿:「よくよく見れば、中々の悪縁…いや良縁だ。私でも切るのは難しいだろうね」本業は祓い屋なんだが、と笑う。
樋口:「話はまとまったようだな。では失礼」
樋口:高下駄を鳴らし、どこかへ立ち去る。
白槻 椿:
藍畑 相馬:「…そういやあんた、手を貸してくれたけど樋口さんへの義理なんだろ?これからどうすんの?」と笑っている青行灯に
”青行灯”:「え?あぁ……俺かあ」
”青行灯”:しばし思案する様に天を仰ぐ。
青陽:「君が珍しく人助けなどするものだから何かしらの事情はあると思うが……」
”青行灯”:(弁天様に事の顛末物語の終幕までを伝えるのが一応の役目。清姫物語同様に蛇になった若人が何かをやらかしてくれる物語を願って追ったは良いが今ここで引くのはあまりに半端なような……)
藍畑 相馬:「青陽と知り合いなのか?普段はこうじゃねえの?」
白槻 椿:「電車内では助かったよ。あとは好きにしてくれていい」
”青行灯”:「うぅむやはり人助けなんて慣れないことをするモンじゃないな。その優し気な視線がやや痛い」
”青行灯”:「目的は告げるとやや方向性が変わってしまう故伏せさせてもらい。とりあえず協力の姿勢はとっておこうか」
青陽:「ん、承知した」
”青行灯”:「ってなわけでアイ……あい…………んー黒蛇くん。早速お礼でも俺は請求しようか」
”青行灯”:「なぁに”ぎぶあんどていく”って奴だ」と言いながら彼のフードを掴む
藍畑 相馬:「え!?いや、そうだな助けて貰ってんだしな………」
青陽:とりあえずこの場の4人は協力体制を取った、ので
青陽:空いた手で買っておいた自販機の飲み物をそれぞれ手渡していく、それぞれホットレモン、コーヒー、ほうじ茶2つ
”青行灯”:そのまま彼の肩を掴みひと飛び身を炎を転ずるとフードの中に納まった
”青行灯”:フードの中には頭骨姿の妖怪一匹。
藍畑 相馬:「え、え!!?なになに!?」
藍畑 相馬:「俺見えねえけど一体何してんだあんた!」
”青行灯”:「つーわけでいい加減俺はエネルギー切れだ。さっきの娘が居たから人型保ってたがいいが減だリー氏本来の姿に戻らあ」
”青行灯”:「あれよ。バケモンはバケモンらしく化け続けていたってわけよ」
白槻 椿:「ふむ、薄々感じてはいたが。やはり異形に近しいものだねキミは」青陽くんからコーヒーを受け取る。
藍畑 相馬:「本来の姿ってのがまず俺に見えてねえんだよ!」
”青行灯”:「そっちの青陽もそうだ。てなわけで以後よろしくなぁ」カタカタと骨を鳴らしながら笑う
藍畑 相馬:「青陽は飲み物サンキュな!」手渡されたほうじ茶にお礼を
青陽:「ああ、一つ余ったな……まあいいか」
藍畑 相馬:「え、青陽も人間じゃねえの!?まじか……?」少し顔が引きつっている
”青行灯”:「フードに入れてくれや、青陽」我が物顔で居座る
青陽:「そうか、甘くない方で良かったか?」失礼する、と藍畑君の後ろに回り
青陽:「まあ、人間であった時期があったらしいのだが……」
藍畑 相馬:「俺のパーカーのフードでくつろぐんじゃねえよ!!!」と後ろにむかって文句を言いつつ
青陽:「今は死んでいる、生きていたころの記憶も無い」
白槻 椿:「そうだね、さっき樋口が説明していただろう。異形と呼ばれるものだ」
藍畑 相馬:「……椿さんも、人間じゃないとか神様だとか言わねえよな?」
白槻 椿:「ふふ。安心してくれていい、私は人間だよ」
白槻 椿:「まあ人間であろうと異形であろうと、この界隈では大した違いはない」
藍畑 相馬:「……俺もその仲間入りした、ってことっすもんね」
白槻 椿:「その通り」
藍畑 相馬:はあ、と大きく溜息をついて髪をかき回しつつ
藍畑 相馬:「もうこうなったら仕方ねえ、乗り掛かった舟だしな」
藍畑 相馬:「ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします」と椿さんにきっちり頭を下げた
白槻 椿:「うん、礼儀正しくてよろしい」とその頭を軽く撫で。
白槻 椿:「では最後に仕事の話もしておこうか。藍畑くんにも研修を兼ねて手伝ってもらうよ」
藍畑 相馬:「うす、お願いします」
白槻 椿:「私は今、先ほどの李白電車の盗難された切符を追っていてね」
藍畑 相馬:「さっき樋口さんに全員が見せてたやつっすか?」
白槻 椿:「そう、あの電車は本来切符がないと乗れない特別な場所だ」
白槻 椿:李白電車、盗まれた2枚の切符、人数の埋め合わせが起きること、犯人の素性を探っていることを説明する。
白槻 椿:「……と、言う訳だ」
藍畑 相馬:「俺とあの人は数合わせで乗り込んだ……ってことか、こうなった原因…窃盗犯が大元かよ」
藍畑 相馬:「手伝う理由も出来たっすね、一発くらいは殴っても許されんだろ」
白槻 椿:「その通り。そしてこれからもキミ達のような者が出る可能性もある」
白槻 椿:「《暴夜書房》はそういう揉め事を解決、鎮静化させるための寄合なんだ」
藍畑 相馬:「なるほど、そりゃ重要な仕事すね」
白槻 椿:「そうなんだ、そして万年人手不足でもある」
白槻 椿:「巻き込んでしまった形になって申し訳ないが、キミには期待しているよ」と、苦笑する。
藍畑 相馬:「こうして問題が起きちまったくらいには大変みたいすからね」
藍畑 相馬:「頑張りますよ」とそう笑いながら返事した
GM:風が静かに木の葉を揺らしていた。
GM:夜は未だ、永い。
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
青陽:白槻椿 〇協力/不安
青陽:青行灯 〇まとまってよかった/珍しい
青陽:これ取って
白槻 椿:藍畑相馬 〇有意/悔悟 でロイスを取得。
藍畑 相馬:白槻椿 誠意○/不安
”青行灯”:ロイスは 白槻 椿 〇有為/恐怖(祓い屋としての気配から)
青陽:少年 〇心配/正直列車が破壊されなくて安心している→藍畑相馬 〇協力/申し訳ない
青陽:これに変更
藍畑 相馬:青陽 協力○/なんかずれてねえ?
白槻 椿:購入は…ブルゲを探そう
藍畑 相馬:青行灯 明るい○/俺のフードに住むな でそれぞれ取得しましょう
青陽:購入ブルゲ
青陽:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 4[3,4]+3 → 7
青陽:無理以上
藍畑 相馬:コンボ「ようごう」 《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
藍畑 相馬:購入はブルゲ
藍畑 相馬:4dx+4>=20
DoubleCross : (4DX10+4>=20) → 9[1,8,8,9]+4 → 13 → 失敗
白槻 椿:《援護の風》《ウインドブレス》を使用。
白槻 椿:8dx+10
DoubleCross : (8DX10+10) → 10[2,2,3,5,7,7,7,10]+6[6]+10 → 26
藍畑 相馬:財産で届くけどやめとくか、以上で
白槻 椿:よし、青陽くんにパス。
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (58 → 60)
”青行灯”:みんなの真似してブルゲ購入
青陽:ありがとうございます………!
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (62 → 66)
”青行灯”:1dx+4>=20
DoubleCross : (1DX10+4>=20) → 2[2]+4 → 6 → 失敗
”青行灯”:はい。
青陽:2R分の先制範囲拡大で来たんで
青陽:残りは自分のためにつかってしまってOKです
ミドル4『春月夜/酒翔』
GM:
GM:情報収集とロールのシーン。戦闘などはないので、
GM:1d3+3の登場侵蝕をお願いします。
青陽:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2
青陽:青陽の侵蝕率を5増加 (62 → 67)
”青行灯”:1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 1[1]+3 → 4
白槻 椿:66+1d3+3
DoubleCross : (66+1D3+3) → 66+3[3]+3 → 72
藍畑 相馬:1d3+3
DoubleCross : (1D3+3) → 3[3]+3 → 6
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を6増加 (60 → 66)
GM:
GM:
GM:情報はこちら。
GM:李白について 難易度6
偽電気ブランについて 難易度7
GM:指定のコネはなし。追加情報もあるよ。
GM:ばんばん振るといいぜ!
青陽:社会1だし偽電気ブラン振ってしまおうかな
藍畑 相馬:情報技能の指定はない?
GM:ない!
藍畑 相馬:なんでもいいのか
藍畑 相馬:どうぞお先に
青陽:はあい
青陽:情報噂話で
青陽:UGNだった
青陽:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[3,9]+1 → 10
藍畑 相馬:やるー
白槻 椿:優秀~
”青行灯”:すばらし~
”青行灯”:次じゃあ私が行くよ。李白について
”青行灯”:1dx+4 ファンブルしなきゃ成功!
DoubleCross : (1DX10+4) → 10[10]+8[8]+4 → 22
”青行灯”:どややん
白槻 椿:すばら
藍畑 相馬:なんでも知ってんな
青陽:すごおい
GM:では開示。
偽電気ブランについて 難易度7
京都中央電話局の職員がその味を再現しようと企てたもの。
袋小路のどん詰まりで奇蹟のように発明された。
《暴夜書房》の噂によると、侵蝕率を高め、身体のレネゲイドウィルスに反応する
スタヴェイトD(HR掲載)と成分が酷似していることが分かった。
GM:
GM:偽電気ブランの出所について 難易度8が追加されます。
GM:
李白について 難易度9
高利貸し。京都を夜な夜な巡る李白電車の持ち主でもある。
内部の収蔵品は借金の担保や接収したものであるとか。
大酒飲みであり、好々爺のような風貌をしている。
過去に金曜倶楽部の会員であったことがあるらしい。
暴夜書房としてはフリーランスの要注意人物である、という判断を下している。
GM:
GM:金曜倶楽部について 難易度9 が追加されます。
GM:
藍畑 相馬:んじゃあ飲んじまった酒の出所についていきます
藍畑 相馬:コンボ「ようごう」 《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用
藍畑 相馬:情報:学問で
藍畑 相馬:5dx+2>=8
DoubleCross : (5DX10+2>=8) → 9[4,5,7,8,9]+2 → 11 → 成功
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (66 → 68)
白槻 椿:では金曜俱楽部を
白槻 椿:《援護の風》を使用して判定。
白槻 椿:9dx>=9
DoubleCross : (9DX10>=9) → 10[1,1,2,2,3,4,6,9,10]+5[5] → 15 → 成功
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を2増加 (72 → 74)
白槻 椿:問題なく
藍畑 相馬:さすがだ
GM:出目がいいぜ!
GM:では開示。
偽電気ブランの出所について 難易度8
李白の所蔵品のひとつである。京都の中でも現存しているのは李白の樽ひとつ分と
ある電気会社の地下貯蔵庫のみだ。貯蔵庫の方は情報は全く持って判らず、
調査しても、まるで狸に化かされたようになってしまう。
偽電気ブランとなった電気ブランは、反対に侵蝕率を低下させる、エナヴェイドD
と成分が酷似しており、極めて希少なものだ。
GM:李白電車への再入場 (FS判定)が次シーンより可能となりました。
金曜倶楽部について
七福神の名前を冠に、大学教授、銀行役員、旅館の旦那等々、美食を求めて
ある料亭へ集い、美味いものを喰らう。年度末の忘年会で余興をし、噂では
狸鍋を食らうと言われている。
現在判明しているメンバーは”弁天”。彼女はどうやら李白と会ったことがあるようだ。
GM:アーケードの屋根を乗り越え、雑居ビルを越えて行く。
GM:通路の脇に「cafe&Bar」とぶっきらぼうにかかれた小さな看板が出ている。テーブルと丸椅子が二つあり、見上げると、ビルの窓に明かりが漏れていた。
GM:紐が垂れており、その先は小さな鐘が付いていた。
GM:「これで注文を」という事なのだろう。
GM:ぽっかりと浮かんだ月が、薄暗い夜を照らしていた。
白槻 椿:「ここは樋口が贔屓にしている店でね」と、青行灯を連れて。
白槻 椿:「客もほとんどこない、裏の話をするにはもってこいの店なんだよ」と、丸椅子に腰かける。
”青行灯”:「なるほどここなら店員が余計な話を聞く心配もないと」感心したようにメニュー表を広げる
白槻 椿:「ああ、好きに頼んでくれていい」
白槻 椿:「樋口にツケておくから」こんな店構えだが、意外と品揃えは良い。
”青行灯”:「なら適当なカクテルでも。メニュー表いわくオススメの逸品らしい」
”青行灯”:鐘をチリチリンと鳴らし注文をする。
白槻 椿:「では私は冷酒をもらおうか。こんなにいい月夜だ、飲まないのは勿体ない」
GM:店員と思わしき口髭の男が窓から覗く。頷いて頭を引っ込めると、紐で吊るされた盆にピニャコラーダと冷酒が乗せられ下ろされる。
”青行灯”:「ふはっこんな面白い形で提供される冷酒など初めて見たわ」
白槻 椿:「ふふ。風情も何もないが、これはこれで気楽に飲めるってものかな」
”青行灯”:「ではまぁ仕事の話の前に軽く一杯」カクテルを片手に持ち掲げる。
白槻 椿:「数奇な出会いと月夜に」と、注いだ御猪口を合わせて掲げる。
”青行灯”:「乾杯」
白槻 椿:「乾杯」
”青行灯”:ふっと笑い軽くグラスに口をつける。
白槻 椿:「うん、いい酒だ」くい、と一口煽って。
白槻 椿:「……さて。そういえば、キミはどうしてあの李白電車にいたのかな」なんでもない、純粋な興味だ。
”青行灯”:「講談師に聞いているかもしれないが俺は怪談やら噂話を集める妖だ。面白い話の気配がすれば俺の影もそこにあろうさ」
”青行灯”:「とはいえそれでは回答にはならんだろうなぁ……良い店を紹介してもらった礼もある」
”青行灯”:「金曜倶楽部だ。そこの弁天殿に頼まれたのさ」何でもない風にトロミのある酒を口に運ぶ。
白槻 椿:「金曜日俱楽部か、なるほど」と、納得したように。
白槻 椿:「あそこで暇を持て余している連中なら、切符を手に入れることも訳ないね」
白槻 椿:「それに”弁天”か。彼女はたしか、李白との繋がりもあったはず」と以前調べた記憶を探る。
”青行灯”:「そうだな。李白は金曜倶楽部の元会員だ。俺が潜り込んだ時点では既にその席に別の者が座っていたがね」
”青行灯”:「故にその二人の間で縁があってもなんら不思議ではないだろうさ」
白槻 椿:「七つの席、七福神の名前を襲名制で入れ替わっていくんだったね」
白槻 椿:「そこに呼ばれるとはキミ、かなり気に入られてるんじゃないのかい」
”青行灯”:むっと眉間にしわが寄り白槻を軽く睨む。
”青行灯”:「残念ながらそんなにいもんじゃないぞ。蛇に睨まれた蛙の気分だ」
白槻 椿:「ははは、気に障ったなら謝るよ」
”青行灯”:「弁天様はどこまでもお見通しだとでも言わん様子で詰め寄ってくる。二重三重に被った化けの皮を簡単に剥がれていく気持ちは人間にはわからんだろうさ」ふくれっ面でグラスに入った最後の一口を飲み干す。
白槻 椿:「それは怖い、人間にも剥がされたくない皮の一枚や二枚、あるからねえ」と、笑いながら酒を煽る。
”青行灯”:「是非とも弁天様に会ってもらいたいものだよ。アンタとならいい勝負が出来るだろうさ」
”青行灯”:「それで?」
”青行灯”:「李白について暴夜書房側はどういう判断を下しているんだい?」冷酒を新たに注文し鐘を鳴らす。
白槻 椿:「そうだね、彼はただの高利貸しとは言え、その資産と人脈は目を見張るものがる」
白槻 椿:「それにお世辞にも人格が良いは言えないからね、何かの拍子で騒ぎを起こすこともままあってね」
白槻 椿:「今のところは要注意人物、という立ち位置だ」
GM:ちりん、と鐘が鳴る。
GM:開いたグラスを回収しに来たようだ。お代わりが欲しければ、コースターをグラスに重ねるのがちょっとしたルールとなっている。
”青行灯”:「不思議なルールだな」素直に重ねる
”青行灯”:「すでに無賃乗車の件で騒ぎは起こしてしまっているし彼の肩身も少し狭くなるだろう」
”青行灯”:「適当なタイミングで切符を適切なやつに渡す様進言しに行ったほうが良さそうだな」
白槻 椿:「となると…もう一度乗り込むのが手っ取り早い、かな」
白槻 椿:「今度は彼の分の切符も準備してから…ね」と冗談めかして。
樋口:「あー、なんだ。隣室は空いているから自由に使いなさい」
樋口:「水道とガスと電気も一そろい通ってある」
GM:ばたん、と扉が閉じた。
GM:下鴨幽水荘。古びた....というか今にも崩れそうな風貌の木造アパート。
GM:四畳半。備え付けの台所。窓からは月明りが零れていた。
青陽:ポットにお湯を入れ、それを湯呑に注ぐ
青陽:ほどほどに温まったところで、急須にほうじ茶を入れ、湯呑のお湯を戻す
青陽:懐中時計を見て、規定の時間がたったころに、出来上がった茶色の液体を湯呑に注ぎ
青陽:それを藍畑君の前へ
藍畑 相馬:「あ、わり。サンキュな」
青陽:「いえ」
藍畑 相馬:自分もこの幽水荘の住人であるが、自室ではない部屋だと少々勝手が違うものだ
藍畑 相馬:「そういや青陽はなんであの酒のこと知りたいんだ?」
青陽:「ああ、それは」
青陽:「依頼です、調査依頼」
青陽:「できれば偽電気ブランの確保もしたかったのですが、それはもう仕方無いということで」
藍畑 相馬:「調査依頼?」
藍畑 相馬:「なんか調べてこいって言われてんのか」
青陽:「取ってこい、と言われました」
藍畑 相馬:「……確保できなくなって悪いな、マジで」
青陽:「まあもう無理か……と思ったのですが」
青陽:「どうもそうでもないそうで」
藍畑 相馬:「俺の責任もあっから、青陽の仕事も手伝うぜ」
青陽:「この偽電気ブラン、ここの電話局の職員が再現しようとして作ったものなので」
青陽:「局員に話を聞けば再現くらいは聞けるのではないかと」
藍畑 相馬:「は?」
青陽:さっと手帳のページを開けて見せる
藍畑 相馬:「職員が再現しようとした…?って……あー、なるほど」
青陽:偽電気ブラン、再現品、レシピはありそう
藍畑 相馬:手帳を見て理解する
藍畑 相馬:「つまりあれか、何らかの形でなくなった酒をもう一回作ろうとしてんだな?」
青陽:「そういうことです、密造で捕まることもないでしょうからね、死んでいるので」
青陽:真顔
藍畑 相馬:「その冗談は笑えねえからやめてくれよ……」ちょっと顔が引きつる
青陽:「しかし問題もあります」
藍畑 相馬:「ん~、しっかし酒をもう一回作るねえ……一からだと難しすぎんな」と淹れて貰ったお茶を飲みながら
青陽:「それです、仮に醸造したとしてもお届けが年単位になりそうなのですよね…」
藍畑 相馬:「そう、醸造方法がわかっても環境はそんなに簡単に整えられねえ」
藍畑 相馬:「あの酒が一から出来てるとは思えない」
青陽:「…元の樽、あるいは醸造所から抑えると?」
藍畑 相馬:「あの酒、名前知らないんだよな」
青陽:「ああ、それは」
青陽:「"偽電気ブラン"です、電気ブランについてはご存じで?」
藍畑 相馬:「電気ブランなら知ってる、……バーで見せて貰ってな」
藍畑 相馬:「偽、ってことはあれかもな」
青陽:「ご存じでしたか…元々東京の方の品なので少しひやひやしました」
青陽:「あれ、とは」
藍畑 相馬:「あの酒、元が電気ブランを利用してんのかもな」
藍畑 相馬:「それなら可能だ」
藍畑 相馬:「元々の酒に手を加えるだけでいい」
青陽:「…しかし電気ブランのレシピは基本的に秘されています」
青陽:「だからこそ偽、と躍起になっての再現が多いのですが」
藍畑 相馬:「逆に見つかりにくくなるだろ?」
青陽:「ああ…それは確かに」
藍畑 相馬:「電気ブランを謳ったもんが出回ればそっちに目がいく」
青陽:「詳細が不明だからこそ、隠し事には持ってこい、と」
藍畑 相馬:「偽電気ブランを追いかけるよりはそこ無視して電気ブランの情報探してく方が見つかるんじゃねえかな」
青陽:「いいですね、正直、藍畑君を異化させてしまう酒であれば花見にも使いたくはありませんし」
青陽:「それだけ裏もありそうです」
藍畑 相馬:「花見?」
藍畑 相馬:「花見が好きなのか」
青陽:「花見、いいでしょう?」
青陽:「春が好きなので」
藍畑 相馬:「おお、俺も春は好きだよ」
藍畑 相馬:「花見もな、美味い飯に美味い酒があったら最高だもんなあ」
藍畑 相馬:「っていうかちょい気になってんだけどさ、酒で異化?だっけ」
藍畑 相馬:「ああいうのってよくあんのか?」
青陽:「いいですよね……ああ、よくある、で流せると言われればそうですが」
青陽:「そこには異化させる薬が入っているなど相応の理由が付随していることが多いです」
藍畑 相馬:「薬……ねえ、酒は百薬の長って言うけどな」
藍畑 相馬:「まじで薬かもしんねえのか」
青陽:「そういうことです、詳細不明瞭のカクテルだからこそ、混ぜやすいとも言えるでしょうね」
藍畑 相馬:「…………あー、これは俺の勝手な想像なんだけどよ」
青陽:「はい」
藍畑 相馬:「本当に、再現してるとして……薬混ぜてんのか?」
藍畑 相馬:「味が、変わりすぎっと思うんだよ」
青陽:菓子が欲しいな、次の茶には何かを見繕おうかと考えながら
青陽:「…話に聞けば、その手の薬、というより成分は普通の飲み物に入れても気づかれないくらいの無味無臭だそうで」
青陽:「作為的に入れても偶発的にできても味だけで変化を推測はできないでしょうね」
藍畑 相馬:「無味無臭の薬……嫌なもんがあるんだな」
青陽:「事実、東京の方ではそれを利用して何度か事件も起きているようで」
青陽:「嘆かわしいことですね」
藍畑 相馬:「こっわ」
青陽:ほう、とまだ湯気の出ている湯呑を置く
藍畑 相馬:ゆっくりとお茶を飲み、目の前の青年を見る
青陽:春の朝のような瞳、薄墨色の髪、ジャケットの無い簡素な洋装、そのどれもが輪郭をしっかり持っていて
青陽:到底、死んでいるようには思えない
藍畑 相馬:不思議なもんだな、と思う
藍畑 相馬:死んでいる、という話を聞いてもあまり現実感がない
藍畑 相馬:「お茶、美味いよ……ありがとな」
青陽:「ありがとうございます、今度は菓子も買ってきましょうか」
藍畑 相馬:「あ、いや俺実はこの下宿に住んでんだわ」
藍畑 相馬:「つまめるもんならすぐ持ってこれっけど」
藍畑 相馬:「どうする?」
青陽:「おや、それならばお言葉に甘えてしまいましょうか」
藍畑 相馬:「じゃあちょい行ってくるな、甘いもんとしょっぱいの……両方持ってくるか」
青陽:「ありがとうございます、こちらは追加のお茶、用意しておきますね」
藍畑 相馬:よいしょ、と立ち上がって席を外して
藍畑 相馬:自室に戻ったときにしれっと机の上に置かれていたカステラを見て
藍畑 相馬:「あのクソ……、まあ今回はこれ青陽と一緒に食うか…」
藍畑 相馬:とそれと煎餅を持って話をしに戻った
GM:シーンカット。ロイスの取得と調達が可能です。
青陽:ロイス無し
青陽:購入欲しいもの特にないな…
”青行灯”:ロイス無し
藍畑 相馬:ロイスはなしかな
藍畑 相馬:購入は紡ぎないけど強化素材支援するか
藍畑 相馬:2dx+4>=15
DoubleCross : (2DX10+4>=15) → 10[1,10]+7[7]+4 → 21 → 成功
藍畑 相馬:買えたわ、青行灯にパス
青陽:お、すごい
”青行灯”:わーありがとう!
白槻 椿:青行灯 〇興味/脅威 でロイス取得
青陽:白槻さん用に照準器とか狙ってみます?
白槻 椿:照準器、あったらうれしいかも
青陽:じゃあ狙ってみます
青陽:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 5[5,5]+3 → 8
青陽:ふむ
青陽:ちょっと分が悪いからここは財産保留、以上で
白槻 椿:自分もダメ元でいくか
白槻 椿:3dx+1>=15
DoubleCross : (3DX10+1>=15) → 8[5,6,8]+1 → 9 → 失敗
白槻 椿:足りない、終了
”青行灯”:なら私も照準器
”青行灯”:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 5[4,5]+4 → 9
”青行灯”:(´・ω・`)
GM:
GM:
ミドル5『夜行を往く』
GM:FS判定をします。ついでに言うと最後のミドルだよ。
GM:1d10。登場侵蝕をお願いします。
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (68 → 74)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 8)増加 (61 → 69)
青陽:青陽の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (67 → 68)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (74 → 77)
GM:
GM:先斗町。裏路地。
GM:からんからんと天狗の様な高下駄を鳴らし、樋口ともう一人長身の女性が歩いてくる。
樋口:「やあ諸君。調べ物の調子はいかがかな」
藍畑 相馬:「ども、そこそこって感じじゃねえっすかね」軽く頭を下げて
青陽:ペコリ、と頭を丁寧に下げて
青陽:そういえば、と話の続きになっていた切符を藍畑君に渡す
藍畑 相馬:「俺が貰っていいもんなのかこれ?」
青陽:「俺には定期券がありますので」
樋口:「それは本物のようだな。さて」
藍畑 相馬:「おお、じゃあありがたく受け取るわ。サンキュな」
樋口:「偽造された切符だが、どうやら福猫飯店が贋作を用意したようだ」
樋口:「小津が出入りしている妙なサークルだとか」
藍畑 相馬:「ほんっとによ…あの馬鹿が……!」わかりやすいほど怒気を顔に出し
青陽:「盗難の上の偽造ですか」
樋口:「実に厄介だ」
羽貫:「福猫飯店って言ったら、セルのひとつでしょ?」
白槻 椿:「なるほど、なら本物はまだ持っている可能性があるね」
羽貫:長身に長い茶髪。すらりとした長い脚が、ショートパンツから覗いている。
藍畑 相馬:「…………」真顔で小津とのLINEに怒りのスタンプ爆撃をしている、嫌がらせだ
青陽:「……そちらの方は?」樋口さんに
藍畑 相馬:「セルってなんすか、っていうかあんたは?」
羽貫:「李白んとこに行きたいって樋口君から聞いたわよ。そのお手伝い」
羽貫:「あぁ、異化してるからそこは安心して。色々知ってるから」
白槻 椿:「セルとは、UGNと敵対している組織の1グループ、みたいなものかな」
白槻 椿:「グループによって目的はバラバラ、だけど事件をよく起こす面倒な連中さ」と、組織図を簡単に描いて説明する。
藍畑 相馬:「なるほど、あの馬鹿はそこにいってる……と」小津のLINEへのスタンプ爆撃が馬鹿野郎に変わる
”青行灯”:「俺達みたいな異化した存在を世界中に知らしめ異化した物が上位の世界を作り上げようとするってのが主目的だが割とそこから脱線した目的を持った奴もいるから一概には言えないね」
青陽:「またあそこですか…」
藍畑 相馬:「つまりあれか?隠れたりせずに好きに暴れさせろよ、みたいな感じか」
樋口:「うむ。我々は能力を秘している。故に主に動くのも行灯に火が入った後だ」
”青行灯”:「それで講談師。だいぶ話が混線してきている。偽造についても初耳だと思うのだが偽造切符を発見したのか、それとも被害者でも出たか?」
樋口:「...一般人が一人乗車した」
樋口:「結果としては記憶混濁処理。」
藍畑 相馬:「俺らの後に、か?」
樋口:「そうだ。やつら無差別的に動き始めている」
白槻 椿:「いまだ、二人分の席も空いたまま。被害者はまだ増えるだろうね」
”青行灯”:「いち早く切符を発行元を絶たないとだが……そのセルを攻める時間の猶予はなさそう、と」
樋口:「それとの対決はまた次回へ持ち越しと」
藍畑 相馬:「じゃあ最優先はどうなるんすか」
青陽:「列車に乗り込む」
羽貫:「そういうこと。ところでお酒は強い方?」
白槻 椿:「その上で李白の説得、または実力行使かな」
藍畑 相馬:「酒…っすか?まあ弱くはねえすけど」
羽貫:「呑み比べとかってしたことある?」
藍畑 相馬:「たまにすることはあるんすけど基本負けねえっすね」
羽貫:「...樋口君、これは期待できそうじゃない?」
樋口:「言ったとおりだ。これならば」
樋口:「李白との呑み比べにも勝てるだろう」
藍畑 相馬:「………は?」
藍畑 相馬:「え、いや……ええ…?」クソ真面目な顔して今なんて言った?と3人の方を見る
樋口:「李白翁は高利貸。その借金を帳消しにするとか、なにか収蔵品を譲って欲しい時は、呑み比べをし勝敗を定めている」
白槻 椿:「……なるほど。ヤツはたしかに無類の酒好きかつ大酒飲みだ。そういう話もよく聞く」
”青行灯”:「金曜倶楽部出身のイカレポンチのが道楽で考えそうなことだな」
青陽:「確かにお酒とお水の用意をしたことはありますが…」
藍畑 相馬:「いやいやいやいや!こういうので勝負したがるってことは得意分野なんだろむこうの!」
羽貫:「なんだったっけ。前女の子が勝ってたわよね」
”青行灯”:「当然だろう。負け戦にわざわざ乗っかるような人間なら商売人として成功してないだろうさ」
藍畑 相馬:「負けてるってことはワクではねえっぽいけど!」
樋口:「ということでこちらは福猫飯店を探る。羽貫くん、あとは任せたよ」
羽貫:「はいはい、ちゃんと送り届けますよ」
羽貫:「さて、今晩は飲んで飲んで飲みまくるわよ」
羽貫:「そうでもしないと李白電車は来ない」
白槻 椿:「経費として呑んでいい、と取って構わないね?」
羽貫:「無論」
藍畑 相馬:「…………なるほど」あのときに電車がきた理由はそれか…と頭を抱えながら
羽貫:「それじゃあ行きましょうか。あたし発泡酒が飲みたーい!」
青陽:「これから飲み比べをするのだから、多少は加減しておいた方がよさそうですよ」とこっそり藍畑君に耳打ちする
藍畑 相馬:「だよな」と青陽の耳打ちに頷きながら
GM:
GM:
FS判定:夜を歩き、李白電車へ再入場する
能力値:感覚・肉体
難易度6
完了値10
最大進行度 2
◆ROUND-01 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド1。支援エフェクト使用可能。
GM:イニシアチブ14、青陽さんからどうぞ。
青陽:では感覚で
青陽:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[5,6,7,8,8,10,10]+8[3,8] → 18
”青行灯”:まわった!
藍畑 相馬:えらい
白槻 椿:good
GM:では2/10。
GM:PC毎に進行度を得られるものとします。
GM:イニシアチブ9、白槻さんどうぞ。
白槻 椿:感覚で判定、《援護の風》《ウインドブレス》を使用。
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (77 → 81)
白槻 椿:11dx+9
DoubleCross : (11DX10+9) → 10[1,1,3,3,4,5,7,7,7,9,10]+6[6]+9 → 25
藍畑 相馬:すげえ
GM:お見事。
”青行灯”:進行度3だ
藍畑 相馬:最大進行度2じゃないのか?
GM:4/10へ。
”青行灯”:あぁそっか
GM:では進行度3の為、イベントが発生。
進行度3
還暦祝いの飲み会に遭遇する。
赤玉ポートワインをしこたま飲む。
侵蝕率を+10するかー5するか選択できる。
GM:この効果は全員選択できるよ。
藍畑 相馬:おお
藍畑 相馬:-5にします
”青行灯”:私は+10!がぶ飲みだあ
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を5減少 (74 → 69)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を79に変更 (69 → 79)
白槻 椿:-5かな
青陽:ううん
青陽:迷う
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を5減少 (81 → 76)
青陽:+10で
青陽:青陽の侵蝕率を10増加 (68 → 78)
GM:では少し描写。
GM:
GM:鯨飲、という言葉がある。
GM:読んで字のごとく鯨のように酒を飲むことを指すのだが、
GM:まさしく彼女はそれだった。
羽貫:裏口からするりと入り、薄暗いバーの席に堂々と座る。
羽貫:「ほらほら、アンタたちもこっち座った」
藍畑 相馬:「…っす」後に続いて入るがいいのか…?という顔をしている
羽貫:「そこの青い火のお姉さんも。結構いける口でしょう」
白槻 椿:「飲み初めには良さそうな店だね」
”青行灯”:「あぁわかるのか?」どっかりと羽貫の隣に座る
羽貫:「そりゃあね。乾杯」ジョッキグラスを掴む。
藍畑 相馬:「青陽、こっち空いてる」と自分の隣を
青陽:「ええ」と座る、特に酒に口はつけていない
”青行灯”:「そんじゃあ俺も……呼び寄せるまでは俺達でやるからあとは任せたぜ」
”青行灯”:「じゃあ……かんぱーーーい!」
羽貫:「かんぱーい!」
白槻 椿:「乾杯」
青陽:「あ、店員さん、すみません、お冷先に4つ」
羽貫:腰に手を当て、するすると発泡酒を飲み干していく。瞬く間に空になった。
”青行灯”:ゴックゴクと喉に良い音を鳴らし液体を注ぎ込み続ける。こじゃれた店のカクテルも良いが武骨な大量生産を目的とした酒も決して馬鹿には出来ない。
羽貫:「おかわり!」どかん。ジョッキを置く。
白槻 椿:「二人とも、気持ちのいい飲みっぷりだね」そんな二人を横目に、それなりの速さで飲み進めていく。
藍畑 相馬:気前よく飲むな…と横目で見ながらお冷を口に
”青行灯”:その一つ一つに職人たちの想いってもんが宿っている。RBには消化器官も肝臓もないがそんな人の熱意を肌に感じれば酔えてくる。
”青行灯”:「とうぜん!まだまりゃいけるよ!」
GM:「お嬢さん方、良い飲みっぷりだなあ。赤玉なんてどうだい?」
GM:部屋の奥。還暦を超えていると思わしき背広の男が声を掛けてくる。
GM:「記念にと用意してもらったんだが、余らせていてね」
藍畑 相馬:「お、ポートワインか…俺らも飲んでいいんすか?」
GM:朗らかに頷きながら、グラスを差し出してくる。
藍畑 相馬:「あざっす、いただきます」と頭を下げて受け取り飲み始める
羽貫:「...何本でもいけちゃう」お代わりを貰ったジョッキはすでに空だ
羽貫:「そこの少年~。遠慮しなくていいのよ」
青陽:黙々と空いたジョッキや皿を一つにまとめていく
藍畑 相馬:「青陽もどうだ?美味いぞこのワイン」
青陽:「電車が来たらまた仕事なので…」
羽貫:「仕事なんてお酒飲んでる時くらい忘れていいのよ。ほら」
青陽:やってきた豆腐サラダを取り分ける
羽貫:サラダの器を取り、目の前にグラスを置いた。
青陽:「では運転するわけではないので酔わない程度で」
藍畑 相馬:「飲まないと電車が来ねえんだし、軽く飲むくらいは仕事の範疇ってことにしとこうぜ」
青陽:コップ1/8だけ、口に含んだ、甘い、糖分分解止めのために加えられたブランデーもいい風味だ
羽貫:「白槻さんも樋口君に頼まれて巻き込まれたって口でしょ?人使い荒いんだから...」
羽貫:開けたボトルが2本傍に転がる。
白槻 椿:「それが仕事だからね、彼には色々と世話になっているし」と、ワインを飲み進める。
羽貫:「偉いわ...」
羽貫:「....あ、無くなっちゃった」
藍畑 相馬:「青行灯は……」と賑やかに飲んでいるはずの姿を探す
羽貫:「そうね。次は白槻さんのお勧めの店なんてどう?」
”青行灯”:椅子に頭骨が転がっている。青行灯だ。寝息を立てている。
藍畑 相馬:「……なああれは完全に寝てんな?」と青陽に
白槻 椿:「それなら…そうだな。いい燻製と日本酒を出す店がある」
青陽:「ええ、すみませんが何か包むものありますか?」
藍畑 相馬:「いや、俺のフードにつっこんでいいから連れて来て入れてくれっか?」
青陽:「了解です」
羽貫:「燻製!それは好いわね...」
青陽:足取りはしっかりしていた、どうやらものすごく弱いというわけではなさそうだ
羽貫:「食べたくなってきちゃった。行きましょう」
GM:
GM:
GM:イニシアチブ7 藍畑さんの手番です。
藍畑 相馬:はーい
GM:能力値:感覚・肉体
難易度6
完了値10
最大進行度 2
藍畑 相馬:コンボ「ようごう」 《原初の紫:紡ぎの魔眼》を使用して肉体判定
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を2増加 (69 → 71)
藍畑 相馬:7dx>=6
DoubleCross : (7DX10>=6) → 10[1,2,2,4,7,8,10]+5[5] → 15 → 成功
藍畑 相馬:おし
GM:では進行度6/10。
GM:では進行度5の為、イベント。
GM:
GM:進行度5
弁天と遭遇する。風神雷神の扇で吹き飛ばされそうになる。
なんとか堪えねばなるまい。誰かPC一人が難易度6の回避判定へ成功する
必要がある。失敗した場合、ハプニングチャートを振る。
”青行灯”:行くぞー回避判定だ!
”青行灯”:6dx+1>=6
DoubleCross : (6DX10+1>=6) → 8[1,2,3,5,5,8]+1 → 9 → 成功
藍畑 相馬:えらい
GM:お見事!
GM:では描写。
GM:
GM:
羽貫:「へぇ、此処が燻製の....何がおすすめ?」
白槻 椿:「鴨かな、程よく油が落ちて絶品だ」
羽貫:「では鴨と―――」
弁天:「桜肉を一つ」
弁天:笑みを口元に湛え。平然と、席の端に座っている。
”青行灯”:ぞわわっとないはずの背筋が凍り付きフードの中でビクリと震える。
弁天:「あら、可愛らしい姿」
弁天:「今晩は羽貫さん。そちらは?」
羽貫:「大事な連れよ、お酒はおいしく頂かなきゃ。そうでしょ?」
藍畑 相馬:「…………ども」なんかこわいな…?と若干逃げ腰で挨拶を
青陽:ペコリと一礼、店主とここのおすすめなどの話を始めている
白槻 椿:「こんばんは。貴女はたしか…」軽く会釈して。
”青行灯”:「べ、弁天様こんな下町の店でいかがいたしましたか?料亭などの方がお似合いでしょうに」
弁天:「そういう貴方は白槻の。おじいさまはお元気?」
”青行灯”:(弁天様。金曜倶楽部の一人だ)こそりと他の人達に告げる。
弁天:「...偶には濃い味も食べたくなるのよ。少し焙ったりしたらよさそうね」
藍畑 相馬:青行灯の慌てている姿に自分の直感があまり間違っていないことを確信し、静かにしている
白槻 椿:「ええ、相変わらず。年甲斐もなく現場に出ていますよ」
弁天:「それは。よろしくお伝えくださいな」
GM:店員が静かに燻製をカウンターへ置いた。じわじわと炙られており香ばしい香りが立つ。
白槻 椿:この女が青行灯の雇い主。なるほど、蛇のようだと心の中で納得する。
弁天:「...おいしい。けれど、狸より味が優しすぎる」
弁天:「青行灯。首尾はどう?」
”青行灯”:「えぇまぁ、もと言われていた無賃乗車客に関する物語。その続きを今まさに観測していたところです」
弁天:「ふぅん...主人公は彼かしら」藍畑を見る。
藍畑 相馬:「……は?」狸より味が優しいってなんだよ…と口には出さずに思いながら静かに燻製をつまんでいたが
藍畑 相馬:「…………おい、お前なあ!」フードを掴んで思い切りシェイクする
”青行灯”:「わーーーやめ、やめろい!ばか野郎」特に抵抗できず為されるがままだ
弁天:「仲がいいのね。かわいらしい」胸元へ手を伸ばし、扇をひとつ。
弁天:UGN分類種別、遺産
弁天:風神雷神の扇。
藍畑 相馬:「………ええと、何をなさるおつもりで?」とフードから手を放して身を引く
弁天:「その子の応援」片手で開く。
”青行灯”:(あ、やばっ)
白槻 椿:まずいね、と直感的に。
藍畑 相馬:「おい!どうにか出来ねえのか!?」とフードの中に
青陽:店主と話をしつつ、さりげなく懐の扇に手をかけておく
弁天:つぃ、と何の力も加えずに、軽く下げただけ。
弁天:暴風が店内を駆け巡る。
”青行灯”:「頭下げとけ!」
青陽:咄嗟に店主をかばうように座る
藍畑 相馬:「うわっ……!」言われたように頭を下げて暴風を受ける
店主:「うわあぁあっ!?」
”青行灯”:フードから飛び出し炎を地面すれすれに展開急速な上昇気流を発生させ暴風を力づくで相殺させる。
弁天:「お上手」
”青行灯”:「べ、弁天様ぁ」
弁天:「結末もちゃんと教えるのよ」
青陽:「おっとすみません……」と店主に謝りつつ店内の片づけを手伝っていく
弁天:ガタガタと周囲のグラスや椅子が揺れる混乱の中、ふわりと浮き上がって外へ出ていった。
白槻 椿:「まったく…気に入りの店で暴れないで欲しいね」
藍畑 相馬:「傍迷惑すぎる……、なんだあれ…」
”青行灯”:「ははっお陰で眠気も酔いも覚めてしまいました。仔細承知弁天様は報告をお待ちになっていてください」
羽貫:「....それでも、あんまり荒れてないわね」
白槻 椿:抱え込んで守っていた羽貫を離す。
羽貫:「ありがと。」
羽貫:「青行灯くんが頑張ったからじゃない?」
”青行灯”:「呼び込んだのも俺みたいなもんだから”まっちぽんぷ”みたいであまり誇れないけどな」
羽貫:「えらいえらい。この死守した鴨肉を献上してあげよう」
”青行灯”:「あーむ」
藍畑 相馬:「……まああの感じでお願いされてんなら目的言いたくなかったのも分かんだけどよ」
藍畑 相馬:「傍観者にはさせねえからな」じとっと青行灯を見ながら
”青行灯”:「その席で収まっていたかったんだけど。……はぁ、その様子じゃ許してくれそうにないね」
”青行灯”:「いいともとことん付き合おう。キミが物語を完結させねば俺の首も飛びかねない」
GM:開いたドアから、残滓の様に桜の花びらが吹き込んでくる。
GM:僅かに残った上昇気流に舞い上げられて、ふわりとカウンターに載った。
GM:
GM:
GM:イニシアチブ3、青行灯さんの手番です。
”青行灯”:いくぞお
”青行灯”:判定は変わらず?
GM:そう!
”青行灯”:おけ!
”青行灯”:マイナーでジェネシフト1d10だけ侵蝕増やします
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (79 → 82)
GM:ジェネシフトがうまい
”青行灯”:7dx>=6
DoubleCross : (7DX10>=6) → 9[5,6,6,7,8,8,9] → 9 → 成功
”青行灯”:んん~~
藍畑 相馬:おしい
”青行灯”:ダイスロールは普通だった。特に後出しのバフは無いから進行値1で
GM:財産点とかはどうします?いれてもいいぜ
”青行灯”:ありなの??
”青行灯”:じゃあ1点だけ入れますわ
GM:では8/10。
GM:イベントがあるよ。
GM:
進行度8
赤玉先生が泥酔している酒屋に入る。
付き合って呑ませるか、酔いを醒ますか。
何らかの余興をする必要がありそうだ。
感覚で難易度8の判定に成功する必要がある。失敗の場合ハプニングチャート。
GM:
青陽:感覚振ります
青陽:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,2,5,6,9,9,10]+6[6] → 16
青陽:〇
GM:余裕...
”青行灯”:ダブルスコア!
白槻 椿:素晴らしい
藍畑 相馬:さすがだな
GM:ではシーンの描写。
GM:
GM:がらり、と和風料亭の入り口を開けた。
GM:檜の机の奥。机上に何本もの赤玉ポートワインを乗せて、煽るように酒を飲む人物が一人。
GM:正確には鴉天狗。今は技術を失って久しいが。
赤玉先生:「ぐむむ....弁天は何処へ消えた!」
赤玉先生:ボトルを引っ掴んで飲み干していく。顔は赤く、酔い潰れる寸前のようだ。
青陽:「おや」
赤玉先生:「...む。その姿は青陽ではないか。どうした」
青陽:「そうですね、今は樽を抑えるためにもう一度列車に乗り直そうかと」
赤玉先生:「ほう。多ければ多い方が良い。...大所帯だな。共か?」
青陽:「もっとも、同伴の方はそれとは別に酒を楽しんでいますが」
青陽:「ええ、利害は一致していたようなので」
羽貫:「かんぱーい!」宴席に乗り込んで酒を食らっている。
白槻 椿:「おや、青陽くんの知り合いかい?」
青陽:「はい、今回の依頼者です」
赤玉先生:「...おい。白槻家の」
藍畑 相馬:「…………」若干のいたたまれなさで目をそらして黙り込んでいる
白槻 椿:「ああ、偽電気ブランの……私のことをご存じで?」
赤玉先生:「うむ。そこの小童は成り立てだな?」
藍畑 相馬:「うぇ……!?あ、うす…」
白槻 椿:「ええ、アレを飲んでしまいまして」
”青行灯”:こそり(妖界隈での有名人だ。礼は欠くなよ)
赤玉先生:「そうか。にしては...妙な混ざりものが視える。気に掛けておくといい」
白槻 椿:「混ざりもの…ですか。ご忠告、痛み入ります」ジッと藍畑くんの顔を見つめて。
藍畑 相馬:もうすでに礼を欠いてるようなもんなんだよ、とは口に出せずに引きつった顔で忠告を聞いている
赤玉先生:「で、だ。青陽。お前から弁天のかおりがする....さては会ったな....?」
青陽:「弁天……ああ、先ほどの店内で暴れた……」
赤玉先生:「どこだ...?どこにいた...?」何本目かも判らないボトルを口へ付ける。
青陽:「あいにく、店主を守るのに精いっぱいで顔も碌に見ていませんが」
赤玉先生:「ふん....つまらん」
赤玉先生:「青陽、面白いことをせい」
青陽:「余興ですか」
赤玉先生:「うむ。」いくつかの瓶を持ち上げる。どれも空。
青陽:「このような者ですので、どうか期待はなさらず」と言って席を立ち
青陽:瓶の蓋に向かって扇を振る、瞬く間に蓋は消え桃色の明かりが店内に満ちる
青陽:…そういえばこの店にはあれがあったな
青陽:店主に頼んで三味線を持ってきてもらい
青陽:「では一曲」
青陽:といい、弾き始める
青陽:夢見るや 浅き夢見じ はらはら消ゆる 言葉言の葉
青陽:ぴん、と最後の音を弾ききり
青陽:それを合図に光も消えていく
赤玉先生:「...見事。」
赤玉先生:「一献飲んでいくといい」ずい、と赤玉ポートワインを渡す。未開封だ。
青陽:「ありがたく」
羽貫:「...すごいのねえ、あの子」二人とフードの中へ声を掛け。
青陽:受け取って開け、グラス半分だけいただき、残りは他の者へ
白槻 椿:「いや、いいものを見せてもらったね」軽く拍手。
青陽:ついでに先ほどコンビニで買ってきた少し上質なチョコレートを割って添える
”青行灯”:「見てただけなのになんだか申し訳ないね」受け取りながらポートワインに期待の視線を送る
藍畑 相馬:「すごいすね……」と返事をしつつ
青陽:「何故できるのかは不明なのですがね……」
藍畑 相馬:「青陽、かっこよかったぜ」
青陽:「ありがとうございます」
GM:酒精の甘い香りが漂い、暖かな光が部屋を照らしていた。
◆ROUND-02 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド2
GM:イニシアチブ14.青陽さんの手番です。
青陽:はい
青陽:感覚判定
青陽:7dx
DoubleCross : (7DX10) → 10[1,1,4,5,8,9,10]+9[9] → 19
GM:進行度は8/10。引き続き使用可能技能は変わらないよ。
GM:では10/10。完了!
GM:...の前に。イベント。
GM:
進行度10
小津が来る。ハプニングチャートを振る。
GM:
小津:1d100
DoubleCross : (1D100) → 47
GM:膠着した進行。修正は特にない。
GM:おい小津!!
藍畑 相馬:たまには面倒事を起こさねえもんだな
GM:夜も更け行き、酒の力か体が仄かに温かい。
GM:春風にまじりつつも、その酔いは泡沫のように頭を惚けさせる。
小津:「あれえこんなところで何してるんです」
藍畑 相馬:無言で近付き首根っこを掴む
小津:「なんですあんた!?」
藍畑 相馬:「うし、馬鹿捕獲」
小津:「馬鹿とはどの口がおっしゃいますか放しやがれこの野郎!」
藍畑 相馬:「なんですはこっちの台詞だっての……偽電気ブランなんざ飲ませやがって!」
藍畑 相馬:「てめえあれどこから持って来やがった!」
小津:「それだけは言えません」
小津:「言ったらぼく”精算”されちゃう...」
羽貫:「また小津くんがなんかやらかしたの?」三人とフードの中に問いかける。
青陽:「と、いうか」
青陽:「藍畑君に偽電気ブランを持って行って異化させたのが彼です」
青陽:直球ストレート。
羽貫:「うわあ。」
白槻 椿:「張本人ってわけさ」
藍畑 相馬:「“精算”……?お前がそんな下手やらかすのかよ」なんだかんだとのらくら躱すのが上手いことは知っている
小津:「ほんとにあそこはやばいんですって」
小津:「こっち側に来たなら気を付けた方がいいですよ。洒落になんない」
藍畑 相馬:「お前が出入りしてるって話は聞いてんぞ、馬鹿」
小津:「ぼくどうすればいい?」青行灯へ。
”青行灯”:「えぇ……」なんで俺に話を振るんだと訝しみながらもフードから顔を出す
”青行灯”:「まぁまぁ黒蛇くんよ、コイツが全ての元凶であるのと同時にそれがなかったら彼キミは狸共に食われていたかもしれない。命の恩人であるんだぜ」
藍畑 相馬:「……まあそりゃそうだ、どっちかってーとこいつ自身がヤバイとこに出入りしてんのを心配してんだよ俺は」
小津:「心配してくれるんですか?うれしいなあ」
藍畑 相馬:「異化しちまったもんはもうどうしようもねえからな、一発入れたしそれでいい」
小津:「ふ~ん...」
藍畑 相馬:「……で?お前が出せる情報はねえのかよ?」
小津:「そうですねえ、じきに来ることくらいですかね」
小津:「李白電車が」
藍畑 相馬:「こんな状態になっても縁を切らない友人に感謝しとけよ!あ、あとカステラサンキュな」
藍畑 相馬:「青陽と一緒に食ったわ」
小津:「ひとりでむしゃむしゃ食べ...」
小津:「あっそうですかつまんないの!」ひょいと手を振りほどく。
小津:「ほらもう来ますからね!やり残しとかあったらしとくといいですよ」
小津:「具体的に言えば調達とかロイスとか」
青陽:「ええ、なかなかおいしかったです、ありがとうございます」
小津:「まー仲良くしてやってくださいな。一緒にいて暇しないですから」
藍畑 相馬:「メタい!」
小津:「ほんじゃまぼくはこの辺で」
小津:《猫の道》
白槻 椿:「ならそろそろ準備しなくてはね」小津を見送って。
藍畑 相馬:「こっからまた酒盛りすね」
羽貫:「あ、樋口君」
白槻 椿:「遠慮していた分、存分に飲むといいよ」
樋口:「だいぶ呑んだなあ羽貫さん」
藍畑 相馬:「うす、美味い酒ならありがたいもんだな」
樋口:「うむ。今こそ存分に飲み干すといい」
青陽:「それにしてもほどほどに、ですよ」
青陽:「急性中毒で仲間入り、は勘弁願いたいので」
”青行灯”:「その時は骨くらい拾ってやろうぞ」
”青行灯”:「まっ後の事なんて考えず楽しんで来いよ。きっとうまい酒が揃ってるさ」
藍畑 相馬:「アル中も骨拾われんのもご勘弁だよ!」
藍畑 相馬:「おう、どうせなら楽しまねえとな」
樋口:ふと振り返った。
樋口:「やあ李白翁が来た」
GM:―――酒宴が始まる。
GM:
GM:
GM:シーンカット。ロイスと調達が可能です。
青陽:ロイスはもう満杯
”青行灯”:李白に 有為/猜疑心で取得します
青陽:購入は照準器
青陽:2dx+3
DoubleCross : (2DX10+3) → 7[6,7]+3 → 10
青陽:…5点入れて購入
藍畑 相馬:ロイスは小津のロイスをP表に変更しておきます
青陽:残り3点、白槻さんに渡します
小津:やった藍畑くんはやさしいなあ
藍畑 相馬:優しい友人に感謝しろよな
小津:わあいうれしいありがとう
白槻 椿:青陽 〇好感/不安 でロイス取得
白槻 椿:照準器はありがたくいただくよ
藍畑 相馬:購入はどうしよっかな~保険でボデマ持っておくか
藍畑 相馬:2dx+4>=12
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 10[2,10]+4[4]+4 → 18 → 成功
藍畑 相馬:普通に買えてしまったな
藍畑 相馬:装備しておきます
白槻 椿:ホローポイント弾でも買うか
白槻 椿:3dx>=10
DoubleCross : (3DX10>=10) → 6[1,2,6] → 6 → 失敗
白槻 椿:足りないね、終わりだ
”青行灯”:購入特に欲しいものないな……行動値上がるあの……名前忘れた
”青行灯”:あの薬買います
青陽:ブルーゲイル
”青行灯”:それだ!
”青行灯”:3dx+4>=20
DoubleCross : (3DX10+4>=20) → 10[2,7,10]+9[9]+4 → 23 → 成功
藍畑 相馬:すっげえ
”青行灯”:買えたわ
”青行灯”:じゃあそれだけ持っておきます。
”青行灯”:黒蛇くんに渡すことにしたよ
GM:
GM:
クライマックス『李白電車』
GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします。
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (71 → 81)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (76 → 86)
藍畑 相馬:うわ
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (82 → 87)
白槻 椿:上がるね
青陽:青陽の侵蝕率を1d10(→ 10)増加 (78 → 88)
青陽:落差
”青行灯”:私以外10じゃないか
GM:
GM:暗くて狭い先斗町の南から、燦然と光を放ちながらこちらへ向かって来る。
GM:数時間前に見た姿と寸分変わらず、その電車は奔り来る。
GM:暗い夜を押しのけるようにしてやってくるその魔法の箱は、見る者の視線を独占した。
GM:人気も絶えて暗くなった町先で、その電車が進んでくる一角だけがお祭りの様に明るい。
GM:それでいて、怖いくらいに静かだった。
”青行灯”:「怖くないか黒蛇くん?最初に入ってきたときのビビりっぷりはどうしたよ」
藍畑 相馬:「るっせ!あの時は条件がちげーし……あとその黒蛇ってのやめろって言ってんだろうよ!」
藍畑 相馬:またフードを掴んでシェイクしている
樋口:「...随分ときみも馴染んだもんだ」
”青行灯”:ケラケラと笑いながら振られている。
樋口:「幾らか精悍になったか?」
藍畑 相馬:「数時間でそんな変わるもんすかね…?俺は自分の顔見れねえんでわかんねえっすけど」
樋口:「....行くとしよう。三階から入るぞ」
樋口:にぃと笑い、悠然と歩いていく。
藍畑 相馬:フードから手を放して、最初に乗り込んだよりはしっかりとした足取りで
藍畑 相馬:それでも、少し緊張で身体を固くしながら後に続く
白槻 椿:「静かな李白電車、というのも中々悪くない」緩やかに歩いて入って行く。
青陽:ちらり、と厨房を見る、従業員はほとんどいない、上がりの時間だったしさもありなん
青陽:……何か裏が無ければいいが
GM:
GM:京料理「千歳屋」の三階へと上がった。
GM:大座敷の欄干の向こうから、明るい光がさす。電車の上には一本の街灯があって、それが輝いている。
樋口:「先陣は誰が切る?」
藍畑 相馬:「先陣って……飲み比べしに来たんじゃねえんすか?」
樋口:「一歩踏み入れた先は李白翁の領域だ。なにをされるかは判らないぞ」
白槻 椿:「では私から行こうか、場数は積んでいるつもりだからね」
GM:三階建て電車の屋上には草がたなびいている。
GM:藻の浮いた古池が満々と水を湛えていて、池の岸には鬱蒼とした竹林がある。
GM:蛍がふわふわと光と放ち、竹林の中に提灯がぶら下がっている。そのわきに下へ降りる螺旋階段があった。
白槻 椿:《軽功》。ふわりと欄干から一歩で跳び、音もなく電車の屋上に着地する。
藍畑 相馬:「うわっ…すげ……」
白槻 椿:「うん、やはり誰もいないようだ。上がっておいで」特に異常も感じていない。
青陽:そろそろと辺りを見回しながら上がっていく、内部の四季はそれなりに雑多だ
藍畑 相馬:「上がっておいでっても俺そんな身軽じゃねえんだけど…」
”青行灯”:「細けえとことは気にすんじゃねえサッサと行けよホラホラ!」フードの中で暴れる
藍畑 相馬:「うわ、お前もうちょい落ち着けって!わかったよ!行くっての!」
藍畑 相馬:欄干から電車に上がっていく
GM:ぞろぞろと連なって螺旋階段を降りると、奥行きの長い部屋に出た。柔らかい赤絨毯が敷き詰められていて、あちこちに黒光りする円卓やソファが置かれている。
GM:全ての円卓にはすでに酒肴と酒器の用意が整っていた。
GM:正面の一番奥には大きな柱時計が銀色の振り子を揺らしている。
GM:シャンデリアの真下。
GM:福々とした顔の老人が、にこにことキセルを吸い、ぽこぽこ音を立てている。
李白:「皆さん御機嫌よう」
李白:「私と勝負したいというのは、そこの青年かな」
藍畑 相馬:「…はい」
樋口:「こちらへ座るといい」
樋口:「呑み比べは、いつも誰かが立ち会っている。私が務めよう」
藍畑 相馬:「うす、あ…ちょいまってもらっていいすか?」
藍畑 相馬:「お前、さすがに飲み比べのときまで中にいんのやめろよ」フードの中に話し掛ける
”青行灯”:「……もう飲み比べを始める。そういう事でいいんだな」
李白:「いかにも」
藍畑 相馬:「ああ」
”青行灯”:「なら、公平な勝負にするべきだろう。俺みたいな外野はなし正々堂々と」
”青行灯”:肩に片手を載せ腕から順々に人型になりながら前方倒立、スタリと地に足をつける。
”青行灯”:「じゃあ、アンタも正々堂々本来の姿に戻るべきだな」
李白:「なに、を」
”青行灯”:「答えろ。お前は何者だ?李白を騙る者よ」
”青行灯”:《真相告白》
李白?:「..........」
李白?:「至高天へ....至る為に.....」
李白?:その表情が崩れていく。
■白?:「マテリアルを集め、る」
■白?:「....その彼もそうだというのに、どうもうまくいかんなあ」
■■?:蠢く。その姿は人ではない。
■■?:ガタガタと洋灯が揺れ、酒器が落ちていく。
■■?:「...酒を喰らわば 命を喰らわば」
脊椎:「真の髄まで喰らわん」
GM:ざわり。ざわり。
GM:オーヴァードのワーディングなど、比べ物にもならない程、強い感情が掻き乱す。
脊髄:「.....貴君に問おう。その味(経験)は、旨いか?」
藍畑 相馬:「……わりいけど、俺知らねえわ」
青陽:「さあな、霞を食べても味はしないだろう」
白槻 椿:「さて。私のような貧相な女、食いでがなかろうさ」
”青行灯”:「食べられる云々では既に先約がいる。彼女をどうにかしてから聞いてくれ」一歩引く
脊髄:「.....そうであれば、喰いて確かめるのみ」
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージは以下の通り。
▼エンゲージ
(脊髄[18]])
5m
(青陽[19]、白槻[9]、藍畑[7]、青行灯[3])
[]内は行動値
GM:戦闘の勝利条件は脊髄の無力化・討伐。
GM:衝動判定。難易度は7
青陽:4dx+1 ヒューマンズネイバー適用
DoubleCross : (4DX10+1) → 9[1,3,7,9]+1 → 10
青陽:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[6,3] → 9
藍畑 相馬:5dx+1>=7
DoubleCross : (5DX10+1>=7) → 6[1,1,1,5,6]+1 → 7 → 成功
青陽:青陽の侵蝕率を9増加 (88 → 97)
藍畑 相馬:あっぶな
白槻 椿:3dx>=7
DoubleCross : (3DX10>=7) → 10[3,4,10]+2[2] → 12 → 成功
白槻 椿:暴走回避
藍畑 相馬:81+2d10
DoubleCross : (81+2D10) → 81+10[5,5] → 91
”青行灯”:3dx+10 ビーコンを使用。意思判定達成値+10
DoubleCross : (3DX10+10) → 8[7,7,8]+10 → 18
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を10増加 (81 → 91)
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を2d10(→ 16)増加 (86 → 102)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を2d10(→ undefined)増加 (87 → NaN)
白槻 椿:がっつり上がった
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を2d10(→ 17)増加 (0 → 17)
青陽:hie
藍畑 相馬:み、みんな……
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を104に変更 (17 → 104)
”青行灯”:色々ミスりましたわ
GM:
◆ROUND-01 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド1
GM:セットアップ!
藍畑 相馬:持ってない
青陽:ブルーゲイル使用
”青行灯”:ない!
青陽:イニシアチブ19へ、コスト5
青陽:青陽の侵蝕率を5増加 (97 → 102)
白槻 椿:《限界突破》を使用。《砂の加護》を指定し、2回使用可能にする。
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を3増加 (102 → 105)
GM:エネミー側は行動ありません。
GM:イニシアチブ。
脊髄:《加速する刻》
脊髄:マイナー《完全獣化》《破壊の爪》《究極獣化》《剛身獣化》《巨神獣化》
脊髄:メジャー《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《鬼の一撃》《獣の殺意》《飛磔》《増腕》
脊髄:範囲選択。対象はPC全員
脊髄:20dx@7
DoubleCross : (20DX7) → 10[1,1,1,2,3,3,4,4,4,4,5,5,5,6,6,9,9,10,10,10]+10[1,3,4,7,9]+10[7,9]+5[4,5] → 35
”青行灯”:ガード
青陽:ガード
白槻 椿:一応ドッジしよう
藍畑 相馬:素手でガードすっか
白槻 椿:5dx>=35
DoubleCross : (5DX10>=35) → 8[2,4,4,7,8] → 8 → 失敗
白槻 椿:だめぽ
脊髄:4d10+39+3d10
DoubleCross : (4D10+39+3D10) → 27[7,5,7,8]+39+23[6,7,10] → 89
青陽:死ぬ
脊髄:ガードの場合これに+10.
藍畑 相馬:どうあがいても死ぬわwww
白槻 椿:もちろん死
”青行灯”:無理だわ
藍畑 相馬:リザレクト
青陽:電気ブランのロイスT化して復活、もう自分用には要らん
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (91 → 92)
”青行灯”:李白のロイスタイタス化して復活。
藍畑 相馬:リザレクト上手男か?
白槻 椿:脊髄に執着/排除対象〇でロイス取得、即タイタス昇華して復活
GM:
脊髄:みし、と
脊髄:床が軋む音がした。
脊髄:その音を置いていくようにして、巨大な肉片の腕を振るう。
脊髄:「...毒も...喰らわば...」抉る。屠る。痛めつける。
青陽:「ちっ……」なんてことになった、マテリアル?至高天?
青陽:ここまでついていけないとさすがにもう自分で電気ブランを使う気にはなれん、まあ元々使う気など無かったが
藍畑 相馬:「がっ……!!?」思い切り殴り飛ばされ“死”の感覚を覚える
青陽:そんなことをうっすら考えながら、蘇生を待つ
”青行灯”:「いやいや喰らおうだなんてお料理様に失礼ってもんだろうが馬鹿野郎め」
”青行灯”:蒼い炎が立ち上がり文句を告げる。「もっともただで食わせてやるつもりは無いがね」
白槻 椿:「ぐっ……」咄嗟に回避を試みるが、全く間に合わず吹き飛ばされる。
藍畑 相馬:今自分は一回……死んだ、そのはずだ……それでも意識がある
藍畑 相馬:「はは…………、これが…異化かよ……」蛇に変化したときよりも
藍畑 相馬:異常であることを、身をもって実感した
白槻 椿:「樋口め…なんて仕事を押し付けてくれた…!」ふらつきながら立ちあがる。
脊髄:げらげらと大口を開けて嘲笑う。
脊髄:その口の奥は、ぽっかりと黒い穴が空いていた。
GM:
GM:イニシアチブ19
GM:青陽さんの手番です。
青陽:はい
青陽:マイナー
青陽:3m後退
青陽:メジャー
青陽:「冥符:彼岸華胥」(砂の刃L2+光の手+コンセントレイト:HaL4+マスヴィジョンL6)ATK+34、感覚判定、C値-3、コスト10
青陽:対象脊髄
GM:判定をどうぞ。
青陽:12dx7+3
DoubleCross : (12DX7+3) → 10[1,1,2,2,4,5,5,5,8,9,10,10]+10[2,4,5,7]+1[1]+3 → 24
青陽:うむむ
脊髄:ガード
青陽:3d10+34
DoubleCross : (3D10+34) → 28[9,9,10]+34 → 62
青陽:?
GM:ウオッ...
GM:まだ立ってます。演出をどうぞ。
GM:
青陽:「無害に蝶よ花よ、と戦意を削ぐ方法は使えんか」
青陽:なら、と一呼吸置いて少し後方に下がり
青陽:瞬間
青陽:ぽ、ぽ、ぽ、と辺りに光が灯る
青陽:それらは波のように隊列を伴って動き、翻弄し、合わせて踊れぬものは即刻落とされる
青陽:追尾で追い詰めつつの切り返し、不規則に動く蝶の光
青陽:「『冥符:彼岸華胥』さて、踊れぬのなら散るがいい」
脊髄:「————?!!」声に成らない悲鳴のような声色を響かせた。軋む音。
脊髄:「その光、なんだ...!」
青陽:「…そうだな、それくらいならいいだろう」
青陽:「『この世の春』でありおそらく『俺の死』そのものだ」
GM:
GM:イニシアチブ18
脊髄:マイナー 《完全獣化》《破壊の爪》《究極獣化》《剛身獣化》《巨神獣化》
脊髄:メジャー 《コンセントレイト:キュマイラ》《獣の力》《鬼の一撃》《獣の殺意》《飛磔》《増腕》
脊髄:20dx@7
DoubleCross : (20DX7) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,5,5,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[5,6,6,7,7,9,10]+10[1,6,6,7]+10[8]+3[3] → 43
脊髄:範囲選択。対象はPC全員。
青陽:すみません
青陽:マイナーで抜けました…
GM:アー!
GM:飛礫で射程20mだけどどう?
藍畑 相馬:範囲だから
藍畑 相馬:エンゲージ切ってたら無理だよ
GM:ちきしょう!リアクションをどうぞ
藍畑 相馬:どっち狙い?
藍畑 相馬:多い方?
GM:PC三人
藍畑 相馬:あいよ
”青行灯”:OK~
藍畑 相馬:ガードで
”青行灯”:ドッジワンチャン狙い!
白槻 椿:ドッジ…はダイスがないガード!
”青行灯”:3dx+1>=43
DoubleCross : (3DX10+1>=43) → 2[1,2,2]+1 → 3 → 失敗
脊髄:5d10+3d10+39
DoubleCross : (5D10+3D10+39) → 27[4,4,9,4,6]+19[8,2,9]+39 → 85
GM:ガード時は+10.
藍畑 相馬:もっかい死ぬ
藍畑 相馬:リザレクト
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (92 → 98)
白槻 椿:青陽くんのロイスをタイタス昇華して復活
”青行灯”:暴夜書房のロイスをタイタス化し復活
青陽:青陽の侵蝕率を10増加 (102 → 112)
GM:
脊髄:周囲を光の蝶に囲まれ、その身に傷を負いながらも。
脊髄:その早さと暴力が衰えることは無い。
脊髄:卓がいとも簡単に割られ、絨毯は摩擦熱で燃え行く。
脊髄:「永...劫...喰らわん...」穿つ。
藍畑 相馬:「……っ!ごほっ……」もう一度、避ける暇もなく“死”が襲ってくる
”青行灯”:「きかん坊め……もう一度宴席に叩きつけてやるからそこだけは壊すんじゃねえぞ」歯ぎしりしながらも立ち上がる
藍畑 相馬:「……まだ、生き返んのか」
藍畑 相馬:……ああ、本当に自分は……人ではなくなったのだ
白槻 椿:「好き勝手やってくれるじゃあ…ないか…!」近くの瓦礫を支えに立ち上がる。
白槻 椿:「藍畑くん、これが。キミが関わってしまった世界だ」
藍畑 相馬:「……はは、あとでやっぱもう一回あの馬鹿殴ります」空元気のようにそう笑う
GM:
GM:イニシアチブ9
GM:白槻さんの手番です。
白槻 椿:了解
白槻 椿:マイナーでエンゲージを離脱。右に5mズレようか
白槻 椿:メジャーで必中の弓を使用し射撃攻撃。
白槻 椿:対象は脊髄。
白槻 椿:判定の直前に《援護の風》《ウインドブレス》を使用。ダイス+6、達成値+12
GM:妨害などありません。判定をどうぞ。
白槻 椿:13dx+10+3+1+12
DoubleCross : (13DX10+26) → 9[1,1,2,2,3,3,4,5,6,6,7,9,9]+26 → 35
脊髄:ガード
白槻 椿:4d10+10
DoubleCross : (4D10+10) → 20[7,3,7,3]+10 → 30
GM:じわじわヤバいぜ!演出をどうぞ。
白槻 椿:「李白でないのなら…討ち祓って構わないな…!」
白槻 椿:一陣の風が吹く。
白槻 椿:収まった時には手元に一本の弓が握られている。
白槻 椿:UGNの規定では遺産に分類され、代々白槻家に伝わる弓。”天之加久矢”
白槻 椿:静かに、緩やかに構える。
白槻 椿:番える矢は必要ない。この弓は持ち主の霊力を以て力と成す。
白槻 椿:「覚悟するといい、偽りの者よ」
白槻 椿:弦を引き―――放つ。
脊髄:蠢いていた肉がぴたりと止まった。
脊髄:跳ね上げて避けようとするも―――
白槻 椿:避けるに能わず。
白槻 椿:距離も時間も関係なく。放たれた時点で既に中心を打ち抜いている。
脊髄:「が、———!!?」ぼたぼたと液体が零れ落ちた。
GM:
GM:イニチアチブ7
GM:藍畑さんの手番です。
藍畑 相馬:うす
藍畑 相馬:マイナーでコンボ「くちなわ」 《完全獣化》《骨の剣》
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を9増加 (98 → 107)
藍畑 相馬:メジャーでコンボ「くろぐつな」 《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を3増加 (107 → 110)
藍畑 相馬:対象は脊髄
白槻 椿:《砂の加護》《砂塵霊》を使用。ダイス+5、ダメージ+12を与える。
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を10増加 (105 → 115)
藍畑 相馬:あざっす!
藍畑 相馬:18dx7+2
DoubleCross : (18DX7+2) → 10[2,3,3,3,3,5,5,6,6,6,7,7,7,8,9,10,10,10]+10[3,3,4,5,6,9,10,10]+10[2,10,10]+6[1,6]+2 → 38
脊髄:ガード。
藍畑 相馬:ダメージ
藍畑 相馬:4d10+13+12
DoubleCross : (4D10+13+12) → 29[8,6,10,5]+13+12 → 54
藍畑 相馬:そこそこ
GM:もうそろそろヤバそう 演出をどうぞ!
GM:
藍畑 相馬:……思い出せ、数時間前に身体が変わったあの感覚を
藍畑 相馬:藍畑相馬の姿が、滲む
藍畑 相馬:黒く、濃い影が広がり大きく長く広がって黒い蛇の形をとり
藍畑 相馬:ずるり、と尾が伸びて暴れる肉体を縛り上げる
脊髄:「———!!!」ぎちぎちと筋を切りつつのたうち回る。
脊髄:「その...姿...血...!まざりものか!」
藍畑 相馬:血肉の通わぬ黒い影の中に──強靭な骨がある
藍畑 相馬:ぎちり、とその肉体を圧殺するかのように縛るのは、骨だ
藍畑 相馬:「まざりもの……?知らねえよ!」
脊髄:「ぎ、あぁああ」
GM:
GM:イニシアチブ3
GM:青行灯さんの手番です。
”青行灯”:はーい
”青行灯”:マイナー:マルチアクション[Dロイス:財閥援助→スカルスローン取得]+自在刃(スカルスローン指定)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を12増加 (104 → 116)
”青行灯”:メジャーアクション:一閃+コンセントレイトハヌマーン
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を4増加 (116 → 120)
”青行灯”:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[2,2,3,3,4,6,8,10]+10[2,7]+10[10]+3[3]+4 → 37
脊髄:ガード。
”青行灯”:脊髄の所に全力移動しダメージ行くよー!
”青行灯”:4d10+41
DoubleCross : (4D10+41) → 32[10,3,9,10]+41 → 73
GM:アッヤバイ!
”青行灯”:どうだやったか!?
脊髄:《蘇生復活》
白槻 椿:持ってたかー!
GM:あと一撃で死んじゃう!演出をどうぞ!
GM:
”青行灯”:「やれやれ、宴席は始まったばかり、暴漢になれるほど酔ってもいないだろうに」
”青行灯”:「その正体、なんであれもう一度席に座らせたらふく酒を腹に注いでくれよう」
”青行灯”:上着をまくり上げるように身に纏う焔を刃へ変え低く構える。
”青行灯”:達人の剣士は刀を体の一部のように扱えるらしい。
”青行灯”:ならば刃の切っ先さえも体の一片である彼はその達人を超えるのだろうか。
”青行灯”:否、否、人ならざる者に達人の称号はない。ただ達人が上り詰める人体としての頂点が存在しないだけの事。
”青行灯”:加えて達人の称号に興味がないのだから世話がない。ただ彼が興味を持つのは一つの物語の終着点。青行灯に続く一項たりえる物語のみ。
”青行灯”:「さて物語はいい加減幕引きだ。その命の最後の炎、断ち切らせてもらおう」
”青行灯”:蒼い閃光が煌めき電飾を弾き飛ばす。
”青行灯”:暗がりを駆ける蒼は一歩一歩と眼前に近づき、不意に視界から消える。
”青行灯”:
脊髄:「........?」
”青行灯”:キン__
”青行灯”:背後から刃を収める音が鳴る。
脊髄:振り向いた。
”青行灯”:「その焔、断ち切らせてもらった」
脊髄:「は、」
脊髄:「 ばか な」
脊髄:ずるりと。真一文字の斬り口から、その半身”だけ”が落ちる。
脊髄:「....あ あが、が」
脊髄:周囲の洋灯が激しく点滅する。
脊髄:「あぁああああ!!」まるで逆再生でもするように、その身体が治されていく。
◆ROUND-02 (PLAYER TURN)
GM:ラウンド2。
GM:エンゲージは現時点で以下の通り。
▼エンゲージ
(脊髄[18]]、青行灯[3]
5m
(藍畑[7])5m(白槻[9]
3m
(青陽[19])
[]内は行動値
GM:
GM:セットアップ!
青陽:ブルーゲイルの継続使用を宣言、コスト5
青陽:イニシアチブは引き続き19
藍畑 相馬:もってない
青陽:青陽の侵蝕率を5増加 (112 → 117)
白槻 椿:使わなくていいか、なし!
”青行灯”:なーい
GM:エネミー側にはありません。
GM:イニチアチブ19、青陽さんの手番です。
青陽:マイナー無し、メジャー
青陽:「冥符:彼岸華胥」(砂の刃L2+光の手+コンセントレイト:HaL4+マスヴィジョンL6)ATK+34、感覚判定、C値-3、コスト10
青陽:対象脊髄
GM:妨害などありません。判定をどうぞ。
白槻 椿:判定直前に《砂の加護》《砂塵霊》を使用。ダイス+5、ダメージ+12を与える。
青陽:ありがとうございます……!!
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を6増加 (115 → 121)
青陽:17dx7+3
DoubleCross : (17DX7+3) → 10[1,1,1,1,1,3,4,4,5,6,6,7,8,8,8,9,9]+10[3,3,5,6,6,7]+10[10]+3[3]+3 → 36
脊髄:《竜鱗》を宣言。
GM:そのままダメージへどうぞ。
青陽:4d10+34+12
DoubleCross : (4D10+34+12) → 8[1,2,1,4]+34+12 → 54
青陽:装甲有効
GM:砂塵霊が痛い...!なんとか立っています。
GM:演出をどうぞ!
青陽:青陽の侵蝕率を10増加 (117 → 127)
青陽:「さて、俺一人で弾幕というのも芸がないな」
青陽:ぱん、と乾いた音が、船内に響き
青陽:1、2、3、4と射線が空く
青陽:「ここらでおひとつ、如何でしょう?」
白槻 椿:その言葉に応えるように―――何かが空を切る気配。
白槻 椿:一瞬の間に4射。その動きを制限するように、的確に撃ち込まれる。
青陽:「なんていう暇もありませんでしたか」
青陽:動きを制限された脊椎に、ふわり、と光が落ち
青陽:その身が、死に溶けていく
脊髄:飛び交う蝶を避けようと離脱を試みるも。その行き先全てが塞がれた。
脊髄:「....が、ぁああ....!」薬品で蒸発するでもなく。燃えるのでもなく。ただ、”亡くなっていく”。
GM:
GM:イニチアチブ18
脊髄:マイナーなし。
脊髄:メジャーで戦闘移動。5m後退します。
▼エンゲージ
(脊髄[18]])
5m
(青行灯[3])
5m
(藍畑[7])5m(白槻[9])
3m
(青陽[19])
[]内は行動値
GM:
脊髄:「...こ、んなところで...」焦燥が声に滲む。
脊髄:「朽ちる、訳には...!!」背を向け、その巨体をずるずると引き摺る。
脊髄:「な、んだ....なんだ、おまえたちは...」威勢は消え果て。口から漏れるのは驚愕と畏れ。
藍畑 相馬:「いや、まずあんたがなんなんだっての……」
白槻 椿:「いきなり襲ってきたのはキミだろうに」
”青行灯”:「酒の飲み比べするんじゃなかったのかよ!」
青陽:「……で、これは逃がすのか?」
藍畑 相馬:「逃がすとなんか面倒そうだけどな……どうするんすか?」
白槻 椿:「……いや」
白槻 椿:「なんの躊躇もなく我々を襲ったんだ、逃がせば他に向かうだろうさ」
脊髄:「ぐ、ぎ、ぁああ...」じゅうじゅうと音を立て、筋線維を繋ぎ修復する。
脊髄:「話がぁ....違うではない、か!あやつめ.....!!」その声は耳に届かない。真っ直ぐに退路を進んだ。
GM:
GM:イニチアチブ9、白概さんの手番です。
白槻 椿:はいよ
白槻 椿:マイナーはなし
白槻 椿:メジャーで必中の弓を使用し射撃攻撃。対象は脊髄。
白槻 椿:妨害なければ判定します
GM:ありません。判定をどうぞ。
白槻 椿:判定の直前に《援護の風》《ウインドブレス》を使用。ダイス+6、達成値+12
白槻 椿:白槻 椿の侵蝕率を4増加 (121 → 125)
白槻 椿:13dx+10+3+1+12
DoubleCross : (13DX10+26) → 10[1,2,2,3,4,7,7,7,8,8,8,9,10]+6[6]+26 → 42
白槻 椿:よし、回ったね
GM:ウワァッ!
脊髄:《竜燐》を宣言。
白槻 椿:では…ダメージ!
白槻 椿:5d10+10
DoubleCross : (5D10+10) → 36[9,10,10,2,5]+10 → 46
GM:ウワァ――ッ!!
GM:だ、駄目だ 切るしかない
脊髄:Eロイス あり得ざる存在:《アクアウィターエ》
GM:死んじゃう...もう復活手札はありません。
GM:演出をどうぞ!
白槻 椿:キミも頑張るね
白槻 椿:
白槻 椿:ジ…と何かが燃える音がする。
白槻 椿:「悪いが…キミを逃がす訳にはいかなくなった」
白槻 椿:その口には、火のついた煙草を咥えていて。
白槻 椿:―――ふーっと紫煙を吐く。
白槻 椿:それは意志を持つかのように流れ、脊髄の体に纏わりつき。
白槻 椿:吹けば消える煙であるはずなのに、その身体を縛るように阻害する。
白槻 椿:「私の手製だ。効くだろう」と、藍畑くんに目で合図する。
脊髄:「祓い屋....風情がぁ...!!」締め上げられ、息が掠れ。
GM:
GM:イニシアチブ7、藍畑産の手番です。
藍畑 相馬:はいよ
藍畑 相馬:マイナーで10m移動して脊髄にエンゲージします
藍畑 相馬:メジャーでコンボ「くろぐつな」 《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》
藍畑 相馬:藍畑 相馬の侵蝕率を3増加 (110 → 115)
藍畑 相馬:対象は脊髄
GM:妨害ありません、判定をどうぞ!
藍畑 相馬:判定前にこれも使うか コンボ「ようごう」 《原初の紫:紡ぎの魔眼》
藍畑 相馬:いきます
藍畑 相馬:17dx7+2
DoubleCross : (17DX7+2) → 10[1,1,2,2,4,4,4,5,6,6,7,7,8,9,9,9,10]+10[2,3,7,7,8,9,10]+10[2,2,2,6,7]+10[10]+3[3]+2 → 45
藍畑 相馬:おお、えらい
脊髄:《竜燐》を宣言。
藍畑 相馬:ダメージいきます
藍畑 相馬:5d10+13
DoubleCross : (5D10+13) → 36[9,7,6,9,5]+13 → 49
藍畑 相馬:びみょいな
GM:そのダメージは...軽減しても...
GM:無理!!落ちます!
藍畑 相馬:よかった
GM:戦闘終了。演出をどうぞ!
藍畑 相馬:ずるり、と黒い蛇が動き始める
藍畑 相馬:縛られている肉にその口が徐々に近付き
藍畑 相馬:がぱり、と大きく開かれる
藍畑 相馬:「逃がすな、っつー話だからな……わりーな」
藍畑 相馬:そう伝えて、白い牙以外は真っ黒に染まった口が、肉を丸ごと一飲みにする
脊髄:肉を食むような感触は無く。
脊髄:滾々と、酒を飲み干すような感覚があった。
藍畑 相馬:「……へえ、これつまり飲み比べは俺の勝ちか」
青陽:「……終わり、か」
青陽:「お疲れ様、だ、水は要るか?」
藍畑 相馬:「いや、ここまで抑えてたしな……大丈夫だよ」
藍畑 相馬:「気遣いサンキュな」
青陽:「そうか」
白槻 椿:「まさか飲み込んでしまうとはね、お味はどうだい?」
藍畑 相馬:「酒みたいっすね」
藍畑 相馬:「文字通り蟒蛇になってんすけどね」
白槻 椿:「ふふ、上手いね。悪酔いしないように気をつけて」煙草を携帯灰皿に仕舞う。
青陽:「………」ちらり、と青行灯を見る
”青行灯”:「……」即座に目を逸らす
青陽:「……青行灯」
藍畑 相馬:黒い影が霧散するように人の姿に戻り、青陽と青行灯の方を見る
青陽:じい、と東雲色の目が覗きこむ
”青行灯”:「い、言いたいことがあるのはわかってる青陽。だから落ち着いて聞いてくれ俺にも不測の事態が起こり過ぎていて何が何やら」
”青行灯”:冷や汗をだらだらと垂らしながら一歩一歩と引いて行く
青陽:「いや、責めてはいないが」
青陽:「どういうことなのか説明が欲しい」
白槻 椿:「……その反応で大体の察しはついたけどね」やれやれと。
青陽:「このまま報告するにも…その…困る」
樋口:青行灯の肩に手が置かれ。
樋口:「おっと。君も災難だったなぁ。察するに弁天の告げ口だろう」
”青行灯”:「……うぅ」見事にいい当てられ否定するでもなく項垂れる。
樋口:「致し方ない。彼女の行動は神々さえ自由に欺く」
白槻 椿:「驚きはしたが、気にするほどでもないさ」
白槻 椿:「藍畑くんのよい経験になっただろうしね」ちらりと見やる。
藍畑 相馬:「最終的には飲み比べになったしな」
藍畑 相馬:「…………いい経験になってりゃいいすけど」
”青行灯”:「……隠していたつもりは無いんだ傷つけるつもりも、あんな物理的な勝負に発展するなんて予想だにしてなかったんだよ」
藍畑 相馬:死んだ、という感覚を覚えることがいい経験なのかは知らないが
藍畑 相馬:「聞いただけでどういうもんかは知らなかったんだろ?そこ責めたりしねえよ」
青陽:「右に同じくだ」
白槻 椿:「そうだとも」
藍畑 相馬:「責めるとしたら俺の飲み比べで飲むはずだった酒がダメになったことくらいだな」
樋口:「ふむ、それは安心して欲しい」
藍畑 相馬:「安心?」
李白:「自由にしてくれたようだな、この至高天とやらは」部屋の奥。隠し扉から、福福とした老齢の男が。
青陽:「おや」
李白:「改めて。こんばんは、きみが...本来飲み比べをしようとしていた青年だな」
青陽:「旦那様、そちらでしたか」
”青行灯”:「お、おぉ!?生きてたのか」
李白:「青陽もご苦労。なに、僅かにずるをしたまで。」
藍畑 相馬:「…ども、はじめまして」頭を下げる
白槻 椿:「ご無事で何より」
李白:「はじめまして。黒蛇の子。さて....通り名はなんとしたことか」
李白:「まだきめかねているのだろう」
樋口:「うむ。通例ではこちらが用意するのだが...」
藍畑 相馬:「………青行灯にどんだけ言っても黒蛇って言われるんで」
藍畑 相馬:「文字通りそれでいいかなとは思うんすけど」
樋口:「ではそれで記しておこう。猥雑な事務処理はまぁ...なんとかしておくから。」
藍畑 相馬:「黒蛇だと味気ない感じもするんで……くろぐつな、で」
藍畑 相馬:「お願いします」
李白:「ここに来たにも拘わらず、振舞っていなかったな....」壁際。金糸の吊り手を引けば。
李白:カラカラ、と音を立て。二つ三つ、酒瓶がからくり仕掛けで運ばれてきた。
”青行灯”:「くろぐつな……むぅ、黒蛇の名を蹴るとはいい度胸だと思ったがなかなかいい名を付けやがって」ぶつぶつと文句を垂れながら酒に視線が泳ぐ
藍畑 相馬:「……ご相伴に預かってもいいんすか?」
李白:「勿論。列車の守護をしてくれた。礼には及ばんが、皆で飲むといい。」
青陽:「…皆は出払ってますが、酌とつまみの用意もいたしましょう」
藍畑 相馬:「あの……電気ブランって持ってたりします?俺はなんか偽物飲んじまったみたいなんすけど」
李白:「あぁ、あの酒か。確か...」寄木細工が嵌め込まれたガラス戸を開き。
李白:「あったあった。こちらかな?」切子の瓶。中には僅かに琥珀色の透き通った液体。
藍畑 相馬:「それっす……いただいてもよろしいでしょうか?」
李白:「旨い酒だ。丁寧に味わうといい」
藍畑 相馬:「ありがとうございます」しっかりと受け取って頭を下げる
白槻 椿:「ご相伴ついでに、もうひとつよろしいかな?」
李白:「なにかな。白槻のお嬢さん」
白槻 椿:「貴方の大切なこの電車だが、切符が盗まれたことは聞いていてね」
白槻 椿:「更には偽物まで出回ってるとの噂もあるんだが…」と李白を見る。
李白:「ほう。では改めるとしよう。最近では切符に代わって機械で執り行うと聞いた。」
李白:「電子切符、とやら。こちらで使うのも悪くない」
白槻 椿:「流石、噂に聞く李白殿だ。柔軟な対応恐れ入る」
李白:「では。また相まみえる事を願い。」
白槻 椿:「それまでは無関係の者が誤って紛れないよう、注意してもらえると助かる」
李白:「心得た。そのように取り図ろう」
李白:「そうさな、”青行灯”。弁天に宜しく伝えておくれ」
藍畑 相馬:「今度は、…普通に飲み比べしたいもんすね」そう言ってにかりと李白にむかって笑う
”青行灯”:「はいはい、今だ李白殿はご壮健だと伝えておきますとも。他の金曜倶楽部の者たちも喜びましょう」
李白:莞爾と笑い。小さく一言囁く。
李白:「夜は短し、歩けよ若人」
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスはこちら。
GM:《妄念の姿》《あり得ざる存在》
青陽:はあい
青陽:BT前に
青陽:藍畑君にS指定しておきます
”青行灯”:私は弁天様に……たくさん振り回されたから色々と思うところはあるぞ
白槻 椿:私も藍畑くんにSロイスかな、よく頑張った
藍畑 相馬:どうしよう…S……小津許さねえの気持ちであいつSに指定します
小津:わあい流石すごいうれしいなぁ~~
藍畑 相馬:後でもっかい殴るわ
小津:逃げてやろ...
青陽:殺意の固定化
青陽:ではBT
青陽:とりあえずE振ります
青陽:2d10
DoubleCross : (2D10) → 17[9,8] → 17
藍畑 相馬:Eは振らずに
藍畑 相馬:等倍で
白槻 椿:こちらも振ろう
藍畑 相馬:115-5d10
DoubleCross : (115-5D10) → 115-37[4,7,9,7,10] → 78
白槻 椿:125-2d10
DoubleCross : (125-2D10) → 125-8[6,2] → 117
青陽:青陽の侵蝕率を17減少 (127 → 110)
藍畑 相馬:5点帰還
”青行灯”:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[3,5] → 8
青陽:このまま等倍
青陽:5d10
DoubleCross : (5D10) → 21[5,3,2,5,6] → 21
青陽:青陽の侵蝕率を21減少 (110 → 89)
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を8減少 (120 → 112)
青陽:5点範囲で帰還
”青行灯”:112-4d10 等倍で行ってみよう
DoubleCross : (112-4D10) → 112-14[6,4,2,2] → 98
”青行灯”:ひ………
藍畑 相馬:あぶな
GM:オアア!!
白槻 椿:117…怪しいな
”青行灯”:”青行灯”の侵蝕率を14減少 (112 → 98)
白槻 椿:倍振り
白槻 椿:117-8d10
DoubleCross : (117-8D10) → 117-54[1,4,6,10,10,7,7,9] → 63
白槻 椿:超減った
”青行灯”:おかえり!
GM:なんとか4点範囲だぜ
藍畑 相馬:おかえり~
藍畑 相馬:倍だから椿さんは3点だ
白槻 椿:ただいまー
GM:おかえり!
GM:ほんとだ(倍)
GM:経験点はこんな感じ。
GM:
Sロイス 5点
FS判定 3点
いつもの 15点
GM:これに自分の帰還分を加えてね!
青陽:28点もらいます…!
藍畑 相馬:同じく28点いただきます
白槻 椿:26点!
”青行灯”:おなじく28点いただきます
GM:どこかにメモったりして...次回までに成長してくれよな!
GM:
GM:
ED1『春は霞立ち』
GM:気付けば日が昇り、朝靄が立ち込めていた。
GM:涼やかな音を立て、路地脇の小川が流れていく。
GM:出町商店街を東へ抜け、物静かな住宅街の中。朝日を受け、ほんの僅かに新しく見え。
GM:整えられた庭木が、鮮やかな花を咲かせていた。
青陽:専門の飴屋で買ってきた春色の飴の詰め合わせを持って上がる
青陽:ついでにお茶も買ってきてある
藍畑 相馬:李白翁から受け取った電気ブランを持って青陽に続く
赤玉先生:煤けたガスコンロに、しゅうしゅうとやかんが音を立て。
赤玉先生:「...さっさと入らんか。連れもいるのだろう」
赤玉先生:引き戸の奥から声が投げかけられる。
青陽:「はい」
青陽:丁寧にドアを開け、靴を揃えて中に入っている
藍畑 相馬:「…ども、失礼します」頭を下げて中に
赤玉先生:「青陽。して手土産はそれだけではなかろう?」
青陽:「どうも、彼が話をしたいそうなので、彼に持たせておきました」
藍畑 相馬:「……すみません、電気ブランはここにあるんすけど」
藍畑 相馬:「お尋ねしたいことがあって」
赤玉先生:「何だね」
藍畑 相馬:「ええと……俺、いろいろあってこの偽物を飲んで異化したんすけど…」
藍畑 相馬:「まざりもの、って言われたんすよ」
藍畑 相馬:「なんか……ご存知じゃないかと思って」
青陽:失礼します、と声だけかけて、その間にお茶の準備をしている
赤玉先生:「あぁ。それか...そうさな」
赤玉先生:「異化した者には、”起源”と呼ばれる物が一つ存在する」
藍畑 相馬:「……それは、青陽やあなたも…っすか?」
赤玉先生:「うむ。青陽は春、といえよう」
藍畑 相馬:「春……っすか」随分概念的なんだな……と思いつつ
赤玉先生:「おぬしはそれが一つではない。....主だっているのは黒蛇だが....」
赤玉先生:「他にも何か詰まっている。故にまざりもの、だろうよ」
藍畑 相馬:「……なるほど、珍しいんすかね?全然知らないんすよまだ」
赤玉先生:「珍しい。洛中を歩き回っても指折りしかおらん...青陽、茶は出来たか」
青陽:「ええ」
青陽:小さな木の皿に入った桃、緑、白の飴と茶を出す
青陽:…それなりに高め、しかしほうじ茶ほどではない温度
青陽:まだ季節が来る前の茶に配慮された温度
赤玉先生:ずず、と啜り表情を僅かに緩ませる。
藍畑 相馬:「…うん、美味い」
藍畑 相馬:聞きたかったことも聞けてリラックスして出された茶を飲んでいる
赤玉先生:「藍畑とやら。この地は阿呆共が集っている」
赤玉先生:「...退屈する暇が無い。遊び尽すと良い」
藍畑 相馬:「……うす、ありがとうございます」
藍畑 相馬:「あ、電気ブランです…どうぞ」手渡す
赤玉先生:「確かに。」大切そうに風呂敷で包み、引き戸へ仕舞う。
青陽:「彼の協力あっての成果です」それだけ添えておく、元より報酬はもらってない
青陽:「顛末としては、偽の李白は捕らえられ、電気ブランはこの通り」
青陽:「電気ブランの納品という依頼は、以上でよろしいでしょうか?」
赤玉先生:「...うむ。良い仕事をしたな。青陽」
赤玉先生:「ついでだ。持って行け」顎で指したのは文机の片隅。牛乳瓶に添えられた桜の梢。
青陽:「……では、これはありがたく」
赤玉先生:―――ちいさな、春の欠片。
青陽:軽く抓むと、枝は桃色の光になって溶けた
藍畑 相馬:「うお……、え、今のなに?」
青陽:…いつになったら、夏は来るのだろう
青陽:そんなことを思いながら、光が消えるのを待ち
青陽:「…では、俺はこれで、後はごゆっくり」
藍畑 相馬:「いやいやちょい待て」
青陽:「おや、まだ何か?」
藍畑 相馬:「一緒にお茶飲もうぜ、庭も綺麗だし」
藍畑 相馬:「青陽が嫌じゃないなら、だけどな」
青陽:「……では」
青陽:働く時間は好きだが、何も急かされているわけではない
青陽:定命などとうにない、つまり暇なのだから
青陽:二人の間を取るように正座し直す、姿勢はいい
藍畑 相馬:「そういやさ、好きに呼んでいいって言ったけど」
青陽:「はい」
藍畑 相馬:「いつかでいいから…様とかつけずに呼んでくれよな」
青陽:「…努力はします」
藍畑 相馬:「別に急がねえからいいよ」
藍畑 相馬:「のんびりいこうぜ?」庭を見てそう笑って
青陽:「…そうですね」
青陽:「そういえば」
藍畑 相馬:「ん?」
青陽:「飲み比べの時、ちょっと切った張ったになりましたが」
青陽:「…平気でした?」
藍畑 相馬:「……あー、それな」
藍畑 相馬:「…………正直言うとまあショックはあったよ」
藍畑 相馬:「死んでも死なねえとかさ」
青陽:「…でしょうね」
藍畑 相馬:「なっちまったもんはしょうがないってのも本心だけどな」
青陽:「それもまあ、そうです」
藍畑 相馬:「それでも……まあなんでだよって気持ちもそりゃある」
青陽:「……止められていればよかったのですけどね」
藍畑 相馬:「ま……一人きりじゃなかったのはマジで有難いと思ってんだ」
藍畑 相馬:「青陽も青行灯も椿さんもいたからな、なんとかなったわ」
藍畑 相馬:「サンキュな」
青陽:「…人間一人だけでは?」
青陽:「まああなたがいいのならいいのですが」
藍畑 相馬:「俺もそれ言ったら蛇だろもう」
藍畑 相馬:「いいんだよ、それで」
青陽:「左様ですか」
藍畑 相馬:「左様です」
赤玉先生:ゆったりと立ちあがり、曇りガラスの窓を開け。
赤玉先生:目を細めつつ、水煙草の煙を吐き出した。
GM:柔らかい春の日差しとと共に、桜の花びらが一枚。
GM:穏やかな空気に誘われるように吹き込んできた。
藍畑 相馬:人ではなくなった、という煮凝りのような気持ちを上手く吞み込めていなかったことをようやっと受け止めて
藍畑 相馬:柔らかい日差しと美味しいお茶で、のんびりとその気持ちを咀嚼した
GM:
GM:
ED2『朝霧烟る』
GM:アーケードを伝ってゆき。ビルの屋上に誂えらえた小さな公園。
GM:朝日が柔らかく新緑の木々を照らしていた。
GM:木組みのベンチに腰掛け、ぼんやりとした顔で何処かを見つめ。
弁天:こちらに気付く。
弁天:「...あら。お帰り、青行灯」
”青行灯”:静かに会釈。
”青行灯”:「こんばんは、と言いたいところですがもう朝ですか。大変お待たせしてしまいました弁天様」
白槻 椿:その後ろから何食わぬ顔で付いてきている。
弁天:「いいのよ。私も昨晩は愉しかったわ」
弁天:「貴方達の大立回り。見ていて面白かったもの」
”青行灯”:「どこで見ていたのやら……」苦笑
弁天:「ふふ。そちらの方は?」
”青行灯”:「それら昨晩の出来事の報告を兼ねて参上いたしました。こちら協力者の白槻さん……とご存じかと思われましたが」
弁天:「....あぁ、そうだったわね....そう」
白槻 椿:「改めてご挨拶を。白槻家長女、白槻椿です」
弁天:「...こんにちは。御免なさいね」
弁天:「白槻の二女の方と逢っていたものだから。...本当によく似ている」
白槻 椿:「いえいえ、お気になさらず。……ああ、なるほど」
白槻 椿:「性格は全く似ていませんがね」と、空気を和ますように。
弁天:「...はてさて、青行灯。あるんでしょう。頼んだモノ」
”青行灯”:……はて頼んだモノ?なんだったろうかと思考を巡らし一つ思い至る。
”好々爺の持ち物の一つ。見ればすぐわかるわ”
あぁそうだ弁天様は電気ブランを欲しがっていたのだ様々な出来事で完全に失念していた。
うむ、これはどうにかこうにか誤魔化すしかあるまい。
”青行灯”:「そうですねぇ”好々爺の持ち物の一つ。見ればすぐわかるわ”……でしたっけ。えぇえぇちゃんと貰ってきましたとも」
弁天:「きれいなお酒だこと。頂くわ」
”青行灯”:と、手提げかばんを置き弁天様に近寄る。その手には安っぽい水筒
”青行灯”:「弁天様、迎え酒は体に毒ですよ」その手には湯気の立った温かい味噌汁が握られている。
弁天:「....あら。気が利くのね...」端正な口元へ器を伸ばし、こくこくと飲んでいく。
弁天:「それで。あの子は二人から見てどう?黒蛇の子」
”青行灯”:「李白電車特製、朝の絶品シジミの味噌汁です。二日酔いによく聞くとか」自分で飲もうと思い貰ったものだ
弁天:「...悪くない味ね」ほう、と息を吐いて。
”青行灯”:「そして李白老からよろしく伝えるよう申し付かっております。その様子では飲み歩いて家に帰ることも無く飛び回っていたのでしょう」
弁天:「いい夜だったから。理由はそれで充分でしょう」
”青行灯”:「飛び回るのは構いません。それを止める術も理由も下々の妖にはありませんから」
”青行灯”:「しかし、李白殿からよろしくとも伝えられておりますゆえ。なのでしばらく李白殿のお酒はお預けでございます」
弁天:「...惜しいことを。悪事と共に来る酒は、良くないことを呼び込むでしょうから...」
弁天:「白槻の...椿さんとお呼びすればいいかしら」す、と真っ直ぐ目線を合わせ。
白槻 椿:「ええ、構いませんよ」目線は逸らさずに。
弁天:「貴方のその弓。私のこれと..一緒でしょう」扇を取り出し。
白槻 椿:「流石は弁天殿。よくお気付きになりますね」
弁天:「...代償。私から見たところ....”違う”わよ」
白槻 椿:「違う…とは?」
弁天:「外れる事を忌避するのではない....云うならば。払魔が為し得なかった時にこそ、それが顕れる」
白槻 椿:「為しえなかった時…?」
白槻 椿:現当主である祖父からはそんな話は聞いていない。いや、意図的に隠されていた?
弁天:「気を付けなさい。それは此れのように修復出来るものではない」
弁天:自在に雷雲と旋風を起こす、風神雷神の扇を見て。
白槻 椿:「ご忠告…痛み入ります」
白槻 椿:ギシと弓を握る手に力が入る。暗い想像が頭をよぎる。
弁天:「暗い話はこれで御仕舞い。青行灯、まだお代わりはあるんでしょう」
”青行灯”:「味噌汁のですか?ありますとも」自分で飲むように貰って来たものだが命をつなぐためだどんどん捧げよう。
弁天:「貴女もこちらへ来て飲むといいわ。...美味しいのよ。これ」
”青行灯”:ズキリと心が痛む感覚を覚えながらもう一杯カップに注ぐ
白槻 椿:「……ええ。では遠慮なく」軽く頭を振って思考を振り切る。
”青行灯”:「白槻、どぞ」湯気の上がるカップを渡す。 コソコソ「絶対に余計な事は言わないでよね」
白槻 椿:「いただくよ」両手で受け取り、その温かさを感じる。
白槻 椿:なるほど、本命は忘れていたのか。と青行灯の言葉に心の中で少し笑って。
弁天:「この町、これから面白くなりそうね」
弁天:湯気で顔は朧に溶けて、良く伺えず。
”青行灯”:「……えぇ、闇を蠢く者も地を這い空を駆ける者も皆この街の渦の中にある。弁天様もそんな渦にいつか絡み取られるかもしれませんよ」
”青行灯”:”傍観者にはさせねえからな”という言葉を思い出しながら。
白槻 椿:「…今回の騒ぎは予兆のような予感がするね」
”青行灯”:「あぁ、脊髄の言葉が引っかかる」
白槻 椿:「”至高天”へ至る…あれはそう言っていた」
”青行灯”:「言葉の意味は分からないが何か壮大な計画を立てていたのやもしれんな」
弁天:「...FHセル、神曲」
弁天:「蘇ったんですって。あの”至高天”を集め、収束させた彼女達」
”青行灯”:何か知っているかと白槻にアイコンタクトを取る。
白槻 椿:「名前だけは聞いたことがある…が、詳しくは知らないな」それに答えるように。
弁天:「《暴夜書房》の主人にでも聞いてみたら?彼なら知っている筈よ」
弁天:「ご馳走様。青行灯、次はちゃんとすませるのよ」ふわり、と地を蹴って。
弁天:そのまま天空を駆けて行った。赤玉先生が伝授した天狗の飛行術。
白槻 椿:「どうやらバレていたようだね」くつくつと笑う。
”青行灯”:「~~ッ!うまくやったと思ったのに!」頭をガリガリとかく
白槻 椿:「機嫌を崩さなかったんだ、上出来じゃないか?」
”青行灯”:「だといいが……白槻がいたから多少化粧厚めに外面を繕っていたとかだったら目も当てられんぞ」
白槻 椿:「ははは、では次は食べられないようにしないとね」食べられる先約とは彼女のことだろう。
白槻 椿:「それに。これからキミとは長い付き合いになりそうだ」
”青行灯”:「う゛~他人事だと思いやがって」
”青行灯”:「まぁ確かに今回の件以外でもアンタとは組んでみたいね。その腕も立ち回りも俺にはないものだ」
白槻 椿:「そう言ってもらえると嬉しいね、キミの自由さは…」少し羨ましい、と言いかけて。
白槻 椿:「…今後ともよろしく頼むよ。藍畑くんもキミがいると心強いだろう」
”青行灯”:「……」
”青行灯”:「あぁ、藍畑 相馬の事は任せろだから……」
”青行灯”:頭をポンポンと軽く撫で「お前もそんなに無理すんなよ白槻」
白槻 椿:「………」少し驚いたように目を開いて。
白槻 椿:「…くく…はっはっは!」と、声を出して笑う。
白槻 椿:「まさか私が言われるとはね。ありがとう、青行灯」
”青行灯”:「な、なんでい!そんなに愉快だったかよ」想定外の反応に頬を膨らませつつ憤る。
白槻 椿:「いやいや、なんでもないんだ」
白槻 椿:そんなこと、誰からも言われたことがなかっただけだ。
白槻 椿:「そうだ、まだ時間はあるかい?いい酒があるんだが」キミとなら旨いだろうと、そう思いついて。
”青行灯”:「朝っぱらからまた酒かい?好きだねえ」
”青行灯”:「弁天様の為の酒も確保しなきゃだが……まぁ酒は逃げねえだろう。いいよ付き合おう」
白槻 椿:「よし、決まりだ」と嬉しそうに、ゆっくり歩き出す。
”青行灯”:その後を小走りで追いかけながら隣に立つ。
”青行灯”:「こりゃこれからも楽しくなりそうだ」朝日を背に軽く微笑んだ。
GM:朝日はまだ柔らかく、二人を包むように照らしていた。
GM:湯気が、空に溶けゆく。
マスターシーン『次の御用日』
GM:朝霧に混じり、自在に天空を飛行する人間の姿あり。
GM:弁天である。
弁天:「...あの娘。何だったのかしら」
弁天:「まるで底知れない海の様。白槻の当主は一体何を考えているの....」
弁天:「癪だけれど。一度樋口の元へ行かなくてはならな」
GM:その口元が塞がれた。
GM:ここは人の飛び交わない空の筈であるのに。
GM:突然、にんげんの手が弁天の言葉を奪った。
弁天:足首を掴まれ、引き摺られる様にし地上へ墜とされる。
弁天:鯨ですら動きを止められる筈の力だ。
弁天:それが―――全く。動かない。動けない。
????:「やっと捕まえました」
????:「あなたのこと、一度会って、それをみて」
????:「ずぅっと憶えていたんです」
弁天:「な、に...あなた、は...」
弁天:だれ、と言おうとして。その声の主に気が付いた。
????:「天空を自在に飛行する天狗の”起源”」
????:「わたし、それ、欲しいから」
白槻 椿:「貰います」
GM:朝霧が晴れ。そののち―――
GM:弁天が二度目の誘拐に遭った、という噂が駆け巡る。
GM:
GM:次回 再演・百事録 弐話 『二ツ目』
GM:
GM:百事録は続き行く。